fc2ブログ
 
■プロフィール

ゆず豆

Author:ゆず豆
映画のレビューをつらつらと・・・。

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック
■月別アーカイブ

■カテゴリ
■カウンター

■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

No.1239 『神の一手』
No1239 『神の一手』

2014年制作 韓
監督:チョ・ボムグ

≪キャッチコピー≫
『 ― 』

≪ストーリー≫
兄を助けるため賭け囲碁に手を出したプロ棋士テソク。しかし、賭けの元締めサルスの一団に騙されて兄を殺されてしまい、その殺人の罪も着せられてしまう。サルスへの復讐を誓うテソクは、獄中で囲碁の腕前と肉体を鍛え上げていく。そして数年後、出所したテソクは囲碁のプロたちと手を組み、兄のかたき討ちのため動き始める。

≪感想≫
裏社会にある賭け囲碁の世界。
その世界で兄を殺された元プロ棋士の男が復讐のために立ち上がるというお話。

囲碁ってどこ発祥なのかなぁなんて思って調べてみると中国が始まりのようですね。
日本もその昔から楽しまれていて、今でも人気のあるマインドスポーツです。

僕はルールがよく分かりませんが、何となく将棋やチェスと並んだ頭の使う
スポーツといった印象。

昔、少年漫画で「ヒカルの碁」なんて作品もありましたね。
とても人気のある作品でした。

そんな囲碁と闇社会と韓国が混ざり合ってできたのが本作。

韓国作品らしいバイオレンス色の強いエグイ作品に仕上がっていましたよ。

良かった所。
アクションが豊富。
本作、囲碁がテーマのはずなのに、闇社会を描いているせいか血なまぐさい
バトルが多くって。
先にも書きましたが、とにかくバイオレンスが強め。
テソクが復讐を始めるシーン。
最初のターゲットにはデコピンから始まり、まさかの目へのデコピン、目ピンと
言って良いのでしょうか。
しかも両目!!
見ているこっちもずーーーっと手をギュッて握っていましたよ。
そして次なるターゲットには冷たーい冷凍庫内にて殴り合いからの閉じ込め。
他にもトンカチでグッシャグシャとなぎ倒していくシーン。
クライマックスのナイフアクションは超絶的にカッコ良かったです。

キャラクターも立っていて素敵。
主人公のテソク。
冒頭の冴えないヒゲ面オタク棋士的な風体からの体をバッキバキに鍛えてからの
バトルのルックには思わず見惚れてしまいましたよ。
日本の俳優の西島秀俊さんを思い出したり。
とにかくカッコ良かったです。

そしてテソクとチームを組むことになる盲目の老人ジーザス。

メカ担当の義手の男、モクス。

口先担当の弟分的存在のコンス。
コイツも良かったですね。
面構えとがなんとも小物感あふれる憎たらしいフェイス。
もちろん口から生まれたかのごとく喋り倒す性格に良い意味でイラッとさせられたりね。
この4人のチームが少しずつ復讐を遂げる所は少しスカッとしましたよ。

敵さんチームも人材豊富。
イケメン風の男。
おばさんみたいなおじさん。
これまた憎たらしい三枚目風の男。
そしてボス。
みんなそれぞれにキャラが出来上がっていて観ていても全然飽きが来なかったです。

とまぁ、アクション、キャラ、共に素晴らしい出来栄え。
だけど、悪かった部分もあったり。

それはね・・・。
本作の肝ともいえる囲碁が全然活きていなかったんですよね。
僕がルールを理解していないからかもしれませんが、囲碁のバトルの緊張感がそれほど
伝わらなかったんです。
アクションも良いのですが、どうせなら頭脳戦も堪能したかったなと。
特にラストはやっぱり囲碁で締めてほしかったんですよね。
残念だなぁ・・・。

しかも本作って続編を考えているのか、ちょっと伏線を残しつつ
終わってしまったんです。
続編を作るのは凄く嬉しいのですが、今後、どういう展開になるのだろうと・・・。

まぁ、全体的に緊張感あふれるバイオレンス作品に仕上がっていて楽しめましたので、
続編を気長に待つとしましょうかね。

≪点数≫
  6点
                                           (16.07.18鑑賞)


こちらは人気漫画「ヒカルの碁」。
もちろん読みましたよ。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!
スポンサーサイト





映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する