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No.1349 『ファインディング・ドリー』
No1349 『ファインディング・ドリー』

2016年制作 米
監督:アンドリュー・スタントン/アンガス・マクレーン

≪キャッチコピー≫
『 ― 』

≪ストーリー≫
カクレクマノミのニモの大親友であるナンヨウハギのドリーは、すぐに何でも忘れてしまう。ある日、子供のころの思い出がよみがえり、一念発起して家族を捜す旅に出ることを決意する。おっちょこちょいなドリーを心配したニモは、父親マーリンを説得してドリーの旅に同行する。

≪感想≫
先日、鑑賞した「ファインディング・ニモ」の続編。
前作が制作されたのが2003年。
14年も前なんですね。
長年たっての続編制作とはなかなかですねぇ・・・。

さてさて。

いつも書いておりますが、安定のピクサー印。
一定のクオリティを保たせた良作に仕上がっておりました。
特にアニメーションいついては、技術も大幅にアップしたのでしょう。
すっごく綺麗でしたよ。
映画館で観たかったな。
キャラの造形も素敵だったし。
ドリーの父親のフォルムがいかにもオヤジフォルムで僕的には◎!!

演出も相変わらずの楽しい仕上がり。
クライマックスの「What A Wonderful World」を流しながらの
スローシーンは、映像の綺麗さも相まって心震えました。

ストーリーについて。
本作のテーマは障がいを持ったドリーが周りとどう共生していくのか。
そして、周りもどのように接していくのか。
そんな感じをテーマに置いていました。

これは実社会の僕らにも置き換えられますよね。
障がいならずとも、少し変わった人というのはどこにでもいるもので。
もっと言うと、変わった人、だとか普通の人だとかの線引きは僕ら自身で
区別している訳で・・・。
好きな人、嫌いな人、得意な人、苦手な人。
そういう人たちとどのように接していくのか、受け入れながら過ごしていくのか、
なんてことを漠然と考えさせられましたよ。
ここら辺のにじませ方はさすがピクサーだなぁ何て思ったり。

以前観た傑作アニメ「ズートピア」もそうでしたね。
他の生き物との共存の在り方を描いていました。

ただね・・・ちょっとノリきれなかった部分もあったり。
それは、ファンタジーとリアルのバランスが悪かったかなと。
もう少しイキきっても良かったのかな。
中途半端にリアリティ寄りにするからファンタジーの部分に違和感を
覚えたり。
例えば、クライマックスのタコのハンクが車を運転する件とか、そんなのないことは
わかっているのに、なんかどこかでいくらなんでもと思ってしまう自分がいたり。
恐らく、それまでがもっともーーーっとイキきっていたら引っかからなかったと思うんですよね。
ちょっとザラつきを感じてしまいました。

とにもかくにも。

一定のクオリティをクリアしている本作。
姪っ子と甥っ子と一緒に鑑賞したのですが、僕も含めみんな楽しんで鑑賞していました。
さすがに続編はないでしょうが、今後ともピクサー作品は要チェックや!!

≪点数≫
  6点
                                           (17.05.21鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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