2017-10-30 Mon

2010年制作 米/仏
監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナー
≪キャッチコピー≫
『華麗な旅人には、危険な謎がある。』
≪ストーリー≫
傷心を癒やすためイタリアを訪れたアメリカ人のフランク(ジョニー・デップ)は、ベニスに向かう車中で上流階級の美女エリーズ(アンジェリーナ・ジョリー)に声を掛けられる。魅力あふれるエリーズに誘われるがまま、アバンチュールに酔いしれるフランク。しかし、それはすべて仕組まれたわなだった……。
≪感想≫
ジョニー・デップ&アンジェリーナ・ジョリー共演作。
製作は2011年と少々古め。
現在もまぁ人気のあるお二人ですが当時は、さらに人気があったので
二大スターが共演とのことでじゃんじゃかCMされていた記憶があります。
僕的には、特に大好きではないし、当時はメジャーな作品は何となく
敬遠していたので未見でした。
さてさて。
むむむ・・・何となく想像通りの作品でした。
ジョニー・デップ&アンジーのPV的な。
二人ともが美味しい役回りで損はしない感じ。
う〜〜〜ん。
まぁまぁまぁ。
基本的にご都合主義的なストーリー展開だったので、正直、ピンとこないまま
終了しちゃったんですよね。
ツッコミどころを挙げますと。
まず、警察がすっごいずさん。
冒頭、アンジー演じるエリーズを追いかけている警察達。
もっと早く逮捕できるはずなのにもたもたもたもた・・・。
後にエリーズは潜入捜査官だったと明かされるんですが、
それならそれで何となく、腑に落ちない部分が出てきて・・・。
エリーズは潜入中、警察の仕事を真面目に行っていない事は、
周知の事実なはずなのに、ポール・ベタニー演じる上司っぽい奴は、
振り回されっぱなし。
幾ら何でも自由にさせすぎでしょ!!
ジョニー・デップ演じるフランクにしてもそう。
結果、こいつが黒幕だったんですが、もっと計画的に犯行できそうなもの。
そもそも、エリーズが最初の電車でフランクを選ぶとは限らないでしょうに。
後、ホテルでのアンジーに対する行動も何となくピンとこない。
最後、粋な行動でいかにもカッコよさげに見えますが、それも、そこまでの
ずさんな行動、ピンとこない行動が仇となって、ダサく感じちゃったんですよね。
ストーリーが全体的にピンとこなかったというのが大きな感想です・・・。
良い所は・・・。
水の都と言われるヴェネチアの街並みは素晴らしかったです。
死ぬまでに一度は行ってみたいなぁって・・・。
あとは、何度も書きますが、アンジー&ジョニー・デップのPV的な作品なので
二人のファンなら楽しめる作品に仕上がっていると思います。
ただ、僕的にはアンジーの見た目が結構、魔女っぽくなっていたので、
魅力的に見えなかったんですよね。
残念無念・・・。
という事で、ちょっと不完全燃焼な豪華二大スターの共演作でしたとさ・・・。
とほほ。
≪点数≫
5点
(17.09.03鑑賞)

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