2016-09-08 Thu

2006年制作 米
監督:J・J・エイブラムス
≪キャッチコピー≫
『タイムリミット48時間。最も不可能なミッションが始まる!』
≪ストーリー≫
不可能なミッションを遂行してきた天才的スパイのイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、敵の罠に落ち、前例のない衝撃的な計画に翻ろうされてしまう。イーサンは己との戦いを克服し、成功率0%の任務を成し遂げるため、ヨーロッパやアジアへと飛ぶ。そして最高機密組織I.M.F.の新たなるメンバーとともに任務を遂行するが……。
≪感想≫
「ミッション・インポッシブル」シリーズ第三弾。
1作目ではスパイ物だった本シリーズも前作からは一転、トム・クルーズ演じる
イーサン・ハント祭りに。
僕的にはどちらも好きです。
特に1作目はリアルタイムで観たのでその面白さに興奮したものです。
さてさて。
本作は、前作のイーサン祭りを踏襲しつつもスパイ物にも寄せていった作品に仕上がっていました。
先に悪かった所。
本作は少しスパイ物に寄せていったという事で、チーム色が強くなっていました。
ただそのチームのメンバーがイマイチ光っていないんです。
やっぱりここでもイーサン力爆発といいますか・・・。
とにかくトム様のカッコ良さを際立たせるためだけのお豆的な存在で・・・。
紅一点のマギーQ演じるゼーンなんて見た目も最高だっただけにもっと活躍させてほしかったです。
そしてこのチームプレイ的な演出があったおかげで、これまでのイーサン祭りより少し抑えめに
見えたんですよね。
ちょっと相乗ではなく相殺された感じ。
もったいないない。
どうせならどちらかにいききって欲しかったです。
そこがけっこう本作の大きな肝だったように感じます。
とはいえ良かった所はたくさんありました。
少し落ち着いたとはいえいつものイーサン祭りは健在でしたしね。
上海のビルを飛び移る所は素直にすっげぇなぁってね。
トム・クルーズはやっぱりカッコ良いですな。
サブキャラ達に関しても数名、イケている方々が。
まずはイーサンのお仲間であるベンジー。
演じたのは大好きサイモン・ペッグ。
チーム外なんだけど、外から助けてくれる007でいう所のQみたいな感じかな。
良い感じのコメディリリーフで出てきたときは嬉しかったです。
次にIMFのブラッセル局長。
演じたのは、ローレンス・フィッシュ・バーン。
こいつはもう面構えがすんごい。
ネタバレになりますが、ブラッセルが敵みたいなストーリー展開になっていって
実は違うというオチになるんですが、このローレンス・フィッシュ・バーンの顔力のおかげで、
すっかり騙されてしまいましたよ。
なんて悪い顔するんだ、コイツは(笑)
そしてそして。
最後は、敵キャラのデイヴィアン。
演じたのはフィリップ・シーモア・ホフマン。
このデイヴィアンというキャラクターがとても魅力的でした。
絶対的な悪。
有無を言わさない感じの交渉術とか、とても素晴らしかったです。
本当に悪いやつってこういう奴の事を言うんだろうなぁって。
敵ながら無敵感を醸し出している感じが素晴らしかったです。
とまぁ全体的に楽しめた本作。
全体的に一定の楽しさを持った本シリーズ。
このまま新作まで一気観じゃい!!!
≪点数≫
6点
(16.07.09鑑賞)

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