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No.1429 『リアル~完全なる首長竜の日~』
No1429 『リアル~完全なる首長竜の日~』

2013年制作 邦
監督:黒沢 清

≪キャッチコピー≫
『きみを救うため、
     ぼくは何度でもきみの<頭の中>へ入っていく。』

≪ストーリー≫
自殺未遂が原因で1年も眠り続ける幼なじみである恋人・淳美(綾瀬はるか)を救い出すため、浩市(佐藤健)は昏睡(こんすい)状態の患者と意思の疎通が可能となる先端医療・センシングを受けることに。センシングを繰り返し淳美の潜在意識に接触していくうちに、浩市は不思議な光景を見始めることになる。現実と仮想の境界が崩壊していく中、浩市は淳美と幼少時代を過ごした島へと足を運ぶ。

≪感想≫
だいぶ前に読んだ乾緑郎の「完全なる首長竜の日」を映画化。
原作の感想は、うぅ〜〜ん、まぁまぁまぁ・・・。
大きなオチ以外ちょっと忘れちゃってて・・・。

ドンマイドンマイ。

そんな原作を忘れてしまっている私。

はてさて、実写版の本作は。

あれ??
こんなお話だったっけ???

思っていたお話と全然違っていました。
調べてみると改変されている部分も多々あったようですね。

とりあえず、思ったのが
「変な映画だなぁ・・・。」
序盤、中盤まで佐藤健くん演じる浩一が綾瀬はるかさん演じる敦美のために
昏睡状態の患者と意思の疎通が可能となる先端医療・センシングを繰り返し、
敦美の意識へ潜り込む。
その過程や、意識下での交流シーンがとってもふわふわしていて、

ちょっとホラー映画を観ている気分に。

あの、もやがかかった世界観だとか、無表情の人間とか。

ゾワっとする感じね。

ただ、その世界観がず〜〜〜っと平板に流れていくので、ちょっと
長いなぁと思い出した頃。

中盤からクライマックスにかけて。
実は浩一の方が昏睡状態に陥っていたという事実。
これは、原作を読んでいたのでさほど驚くことはありませんでしたが、
その後の展開がまた変わっていて。

タイトルにもある首長竜が出てくるのです。
これが、結構リアルで先日観た「ジュラシック・パーク」シリーズも真っ青の
作り込みでして。
なかなか見ごたえあって良かったです。

あのクライマックスの浩一と首長竜のバトルは好きなシーンでした。

序盤、中盤はホラータッチ。
クライマックスにかけてはアクション要素を取り入れつつのサスペンス。
いろんなジャンルが入り混じった作風。

これが先に書いた
「変わった映画だなぁ・・・。」
に繋がったわけです。

総括。

不思議な作品でしたが、そんなに嫌いではない作品。

もう少しコンパクトに仕上がっていればもうちょっと好きになれたかな。

おっと、そうだ。
本作、中谷美紀さんが出ていましたね。
めちゃくちゃ曲者感が半端ない(苦笑)
思いっきりミスリードされてしまいましたとさ・・・。

≪点数≫
  6点
                                           (17.12.30鑑賞)


こちら原作本。
ゆっくりと記憶の片隅に・・・。

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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