2017-11-20 Mon

2009年制作 香港/米
監督:デヴィッド・バワーズ
≪キャッチコピー≫
『ぼくは負けない──
だって父さんの子どもだから。』
≪ストーリー≫
空中都市メトロシティで暮らしていたが、事故で帰らぬ人となった少年トビー。テンマ博士は息子トビーをロボットとしてよみがえらせておきながら、もとのトビーとは違うからという理由で捨ててしまう。地上にやって来たトビーは、旧型ロボットや人間たちと触れ合ううちに、ここでアトムとして新しく生まれ変わることになる。
≪感想≫
誰もが知る手塚治虫先生の漫画「鉄腕アトム」。
同名アニメが放映されていたのが昭和38年~。
本アニメは日本で初めての国産テレビアニメなんですって!!
すごいなぁ・・・。
僕はリアルタイムでは見ていないし読んでいませんが、その偉大なる
存在はもちろん知っていて。
最近、「20世紀少年」等の作者である浦沢直樹さんが「鉄腕アトム」に出てくる
キャラクター、プルートゥをテーマにした『PLUTO』が連載していて。
それは最後まで楽しく最後まで読ませていただきました。
そしてそして。
ハリウッド版CGアニメと銘打った本作。
一体、どういった仕上がりになったのでしょうか!?
・・・んん〜〜〜まぁ、まぁ、まぁ。
僕は原作を読んだことがないので分からないのですが、こんなお話なのかな。
誕生した経緯とかこれで間違い無いのかな。
世界観とかもこれで合っているのかな。
なんだか、ノリ切れなかったんですよねぇ・・・。
例えば、アトムは元々トビーという少年だったんです。
それがアトムと名付けられる経緯とか安直だったし。
地上で暮らしている少年達のこれまでとかも、あまり描かれていなかったし。
女の子(コーラ)の両親との件も中途半端だったし。
悪役は悪役で上っ面なキャラクターだったし。
CGのアトムもルックス的にあまりカッコよくなかったし。
何もかもが、ピンとこなかったんですよねぇ・・・。
唯一、良かったのは旧式ロボットのゾグ。
ちょっとこうボトムズ的な。
ちょっとこうアイアンジャイアント的な。
そんなフォルムが良かったです。
もう少し活躍させてくれても良かったな。
クライマックスのバトルも少し物足りなかったな。
最近は「ベイマックス」とかかっこいい作品も増えているので、
どうしてもなんだかなぁ感がね・・・。
チャレンジ精神は買うのですが、安直な作りではなく、もっと原作を
リスペクトした作り、もしくはチャレンジングな作品に仕上げて欲しかったです。
残念!!!!
ただ、原作を読んできた、アニメを見てきた人たちにはどう映ったのかな。
気になりますねぇ・・・。
≪点数≫
5点
(17.09.24鑑賞)

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