2017-11-06 Mon

2016年制作 米
監督:シェーン・ブラック
≪キャッチコピー≫
『史上最高の凸凹コンビとキュートなヒロインが、巨悪を暴く!?』
≪ストーリー≫
1970年代のロサンゼルス。シングルファーザーの私立探偵マーチ(ライアン・ゴズリング)は腕っ節の強い示談屋ヒーリー(ラッセル・クロウ)に無理やりコンビを組まされ、行方不明になった少女捜しを手伝うハメに。さらにマーチの13歳の娘ホリー(アンガーリー・ライス)も加わり捜査を進めていくが、簡単に終わるはずだったその仕事は、とある映画にまつわる連続不審死事件、さらには国家を揺るがす陰謀へとつながっていき……。
≪感想≫
「グラディエーター」「3時10分、決断の時」のラッセル・クロウ。
「ラ・ラ・ランド」「ドライヴ」のライアン・ゴズリング。
2大スターの共演作。
ドタバタコメディタッチの良作でした。
ダメダメ探偵のマーチ(ライアン・ゴズリング)と無骨な示談屋のヒーリー(ラッセル・クロウ)が
ひょんなことから同じ女性を探すことになり大きな事件に巻き込まれる。
まぁ、ありきたりなお話ではあるんですが、これがとても愉快に仕上がっておりまして。
基本的には、マーチがとってもダメダメなボケ役。
ヒーリーがツッコミ役ってな立ち位置。
そこに、キュートで天使のような性格のマーチの娘ホリーが加わる。
この凸凹+1のやりとりが気持ち良くってね。
ちょっとだけ苦言を言わせてもらうと、マーチのダメっぷりが半端なかったんです。
時折、奇跡的に活躍するんですけど、あくまでも奇跡的なので、
基本であるのクズっぷりがちょっと回復するには至らなかったんです。
ちょっとクズすぎたので、もう少し、「善」なる部分を描いてくれても良かったのになって。
根っこは良いやつというのはわかるのですがそこをもう少し前面にね。
まぁ、これはこれで愛らしくって良かったのかなとも思ったり。
一方のヒーリーは腕っ節も強く、正義の男。
敵を一人殺ってしまいましたが、基本的にはナイスガイ。
最後の最後にホリーによってより「善」なる男に成長しましたもん。
そしてそして。
何と言っても本作のMVPはホリーでしょう。
凸凹コンビに彩を付けて、しっかりとカバーしてくれる存在。
良い塩梅の性格でちょっと抜けてんだけど根っこがめちゃくちゃ綺麗な感じ。
一気にファンになってしまいましたよ。
名前を忘れてしまいましたが彼女の友達のあの子(敵の殺し屋にぶん投げられちゃう子)も
良い味出していましたね。
続編があるなら、彼女も出て欲しいな。
基本的にキャラクターがとっても愉快だった本作。
世界観もとても素敵で。
時代は1970年代。
写る景色もとってもポップでレトロで良かったなぁ。
パーティーシーンとかも楽しかったですもんね。
音楽も良かった。
いかにも70年代テイストの曲調。
聞いたことのある曲もあったし。
ちょっとサントラが欲しいかもなんて思いましたよ。
なんだかんだで楽しめた本作。
続編もできそうな本作。
またこの3人のやり取りを見たいですねぇ。
続編希望!!!!
≪点数≫
7点
(17.09.10鑑賞)
こちらサントラ。
ちょっと欲しいかも・・・。

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