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No.1280 『ちはやふる 上の句』
No1280 『ちはやふる 上の句』

2016年制作 邦
監督:小泉 徳宏

≪キャッチコピー≫
『強くなる――
   青春ぜんぶかけて』

≪ストーリー≫
同級生の千早(広瀬すず)、太一(野村周平)、新(真剣佑)は、いつも仲良く競技かるたを楽しんでいた。小学校卒業を機に彼らはバラバラになってしまうものの、千早は単独で競技かるたの腕を磨く。高校に進学した千早は再会を果たした太一と一緒に競技かるた部を立ち上げ、この世界に導いてくれた新を思いながら全国大会を目標とする。

≪感想≫
大人気漫画原作の作品。

本当に、ここんところ漫画原作の作品が増えてきていますね。
ブームなのでしょうか。

本作は少女マンガが原作なので読んだことはないですが、その人気は
何となくは知っていまして。
読んでみたいなぁとは思っていましたが、なかなか機会がなくってね。
とりあえず、映画を先に鑑賞してみましたよ。

本作って2部作品なんですね。
これまた、最近の作品って2部作だ、3部作だと分割されている作品も多いですね。
続きがあるのは嬉しい事ですが、続きありきで作られるのはあんまり好きじゃないなぁ・・・。

さてさて。
先日、「私たちのハァハァ」というリアルな青春女子高生作品を観た訳ですが。
本作は真逆の青春映画になっていました。

本作は漫画が原作なだけにお話も青臭く、清々しいほどにピッカピカだ。
これはこれでとても気持ちが良いんですよね。

出演者たちも美男美女ばっかりのザ・エンターテイメント。
旬の若手俳優さん達がキラキラと青春を謳歌している。
可愛らしいったりゃありゃしないってなもんですよ。

キャラ的にもとても清らかで素敵だったんですよね。
純粋でまっすぐで淀みが無い。

僕的お気に入りキャラは、呉服屋の娘で、古典好きの奏さん。
演じていたのは上白石萌音さん。
彼女はこの手のキャラが良く似合っております。
どこか古風で純朴な感じ。
舞妓はレディ」とうい作品でも田舎者の娘を好演していて、一気に
応援したい女優さんになったんですが、本作でもさらに好きになりましたよ。
キャラ的にも素朴でとっても良かったんですよねぇ。
彼女の活躍をこれからも期待しております!!

もう一人ヒットキャラが。
これまた奏さんと一緒で競技カルタ初心者の「机」君こと勉。
これまで誰にも相手にされず一人で過ごしてきた彼ですが、初めて人に頼られる嬉しさを知り、
仲間と切磋琢磨する。
それでも初めてできた仲間と言うものに戸惑いながらも成長していく。
どうせ僕なんて的考え、誰にでもあるよねぇ・・・なんて観ながら感じてしまいました。
彼は何となく、周りのまっすぐな子たちとは違ってちょっとネガティブな男の子。
世の中、こういう奴の方が多かったりもするんじゃないかな。
とにかく応援したくなるキャラクターでした。
ちょっとにくったらしいんですけどね(苦笑)

お話について。
本作は競技カルタの話。
競技カルタのルールは全く分かりませんでしたが問題ないない。
作品の中でしっかりと説明されており、キッチリと理解して観る事ができましたよ。
それもあってか、試合の緊張感もしっかりと伝わってきてとても良かったです。
最後の試合の終わり方も、ちょっとトリッキーでしたがルールを理解しているからか
とても合点がいきました。

お話の進め方はとても丁寧で良かったと思います。

全体的にワクワクと楽しい作品に仕上がっていて満足の一作。
さて、続編でも観ましょうかねぇ・・・。

≪点数≫
  7点
                                           (16.11.06鑑賞)
こちら原作漫画。
読んでみたいなぁ。

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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