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No.1281 『ちはやふる 下の句』
No1281 『ちはやふる 下の句』

2016年制作 韓
監督:小泉 徳宏

≪キャッチコピー≫
『きみがくれた情熱
今、きみのために戦う』

≪ストーリー≫
高校で再会した幼なじみの太一(野村周平)と一緒に競技かるた部を作った千早(広瀬すず)は、創部1年にして東京都大会優勝を果たす。自分をかるたに導いてくれた新(真剣佑)に優勝報告をした際、新の衝撃的な告白に動揺する千早だったが、全国大会のために仲間たちと練習に打ちこむ。そんな折、千早は同い年で日本一となった若宮詩暢(松岡茉優)のことを知り……。

≪感想≫
大人気漫画原作の作品。

2部作となっていて、前回観たのが前編。
そして今回が後編。
これで終了なのかな。
と思いきや、原作はまだ終わっていないし、実は続編の制作が決まったとの記事を読んだような・・・。

映画について。

前作も楽しめた本シリーズ。
本作も引き続き、と言うか前作よりもさらに楽しめました。

んんーーーなんでしょう。
本シリーズって少女漫画が原作だからか、とても健全で悪いやつが
全く出てこないんですよね。
起こる事件も、大変なんだけど想定内と言うか。
世界の良い部分だけを描いていると言うか。
見たいものだけをしっかりと見せてくれている感じ。
それがとても素敵で心洗われたりして。

キャラ達も若々しくて瑞々しくて爽やか。
キャラ立ちもしっかりできていて、それぞれが魅力的で可愛らしい。
それこそ、わが輩、子供はいませんが娘、息子がこんな風に育ってくれればなんて思ったり。
前作からのキャラはまぁ相変わらず。
僕的メガヒットのかなちゃん、机君は◎。
机君はもういっぱしのカルタ人に成長していましたね。
チームの一員として、仲間たちと頑張っていました。
本作から登場のクイーンの若宮詩暢。
彼女はライバル的ポジションなので、もっと悪く描かれてもおかしくないのに、
そんな事もなく適度に良い距離感を持っていて。
強くってクールなんだけど、チャーミングな一面も持っていたり。
千早とは良きライバルになりそう。
演じたのは松岡茉優さん。
・・・素晴らしい!!
もともと、凄い役者さんで素敵だななんて思っていましたが、本作でさらに好きになりましたよ。
あと、前作で出てきていた北央高校のドS主将も出ていましたね。
ルックも良い感じで笑えるんですよね。
参謀っぽいひょろいキノコっぽい頭の彼も最高でしたよ。
こういうサブキャラもきっちり立たせている所も好感持てました。

演出について。
前作でも書きましたが、競技カルタの事はある程度、前作で説明済みなので、
試合のシーンはとても緊張感があってシビれました。
特にクライマックスのクイーンとのバトルは緊張感もマックス。
あの二人が楽しみながら戦っている姿。
笑いながら極限状態で戦っている姿。
時折、スローに映す演出はさいっこうにカッコ良くってキラキラしていて可愛かったです!!

全体的に楽しめた本作。
もちろん漫画が原作なだけにツッコミ所もあったりもしたんです。
キャラ達の行動がありえないほど純朴だったりするのも実は、
現実的では無かったり。
あと細かいことかもしれませんが、我らが机君。
机君の事を仲間達も机君って呼び続けるのはどうなんだろう・・とか。
肉まん君はあのキャラだからオイシイんですが、机君は孤独に生きてきた子なんだから、
ちょっとねぇって。
そもそも、太一君はこんなにも千早が好きなのに、高校に入るまで千早とあれだけ
疎遠だったのはなぜ??だとか。
他にも諸々、引っ掛かりはあったりも。

ただね・・・。
それにも勝る勢いとキラッキラのキャラが映し出されているのを観てると、許せちゃうんですよねぇ。

良作の青春部活映画に仕上がっていたと思います!!!

さて、続編はどうなる事やら・・・。

その前に原作漫画を読まなくっちゃ!!!

≪点数≫
  8点
                                           (16.11.06鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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