2018-03-16 Fri

2017年制作 米
監督:ライアン・ジョンソン
≪キャッチコピー≫
『光か、闇か…』
≪ストーリー≫
レイア将軍率いるレジスタンスはファースト・オーダーの猛攻に晒され、基地を手放し決死の脱出を図る。その頃、レイは伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーを連れ戻そうと説得を試みていた。あるトラウマから心を閉ざし、ジェダイの訓練を請うレイに対しても頑なな態度を崩そうとしないルークだったが…。
≪感想≫
みんな大好きスターウォーズシリーズ最新作。
本シリーズがスタートしたのが1977年。
旧三部作と謳われるエピソード4~6は爆発的にヒットし、いまでも熱狂的な
ファンが後を絶たないシリーズに。
そして1999年。
新三部作と謳われたエピソード1~3が上映。
こちらは、イマイチ人気も出ず逆にファンからは非難を浴びる事に。
そしてそして2015年。
旧三部作のその後を描いたエピソード7が上映。
待ちに待った最新作に世界中のスター・ウォーズマニアが大熱狂。
もちろん、僕も映画鑑賞して大満足しました!!
これまでのファンの方にもサービスたっぷり。
新しいファンの方にもサービスたっぷり。
この上ない新しい三部作のスタートを切った訳です。
この新しいシリーズの大ヒットを受けて、昨年はスピンオフ作品
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」も上映。
こちらもとても良作に仕上がっておりました。
もっと言うと、今後は若きハン・ソロを描いたスピンオフも制作されるとのこと。
楽しみですね。
そんなこんなで、最新作の本作。
新しい三部作の真ん中的位置付け。
前作でこれまでのスター・ウォーズを踏襲しバトンを受け継いで、
本作から新しいスター・ウォーズへと引き継ぐ・・・。
なるほど、楽しい作品に仕上がっておりましたよ。
ただ・・・・ツッコミどころもたっくさんの苦笑いが多い作品にもなっていました(苦笑)
キャラクターについて。
前作から出てきたキャラについて。
主人公のレイやカイロ・レン、フィン、BB−8あたりは相変わらずの最高キャラ。
レイは、前作に引き続き凛とした佇まいでアクションも素晴らしい。
彼女とカイロ・レンのやり取りは素晴らしかったです。
中盤のカイロ・レンと手を組んでアクションを繰り広げるシーンは。
テンションガン上がり。
敵の武器とかも凝っていたのでとても楽しく観ることができました。
カイロ・レンはキャラ的に素晴らしかったですね。
前作では、ウジウジしながら悪の道へ突き進んでいきましたが、
本作でも良い意味で光と闇のバランスをとりながら闇の道へと歩んでいきました。
BB-8は安定のクオリティ。
これまでのドロイドキャラ、R2-D2&C-3POの凸凹名コンビに代わった名物キャラ。
本作でもコメディリリーフの役割も担いながら魅せるところはしっかりと魅せる、
いかした活躍をしてくれました。
エピーソード4〜6の主役であるルーク・スカイウォーカー。
本作から本格的に参戦。
クライマックスの一人佇むあのシーン。
メチャクチャカッコ良かったです。
あのシーンは旧シリーズのファンたちのテンションは上がりまくりだったんじゃないでしょうか。
ただ、そこに至るまでのルークはあまり好きじゃなかったかな。
だって、レイに対して一向に修行をつけないし、カイロ・レンに対しても
あまり良い行動とは言えないし。
まぁ、ルークもちょっと心が強くないキャラでしたもんね・・・。
しょうがないのかな・・・。
前作でハン・ソロ。
本作でルーク・スカイウォーカー。
旧シリーズのバトンを少しづつ新シリーズへ渡して行っている感じ。
キャラ的には巧くバトンが引き続かれているなぁって。
本当に次回作が楽しみになってきましたね。
本作から登場の新キャラたち。
まずは反乱軍の女性整備士、ローズ。
彼女はまずルックが良かった。
ブサ可愛い感じが◎。
後に書きますが、色々と行動には「???」もありましたが、
基本的には魅力的なキャラクターでしたよ。
大好きベニチオ・デル・トロが演じたDJ。
最初出てきたとき、
「よっ!!待ってました!!!」
なんてワクワクしながら鑑賞。
見た目がめちゃくちゃきな臭くって怪しい感じ。
こいつ悪そうなやつだなぁなんて思っていたら、案の定。
普通に裏切っただけの嫌なやつでしたよ。
ただ、消化不良感もありましたので次回作に期待!!
消化不良といえば前作でかなりの消化不良だった
キャプテン・ファズマというキャラクター。
ストームトルーパーのキャプテン的存在の彼?彼女??
本作でも登場してくれて少しだけ活躍してくれました!!
嬉しかった〜〜〜!!!
ただ、彼?彼女??も少し消化不良感が・・・。
次回作には出てこない終わり方だったので少し残念でした・・・。
とほほ。
新キャラで言えば、BB-8の敵バージョンの
ブラックBB-8(名前が分かんないので勝手に名付けました。)や
予告編でおなじみ怪鳥ポーグ。
あと狐型のクリーチャーあたりは見た目的に◎でしたよ。
とまぁキャラはこんな感じ。
ストーリーについて。
本作、ツッコミどころがありまくりの印象。
例えば、革命軍はもう少し報連相はしましょうとか・・・。
だって、今回のポー・ダメロンって自分勝手に動きすぎでしょう。
もちろん、それは革命軍の為、世界の為に行っているんですが、
それって、結果、革命軍の作戦をかき乱しそうになっていただけじゃんって・・・。
例えば、レイって中盤にカイロ・レンとのバトルの後、いつの間にか
ファルコン号に乗っているんだけどなんで??とか・・・。
ファルコン号に乗り込むシーンとか一切ないため、急に登場してきた感が
ハンパ無い。
ちょっと、引っかかりました。
例えば、スノークがあっさりやられすぎとか・・・。
例えば、クライマックスのローズの行動は好きなんだけど、ちょっと
ザラッとしたり・・・。これまでのローズの言動や行動とは少し
ズレていたかなって。
全体的に色々と引っかかる所は多々ありました。
終わり方について。
最後の最後。
謎の少年がフォースを使ってこの子がいずれ・・・!?
的な終わり方をしますが、ちょっとここにはノレなかったかな。
これをやってしまうと、これまでのスター・ウォーズを
ちょっと外れてしまうような気がして。
これだとたぶん、誰だって伝説になれる可能性はあるんだ的な
夢のある終わり方なんだけど、本作は3部作の2作目なんです。
なんだか、この終わり方だとさらに先を見越しているような気がして
しっくりこなかったんです。
新しいスター・ウォーズサーガを作り出そうとしている布石が
プンプンで・・・。
良いんだけどちょっとなぁって・・・。
ワクワクするんだけどちょっとなぁって・・・。
とにもかくにも。
本作は2時間30分超えの長丁場。
ただ、最後の最後までその世界観を楽しめたのは確か。
次回作が楽しみで仕方がないのも確か。
ここまできたら最後ももちろん劇場で!!!!
数年に1度のスターウォーズ祭り。
これに参加しないともったいない!!!!
≪点数≫
7点
(17.12.25鑑賞)
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