2017-02-10 Fri

2014年制作 韓
監督:イ・ドユン
≪キャッチコピー≫
『 ― 』
≪ストーリー≫
正義感の塊のようなヒョンテ(チソン)、立ち回りがうまいインチョル(チュ・ジフン)、何をやらせてもダメなミンス(イ・グァンス)。性格はバラバラの三人だったが、少年時代に起きたトラブルを一緒に乗り切ったことで固い絆が生まれていた。そんなある日、ヒョンテの家族が大金を狙った強盗火災事件に巻き込まれて命を落とす。進展しない警察の捜査に不信感を抱いたヒョンテは、自分たちで事件について調べていく。だが、次々と現れる衝撃的事実から彼らはお互いに事件への関与を疑うようになる。
≪感想≫
ひっさしぶりの韓国映画。
昔っからの親友3人組が、ある事件をきっかけに二転三転と転げ落ちるお話。
痛くて痛くて最後の最後まで痛々しい作品でした。
一つの事がきっかけにドンドン落ちていくインチョルとミンス。
特にミンスに関しては完全に巻き込まれてしまった側何だよなぁ・・・。
インチョルにしてもきっかけは自分だけのためじゃなくって。
そもそも、誰が悪いのかと言えばヒョンテのお母さんだったんじゃないのかなぁ・・・。
あの母親が、インチョルに悪だくみを持ちかけて、いざ実行した彼ら。
ハプニングに対応できずに混乱してしまう母親。
そしてあの結果。
思ったんですが、あの母親って少し認知症というか精神の破たんが生まれ始めていたのでは??
だって、あの事件の際の対応の仕方はちょっとありえないぐらいでしたもん。
だからやっぱり、あの強盗事件を起こしたって上手くいくはずもなかったんですよ。
なんて後の祭り・・・。
彼らは親友でありながら嘘を吐き続ける。
ミンスのあのうしろめたさを隠した表情や行動はなんとも痛々しい。
インチョルもずーーーっと後悔し続ける・・・。
それでも事件を解決、隠ぺいしたいという気持ちは加速する。
上積みされる嘘と罪。
いてててて・・・・。
たまらなかったですよ。
ひっさしぶりの韓国映画。
バイオレンスは相変わらずのクオリティ。
クライマックスの空港のトイレでのシーン。
無からの包丁ブスッ!!
エグかったです。
総括。
重々しくて濃厚な友情物語。
一概に誰が悪いとも言えないストーリー。
ちょっと、気持ちがダウンしちゃいましたとさ。
≪点数≫
6点
(16.11.20鑑賞)

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