2017-07-06 Thu

1996年制作 米
監督:ローランド・エメリッヒ
≪キャッチコピー≫
『 ― 』
≪ストーリー≫
7月2日。何の前触れも無く世界中の上空に姿を現した直径24キロに及ぶ巨大UFO。混乱の中、元戦闘機のパイロットであるアメリカ大統領ホイットモア率いるアメリカ・サイドは、交流を求めるためUFOとの交信を試みる。が、UFOからの容赦ない攻撃が開始され……。
≪感想≫
1996年公開の本作。
ド派手な予告、CMに楽しみに映画館で鑑賞したのを覚えています。
昨年、20年ぶりに新作が公開されたとのことで、復習がてら鑑賞。
大味ながら抑えるところは抑えている楽しい作品でした!!
映像について。
とにかくどデカイ宇宙船。
とんでもなくでかくって、その上、バリアまで張られているというこの無敵感。
それまで、ここまで派手な映像を映画館で観たことなかったので、
とんでもなく興奮したのを覚えています。
キャラクターについて。
本作は、結構登場人物が多くって、各キャラにしっかりと見せ場を作ってくれたのも
良かったですね。
元空軍の若手大統領。
彼のクライマックスのあの演説は、いつ聞いても鳥肌が立ちます。
それまでの感情の積み上げや、周りの人たちの表情、音楽、全てが
あのラストの
「今日が独立記念日(インディペンデンス・デイ)だ!!」
の一言に集約されてしびれ上がりました。
本当に名シーンです。
ダメダメ酔っ払いオヤジのラッセル・ケイス。
こいつがまた、泣かせるんだよ。
最後のあの特攻シーン。
茶目っ気たっぷりに
「久しぶりの俺だぜー!!」
的な特攻シーンにはグッときました。
彼の子供達も良かったな。
何気に娘のボーイフレンドとのやりとりも微笑ましかったし。
他にも、主役級のスティーブン(ウィル・スミス)やデイビッド(ジェフ・ゴールドブラム)は
言わずもがな。
彼らの周りの人たちも良かった。
デイビッドの親父も良かったですね。
何気に彼が今回の敵をやっつけるMVPだったんじゃあないでしょうか(笑)
スティーブンの子供も愛らしくってルック的に◎。
ストーリーについて。
例えば、大統領がいくらなんでも現場から離れるってことはないだろう・・・。
例えば、他の国たちと共同戦線を張っているとはいえいくらなんでもアメリカ主導すぎるでしょう・・・。
例えば、全世界規模で起きているはずなのに、意外にミニマムな世界観すぎるんじゃない・・・。
例えば、クライマックス、宇宙船で宇宙に飛び立つんだけど簡単すぎるんじゃないかい・・・。
等々。
粗挽きすぎる点は数え挙げればきりがないってなもんで。
ただ、一つ一つ、ちっさな楽しさやベタな積み上げがあったから最後まで楽しく観ることができたんです。
このツッコミどころもこの感想を書いている今、思いついた訳で。
観ているときは全然、気にならなかったんですよね。
派手な映像、演出も相まってとても楽しく鑑賞できました。
さてさて。
続編は、ストーリー的にも続編なのかな。
本作のあいつやあいつはしっかりと登場してくれるのでしょうか。
楽しみですなぁ・・・。
≪点数≫
8点
(17.04.30鑑賞)

満足ならクリック!!
スポンサーサイト