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No.1431 『哭声/コクソン』
No1431 『哭声/コクソン』
2016年制作 韓
監督:ナ・ホンジン

≪キャッチコピー≫
『疑え。惑わされるな。』

≪ストーリー≫
警察官ジョング(クァク・ドウォン)が妻と娘と暮らす平和な村に正体不明のよそ者(國村隼)が住み着いて以来、住人たちは彼のうわさをささやいていた。やがて、村で突然村人が自分の家族を手にかける事件が発生する。犯人には、濁った目と湿疹でただれた肌という共通点があり……。

≪感想≫
先日の「アシュラ」に引き続き韓国映画の連投。

本作が上映されていた頃。
本作と「アシュラ」、そして「お嬢さん」という作品が巷で話題になっていて。
観たいなぁなんて思いつつ時が過ぎていって。

年末の慌ただしい中、2作品をレンタルして鑑賞させていただきました。

さてさて。

うぉ〜〜〜、大晦日になんてものを観てしまったんだぁ・・・。

とんでもなくガツンと食らわされた感覚。

こっわいこわぁい作品に仕上がっておりました。

ストーリーについて。

ちょっと情けない一家の主人ジョングの職業は警察官。
ある日、彼が住む田舎村で自分の家族を殺すという連続殺人事件が起こる。
犯人の特徴として爛れた皮膚と濁った目。
何かに取り憑かれたような表情をしているという共通項が。
ジョングは事件に関わっていくうちに一人の男にたどり着く。
そいつは日本から来た謎の男だった・・・。

冒頭、殺人事件の現場にて。
ジョングのあまりのダサさにちょっと笑ってしまう。
何にでも大声あげて驚くジョングが滑稽でね。
ただ、その現場の雰囲気、被害者の姿、加害者の姿を見ていると、一気に不気味感が・・・。
めちゃくちゃ気持ち悪い風態と表情でゾッとさせられる。

そして、謎の日本人の登場。
演じたのは日本人俳優の國村準さん。
また、この國村さんがとんでもなくいい顔しているんですよね。
神か悪魔かわからないような佇まい。
かつ、言語が通じないという事もあって、登場人物、そして観ているこっちも
異物として扱ってしまって。

そして、序盤すぐにこの謎の日本人のある行動に度肝を抜かれる。
ふんどし姿で鹿を喰らう姿に口あんぐり・・・。

一気にこいつに心を持っていかれてしまって。

「一体こいつは何者なんだ・・・。」

って。

そっから物語は二転三転。
最後の最後まで謎を残しつつ進んでいく。
ジョングの娘が悪魔に取り憑かれてしまうんですが、ここから「エクソシスト」的な展開に。
取り憑かれた後の子供は圧巻。

一目見ただけで、

「あっ、この子、何かおかしい・・・。」

表情だけでなく言動や行動も完璧に取り憑かれているとしか言いようがない佇まい。

これまたゾッと・・・。

物語、中盤、終盤にかけての悪魔退治の緊張感ったらない。
サスペンスホラー的な展開。
本作の怖さを際立たせているのは、「人」を殺しているのはきっちりと「人」であるという事。
これが、悪魔の仕業なら超常現象があったりするんだけど、本作では、超常現象は
起こるものの、最後は人間がきっちり抑えていて。

そこもゾッとしたんですよね。

何より、最後の最後まで加速していくホラー感にめっちゃゾゾゾって。

演出についてはバイオレンスありグロありのこれぞ韓国印。
血みどろぶっしゃーはもちろんですが、本作ではゲロもぶっしゃーでした。
終盤のファン・ジョンミン演じる祈祷師が血を吐きながらもゲロを吐くシーンは、
稀に見るエグさでしたよ。
終盤のゾンビ的になった村人とのバトルは気持ち悪いけど見応えたっぷり。

お話に戻りますが、結局、誰が味方で誰が敵なのか。

鑑賞後、グラグラした頭を整理する。

解き明かされない謎。

受け手に委ねる作品。

あの謎の日本人は一体何だったんだ?

あの謎の女性は一体何だったんだ??

あの祈祷師は一体何だったんだ???

なぜ、この村でこういう事件が起こったんだ????

?・??・???

モヤモヤしたものが残りながらいろんな方の感想を読んでお勉強。
すると、一つのサイトがとても素晴らしい評論をしていまして。
つまるところ、本作って宗教のお話も組み入れているんですね。

神やらキリストやら聖書やら・・・。

だから、冒頭に聖書の一節を流していたんですね。

へぇ、へぇ、へぇ・・・。

とにもかくにも。
とんでもない作品を観せられた感じ。
これ、劇場で観ていたらしばらく立てなかっただろうなぁ・・・。

韓国映画恐るべし!!!!

≪点数≫
  8点
                                           (18.12.31鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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