2018-08-15 Wed

2009年制作 米
監督:ローランド・エメリッヒ
≪キャッチコピー≫
『2012年12月21日
マヤの予言通り、世界は終わる──。』
≪ストーリー≫
2009年、リムジン運転手のジャクソン・カーティス(ジョン・キューザック)は、子どもたちとの旅行を楽しんでいた。ところが、偶然湖底に沈む巨大な研究施設を発見し、地球が滅亡に向かっていることを知る。この危機から逃れる手はないものかと模索するジャクソンだったが、すでに天災は地球上の至るところで起こり始め……。
≪感想≫
2012年マヤ文明の終わりの予言通り地球上では
あらゆる天災が起こり始める・・・。
とにかくいろんなことが起こって火山爆発、地震による津波発生。
これ以上ない、それこそ何でもありの天災が人々を襲う。
その中で、人類はどう生き延びていくのか的な・・・。
良かったところ。
やっぱり映像がとんでもなくド派手。
あらゆる天災を描いているので迫力満点。
ただ、これは映画館で観たら本当にすごかったんだろうなぁって。
もっと言うと3Dとかで観たらすごかったんだろうなぁって。
そこはもったいないない。
あと、次から次へとパニックが巻き起こるとことかは緊張感が
持続できていて良かったかな。
う〜〜〜ん、良かったところはこのくらい。
あとはむむむな感じ。
まず、ストーリーとか、その展開があまりにも酷すぎて。
まず、人がどんどん死にすぎ・・・。
何でしょう、軽く主要な人物が死んでいくんですよね。
まぁ、こういうディザスタームービーにはつきものなんですが、あまりにも
あっけなく無機質に死んでいくからちょっとなぁって。
なんか、それならそれで描き方もあったんじゃないかって。
何だか、とりあえずもう用無しだから殺しちゃえ的な感じを受けて
すっごい不快でね。
映画を盛り上げるための無意味な死に感じてちょっと萎えちゃいました。
あとね・・・。
これはネタバレになるんですが、最終的に一部の人間は生き残るんです。
それはいいとして、こいつらって結局、お偉いさんプラス大金持ちの人たちだけなんだよなぁ・・・。
とんでもない額のチケットを購入して箱舟に乗ることのできた奴らだけかと考えると、
今後の世界は再生の道を辿っていけるのかなぁ・・・。
なんか殺し方が本当に悪い意味であっけなくってね。
何の効果も生み出していないというか・・・。
ちょっとここら辺は観ていて不快でしたよ。
クライマックスの展開もあまり好きじゃないかな。
いつのまにかジョン・キューザック演じるジャクソンがみんなのヒーロー的存在に
なっているのも何だかなぁって。
いろんな登場人物がいて、結構、いろんな人たちの背景を描いているのに、
結局、なんか収まるところに収まった感じが本当に都合良く描いているような気がして。
先に書いたことにまた通じるんですが他の登場人物に愛情がない!!
とにかくストーリーや登場人物の描き方は不快でしたよ・・・。
ド派手な演出メガ盛りな作品でしたが、ストーリーがむむむな本作。
ちょっと嫌いよりな作品でしたとさ。
≪点数≫
3点
(18.06.09鑑賞)

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