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No.1480 『ノー・エスケープ 自由への国境』
No1480 『ノー・エスケープ 自由への国境』

2015年制作 メキシコ/仏
監督:ホナス・キュアロン

≪キャッチコピー≫
『正体不明の襲撃者。
       水なし、武器なし、逃げ場なし。
                希望はあるか――。』

≪ストーリー≫
メキシコとアメリカの国境地帯で、モイセス(ガエル・ガルシア・ベルナル)と仲間がアメリカに密入国しようと灼熱(しゃくねつ)の砂漠を歩き続けていた。突如何者かに次々と狙撃され、訳もわからぬまま逃げ惑う一行は銃撃だけでなく、摂氏50度の過酷な環境にも苦しめられる。水も武器も逃げ場もない絶望的な状況で、アメリカを目指す彼らの運命は……。

≪感想≫
メキシコからアメリカへ不法移民を目指す男女15人。
砂漠を越えるために歩く彼らだったが突如何者かに襲われてしまう。

不法移民の国外脱出で思い出したのが以前観た「闇の列車、光の旅」という作品。
あれもホンジュラスからメキシコを辿ってアメリカへ渡るというお話でした。

内容的には例えば国境警備隊みたいなやつらとのせめぎあいや、
そこに出てくる人間たちの悲喜交々のドラマが描かれているのか
と思いきや・・・。

まさかの、人間狩り的作品に仕上がっておりましたよ!!

先にあらましで何者かに襲われてしまうと書きましたが、その何者というのが
不法移民者を忌み嫌う老人Xで・・・。
凶暴な犬を引き連れライフルを武器に遠くからバンバン彼らを
撃ち殺していくんです。

こぇ~~~!!!!

「凶暴な犬」「殺人マシーンの老人」
この二つのキーワードで思い浮かぶのは昨年ベスト級の作品に
挙げた「ドント・ブリーズ」。

あれも、退役軍人じじいが自分の家に泥棒に入った犯人たちを
追いつめるという作品でした。

こちらは、自分の愛国に不法に入ってくる移民を追いつめるというお話。

・・・・うん、似ている!!!!

「ドント・ブリーズ」も緊張感あふれる良作でしたが、
こちらもまた緊張感あふれる作品に仕上がっておりました。

まず、舞台設定が素晴らしかった。
砂漠地帯でむき出しの岩山や渓谷等々、自然、地形を上手く活かした
追いかけっこがとっても素晴らしくって。

サボテンが生い茂っている地形を活用してのバトル。
岩山の凹凸を利用しての追いかけっこ。
何も無い平野でライフルの的になるあの絶望感・・・。
追いかけてくるじじいとの戦いだけでなく過酷な地形との戦い。

どの場面をとっても緊張感が溢れていて、思わずグッと握りこぶしを
作りながら鑑賞してましたよ。

バイオレンス描写も良かったな。
バッタバタと容赦なく惨殺されていく不法移民者たち。
すっごい痛々しくって、あっけなく殺されていく人間達を観ていると、
逆に突然訪れる恐怖感と絶望感が半端無く伝わってきて、
これまたグッと握り拳が・・・。

じじいと犬の名コンビっぷりが恐ろしかった。
阿吽の呼吸で不法移民者を追いつめていく。
犬笛を使って指示を出したり、会話でも成り立つ主従関係。
へたすりゃ会話なんか必要ないぜ的なコンビワーク。
あの凶暴犬の犬種はなんだろう・・・。
めちゃくちゃ凶暴で、人間の首根っこに噛みついては
これまた惨殺していく殺人マシーン犬。
最後のやられっぷりはちょっとかわいそうでしたが、
とっても良い存在感で、こ・こ・こ・こぇ~~~よぅ・・・。

総括。
自然を武器にした巧みな演出。
サイコジジィと愛犬の名コンビっぷり。
持続する緊張感。
十二分に堪能させていただきました!!

≪点数≫
  7点
                                           (18.05.31鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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