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No.1258 『ピエロがお前を嘲笑う』
No1257 『ピエロがお前を嘲笑う』
2014年制作 独
監督:バラン・ボー・オダー

≪キャッチコピー≫
『106分間、あなたが目にしたものは、果たして真実か?』

≪ストーリー≫
世間を震え上がらせたハッキング事件を起こし、さらに殺人容疑で追われる天才ハッカーのベンヤミン(トム・シリング)が警察に出頭してくる。ハッカー集団「CLAY」に加担して盗んだ情報によって殺人事件を引き起こしてしまい、今度は自分が狙われていると告白。その自白を基にベンヤミンの身辺調査に着手した捜査員は、不可解な事実を次々に見つけだす。

≪感想≫
ドンデン返し系作品。

ドンデン返し作品と言えば「ユージュアル・サスペクツ」や「ファイト・クラブ」などなど。
どちらも好きな作品。

この手の作品ってオチにどのくらい衝撃を受けるかが勝負なんですよね。
本作、けっこう広告等でハードルを上げていまして。
キャッチコピーだけでも期待してしまうじゃあないですか。

もれなく僕もメチャクチャハードルを上げて観た訳で・・・。

さてさて・・・。

・・・んんーーーーーーー・・・まぁまぁまぁ・・・。
決してスッキリはしませんでした。

まず、オチに驚いたかと言うとそこまで驚きはしなかった。
と言うのも、僕の理解不足なのかもしれませんが、イマイチ、大オチに至るまでの
行動にピンとこなかったんですよね。
確かに多重人格者の件とかは全く想像つかなかったので、良かったのですが、
それまでの主人公達のキャラに思い入れが無かったので、まったくノリきれなかったんです。
そして、そのまま立て続けのドンデン返し。
そこにも、イマイチ納得がいかず。
いつのまに仲間が一致団結しているんだろう・・・。
いつのまにヒロインがこんなにも主人公達に肩入れしているんだろう・・・。
などなど、ピンとこない事が多々あって。
イマイチ消化不良でした。

キャラクター的にもちょっと弱かったかな。
主人公のベンヤミン。
そもそも見た目がよわっちすぎる。
プラス性格もよわっち過ぎるので、イマイチ魅力を感じない。
例えば凄腕ハッカーの実力を兼ね備えているのだから、物語の中で成長や
性格の変化があってもいいのに、最後まで成長が見られない。
ずっとなよっとしていて。
少しは度胸がついた行動をしていましたが、見た目もあってやっぱり
よわっちかったんですよね。
オチがあんな感じなので、もう少しサイコな奴でも良かったかもね。
ベンヤミンの仲間達もピンとこなかったな。
こちらは見た目は良い感じだったんですけどね。
消して笑わない男、全身タトゥーの男(両方、名前は忘れてしまいました・・・)辺りは、
もう少しキャラ立ちさせたら活きていたのにな。
ヒロインもピンとこなかったな。
彼女は正直、何を考えているのか分かんなかったです。
ベンヤミンとの距離感がいったりきたりで、その時々でガンガンに変わっていくので、
終始、彼女の行動には「???」でした。
あと、ライバルっぽいハッカーのMRX。
こいつも案外、軟かったですね。
オチもちゃちかったし、このMRXを絡めたお話を期待していただけに少し尻すぼみ感がありました。

とまぁ、こんな感じで不満をあげたらキリがない本作。
確かにオチの部分は分からなかったし多少は驚いたのですが、そこまでの衝撃も受けなかったので、
もう少し頑張ってほしかったのが本音ですな。
ドンマイドンマイ。

≪点数≫
  5点
                                           (16.09.04鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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