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No.1404 『スティーブ・ジョブズ(2013年)』
No1404 『スティーブ・ジョブズ(2013年)』

2013年制作 米
監督:ジョシュア・マイケル・スターン

≪キャッチコピー≫
『最低な男が、最高の未来を創った。』

≪ストーリー≫
誰からも天才と認められるも、周囲との衝突が絶えないスティーブ・ジョブズ(アシュトン・カッチャー)。既存の組織に所属するのに向いていないと悟った彼は、自分のような友人らと自宅ガレージをオフィスにしてアップルコンピュータ社を設立する。革新的な商品を次々と放ってはヒットさせ、たった4年で株式の上場に成功、IT界の寵児(ちょうじ)となるジョブズ。しかし、意見の相違がある社員は問答無用で解雇、創立時メンバーを冷遇するなど、独善的な言動を繰り返すように。その果てに、彼は自身の会社から追放されてしまう。

≪感想≫
誰もが知っている、iPhoneやiPod、iPadやMacintoshのアップル社。
その共同設立者であり、こちらも誰もが一度は聞いたことであろうお方。
スティーブ・ジョブズ。
その彼の伝記的作品。

さっそく、感想をば。

むむむ・・・ジョブズの人間的魅力みたいなものが感じられなかったなぁ・・・。

本作はアップル設立の経緯から会社がどうやって大きくなって行くかを描きながら、
ジョブズの成功と挫折を並行して描いていて。
その際に、ジョブズがいかに独裁的に物事を進めていたのかを描き出す。
それが、結構、嫌な感じだったんですよね。
物事を成功させるためにはそれもアリなんだ的にも描かれていなかったので
ただただ、ジョブズって嫌な奴だったんじゃないかって思った始末。
だって、アップル設立に関わった人たちって、ほとんどいなくなったんじゃない?
あと、中盤でジョブズはアップル社を追い出されることになります。
そこで、何となく感動的な話なら、そこから自分のやってきたことを学び、
次へ進みそうなのに、最後の最後までジョブズはジョブズだったんです。
アップル社に戻ることになったジョブズですが、結局、自分がやられたことを
他人にしてしまうんですよね。
そりゃあないぜ・・・って。
あと、そもそもジョブズがなぜここまで情熱的に商品開発に取り組むのか。
そこが、あまりピンと来なくって。
物事に対する情熱はわかったんですが、そのエネルギーがどこからくるのか、
どこへ向かおうとしているのかが巧く描けていなかったかなって。

ちょっと残念でした。

本当はもっと素晴らしい方なんでしょう。
もちろんダメダメな話も聞きますが、やっぱりここまで会社を大きくし、そして何より、
現在の私たちの身の回りには欠かせない商品を開発、販売したという
功績は凄いですもん。

とにもかくにも。

スティーブ・ジョブズの魅力があまり感じられなかった本作。

とほほな作品でしたとさ・・・。

余談。
実は「スティーブ・ジョブズ」という作品はもう一作ありまして・・・。
本作は2013年版。
もう1つは2016年版。
実は、僕はこの2016年版を観たかったんです。
正月、一発目のご挨拶でTBSラジオ「ライムスター宇多丸の ウィークエンド・シャッフル」で
取り扱われた作品を重点的に観たいなぁなんて書いたわけですが。
そのラジオで取り扱われたのが2016年版だった訳です。
それに気づいたのが、本作を観終わって感想を書いた後・・・。
やっちまったよう・・・。
まぁ、同じ人物をテーマに描いた作品として比べることができるのは良いことなのかな。
さっそく、2016年版を借りてくるかな・・・。

≪点数≫
  5点
                                           (17.11.08鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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