2017-05-17 Wed

2015年制作 米
監督:ポール・フェイグ
≪キャッチコピー≫
『 ― 』
≪ストーリー≫
CIAの分析官として働くスーザンは、ワシントンD.C.にあるオフィスから現場の状況を分析し、パートナー捜査官のファインをサポートしていた。ある日、ファインは核爆弾の隠し場所を知る男ボヤノフを、誤って射殺してしまう。CIAはボヤノフの娘レイナが核爆弾の行方を知っていると考えファインを送り込むが、ファインはレイナによって撃ち殺されてしまう。レイナがテロリストに核爆弾を売ろうとしていること、そしてCIA捜査官のデータを握っていることを知ったスーザンは、自ら現場捜査官に志願。凄腕捜査官のリックと共に現場に潜り込むが……。
≪感想≫
スパイコメディ作品。
近年、スパイエンタメ作品が多くなってきましたねぇ。
「007」シリーズや「ミッションインポッシブル」シリーズ。
「コードネーム U.N.C.L.E.」や「キングスマン」もそうですね。
この中でいうとコメディ色もあった「キングスマン」に近いかな。
いや、もう少しコメディ色が強かったので、だいぶ前に観た
アン・ハサウェイ主演の「ゲットスマート」に近いかも。
さて本作。
コメディとエンタメやシリアスとのバランスがいい具合で、
とても楽しかったです。
キャラクターについて。
主役の女スパイ、スーザン。
見た目は太っちょなのにキレたら動ける凄腕ガール。
性格もとってもキュートで愛くるしい。
演じたのは先日観た「ゴーストバスターズ」のリブート版に出ていたメリッサ・マッカーシー。
クライマックスの敵たちをアクションでなぎ倒すシーンなんて◎。
フランケンシュタイナー的な技もかっこよかったっす!!
相棒の女性スパイもなかなか。
図体がでかくていい具合にイケてない感じがなんともね(笑)
ちょっと和田アキ子を連想させるフォルムが少し笑えましたよ。
イタリアで味方になる凄腕運転手の男(名前は忘れちゃった)。
あいつもいちいち軽薄なんですが、実は・・・?
的な。
いやいやそれでも実は・・・??
的な最後までの件は好きですねぇ。
とにかく各キャラクターはいい感じで立っていたので楽しかったです。
そしてそして・・・。
本作は何と言ってもジェイソン・ステイサム力爆発!!
ジェイソン・ステイサムと言えば筋肉モリモリの無敵キャラを爆発させる
イメージでしたが、本作のキャラは真逆!!!!
出てきたら、ドジ踏みまくりのダサ男。
クライマックスの登場なんて最高。
数秒だけの登場なのにあのインパクト(爆笑)
最高に楽しいキャラクターでした。
お話について。
先にも書いた通り、本作ってコメディ作品のくせに、やけにストーリーも
しっかりしているんですよね。
良い具合にベタな話運びだったし。
冒頭のジュード・ロウ演じる相棒が死んで後に!!の件は、バレバレな展開だったんですが
それがよかったんですよね。
しかも、敵じゃなくってやっぱり味方だったという件も。
結構、いろんなキャラが敵だ味方だ入り組んでいて、考えるのも楽しかったり。
すっごい良かったです。
演出について。
なんとなくアメリカのコメディってイキきっていて、ハマらなければ大失敗と
いうことも多いのですが、本作はコメディもいい感じに笑えたし、お話も
楽しくってとってもよかったです。
とにもかくにも。
このぐらいのライトな作品なら大好き。
この手の作品をもっと探してみたいなぁ・・・。
≪点数≫
7点
(17.02.25鑑賞)

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