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No.1488 『エイリアン』
No1488 『エイリアン』

1979年制作 米
監督:リドリー・スコット

≪キャッチコピー≫
『宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない』

≪ストーリー≫
 地球への帰途についていた宇宙貨物船ノストロモ号は、謎の救難信号を受けて未知の惑星に降り立つ。そこには異星人の船があり、船内には無数の奇怪な卵が存在していた。卵から飛び出した奇妙な生物が顔に貼り付いた航宙士ケインを回収し、ノストロモ号は再び航海につくが、彼の体内にはすでに異星生物の幼体が産みつけられていたのだ。ケインの腹を突き破り姿を現したエイリアンは脱皮を繰り返し巨大に成長、一人また一人と乗組員を血祭りにあげていく……。

≪感想≫
誰もが知るSFホラー映画の金字塔「エイリアン」シリーズ。
1作目が上映されたのが1979年。
そして、現在、1作目の監督であるリドリー・スコットがこの続編を製作中。

実は私、このシリーズをきっちりと観たことがなくって・・・。
土曜ロードショーでよくやっていたんですが、怖い作品は苦手でいつも
チャンネルをかえていたんですよね(苦笑)
ただ、やっぱり映画鑑賞を趣味と謳っているからにはいつかは観なきゃなぁと思いつつ。
最新作が公開されている今日、
「観るなら今でしょう!!」
なんて意気込みつつ1作目から鑑賞することに相成りました。

さてさて。

なるほど、思った通りの緊張感溢れる良作でしたよ!!
本作って1979年製作なんですよね。
僕が生まれる前にもうこんな作品が撮られていたんですね。
調べてみると、本作を撮ったリドリー・スコット監督は「ブレード・ランナー」も
撮った監督さん。
本当にSF作品を撮らせたら右に出るものはいないと言っても過言ではないかも。
世界観がとにかく凄いんです。
本作も宇宙船空間の描き方は、今では当たり前の映像も、
1970年代に描かれたと思うと、とてもフレッシュ。

何より、本作の肝であるエイリアン描写。
まずこのルックがめちゃくちゃ怖くって気味悪くって。
あのトンガリ後頭部とか、口の中から口が出てくるところとかすっごい怖かったっす。

あと、本作ってこのエイリアンがあまり出てこなくって、かつ、映らないのも良かったな。
暗闇を上手く使ったり、フラッシュを上手く使ったり。
ここら辺は演出の妙ですね。
「ブレード・ランナー」もそうでしたが、全体的に淡いというか沈んだというか。
とにかくこのエイリアン描写や扱い方が素晴らしかったです。

グロ描写も怖かった。
あの、お腹からエイリアンが出てくるシーンも衝撃的だったなぁ・・・。
ミニエイリアンは見た目はちょっと可愛らしかったりもするんだけど、
あの登場の仕方はエグかったですね。

バトルシーン。
本作は緊張感を煽る演出が多く、暗闇やフラッシュを多様。
直接的なバトルシーンはそこまでありませんでした。

予算や技術の問題もあるのでしょうか。
確かにクライマックスのエイリアンを宇宙の彼方へ葬るシーンは
少し安っぽく感じちゃいましたもん。

それを考えると、演出力で怖さや緊張感を補い保たせたのは
やっぱり監督の手腕なんでしょう。

すごいなぁ・・・。

とにもかくにも。

1970年代に撮られた事を考えると、やっぱり素晴らしいSFホラー作品。
今更ながら鑑賞して良かったなぁと少し反省・・・。

さぁ、次、次!!

≪点数≫
  8点
                                           (18.06.17鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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