2012-06-30 Sat

2000年制作 英/独
監督:ポール・マクギガン
≪キャッチコピー≫
『超えなければならない男がいる。』
≪ストーリー≫
ロンドンのギャング界を支配する一人の男がいた。
名前はギャングスター。
若き日のギャングスターは街のボス(フレディ)の部下となり彼の為に手足となって働く。
それは彼に対する憧れからくるものだった。
憧れは嫉妬へ変わり憎悪へと変わっていく。ある日ギャングスターはフレディを裏切り監獄送りにしてしまう。
フレディ無きロンドンはギャングスターの思い通りに動いていく。しかし残ったのは一人であるという虚無感だった・・・。
そして30年後、フレディが出所してくる・・・。
≪感想≫
ギャングスターの過去から現在に至るまでをテンポよくスタイリッシュに描いていく。
一人の男が嫉妬に狂い、自我を崩壊させていく。
誰の心にもこういう気持ちってあるような気がする。
劣等感、羨望、嫉妬、負の方向へ向う心、失われていくバランス感覚。目に見える物に
食いついてしまう浅はかさ・・・。
多少いききっていますが、人間の心理をついているのでは・・・。
ちょっとエグイシーンがあるけど男ならそれも許容範囲!!
見応えのある作品かと。
≪点数≫
8点
(08.08.19鑑賞)

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