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No.1273 『10 クローバーフィールド・レーン』
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2016年制作 米
監督:ダン・トラクテンバーグ

≪キャッチコピー≫
『奴らはあらゆるフォームでやってくる。』

≪ストーリー≫
ミシェル(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)は目覚めると、自分が見ず知らずの2人の男性とシェルター内にいることに気付く。その日を境に、彼女を助けたと主張するハワード(ジョン・グッドマン)とエメット(ジョン・ギャラガー・Jr)との奇妙な共同生活がスタートする。ミシェルは、外は危険だという彼らの言葉を信じるべきかどうか悩んでいた。

≪感想≫
J・J・エイブラムス監督作品。
同監督の以前観た「クローバーフィールド/HAKAISHA」と言う作品。
タイトルが似ていますねぇ・・・。
続編か!?と思いきやそうでもないのかな。

ただ、テイスト的にはとても似ていて、しかも前作よりもとても楽しめました。

まず、最初に・・・。
本作はまったくの事前情報を入れずに観てほしい作品。
CMすらも観てほしくないくらい。

なので、本作を観ていない人は、この後は読まないでくださいね。

さてさて・・・。

本作、まず設定、展開がとても楽しくって。

序盤、主人公のミッシェルは車を走らせていると突然事故にあい、気を失ってしまう。
目を覚ますと謎の男に監禁されている。
謎の男(ハワード)は、外にはウイルスがまき散らされていて、今、外に出ると死んでしまうので、
君を匿っているんだとの事。
ミッシェルはこの謎々しいおっさんのいう事を信じるのか、はたまた・・・。

まず、ここまでのお話が面白い。
ハワードが言っている事は本当なのか・・・
かなり胡散臭い匂いがぷんぷん。
観ているこっちも、すっごい疑わしくって。
しかも前作っぽい「クローバー~」は怪獣パニック映画だったしなぁ・・・。
また、あんな感じのモンスターパニックなのかも・・・。
なんて、ひたすら思考の繰り返し。
徐々に明らかになっていく真実。
やっぱりハワードは悪い奴じゃん!!
いやまてよ・・・。
これの繰り返し。

中盤、終盤までひたすら考えっぱなし。
そしてそして、終盤。

まさかまさかのジャンルの転換。
これまではサスペンス作品だったのが、ここからは単純明快のSFアクション作品に。

監禁場所の外はやっぱり地球外生命体に襲われていたんです。
窮地に立たされたミシェル。
ミシェルのサバイバル能力の覚醒!!
普通の女性のはずなのになぜにこんなに強いんだ!!
逞しいんだ!!
めちゃくちゃカッコいいじゃないですか!!
この危機的状況を打破していく感じがとても観ていて気持ちが良かったですよ。

それまでのサスペンス的展開、ちょっと心理戦的な展開に重々しくなっていた心が、
スカッと一気に解放された気分。

一つの作品で2つのジャンルを楽しめる。
そういや「クローバー~」もそんな感じだったっけ。
序盤はひたすら続くつまらないパーティーシーン。
そっから、一気に加速してパニック映画になってたような。

本作は、前半も後半もひたすら緊張感があって楽しめる。
僕的にはとても大好きな作品でした!!!

おススメです。

流れ的には続編も作れそうな感じ。
楽しみにしています!!

≪点数≫
  9点
                                           (16.10.22鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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