2016-08-15 Mon

2014年制作 米
監督:ロバート・ストロンバーグ
≪キャッチコピー≫
『誰も知らない「眠れる森の美女」がいま目覚める――。』
≪ストーリー≫
とある王国のプリンセス、オーロラ姫(エル・ファニング)の誕生祝賀パーティー。幸せな雰囲気があふれるその会場に、招かれざる邪悪な妖精マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)が出現する。オーロラ姫に永遠の眠りにつく呪いをかけたマレフィセント。それは、なぜなのか。答えは、謎に包まれたマレフィセントの過去にあった。
≪感想≫
誰もが知っているであろう、ディズニーアニメ映画「眠れる森の美女」。
その作品の悪役、魔女マレフィセントを軸に描いた作品。
実は、僕はこの「眠れる森の美女」を観たことがなくって。
もちろん、なんとなくは知っているので、そこまでの情報を仕入れずに鑑賞。
アンジー(アンジェリーナ・ジョリー)力爆発!!
特殊メイクなのでしょうが、顔の輪郭までカクカクさせるこだわりっぷり。
いかつい表情で良い感じ。
とても良かったです。
子供よりの映画だけあってファンタジックな映像は◎。
もう少しバトルシーンでは派手にやってほしかったけどまぁまぁまぁ。
ストーリーについて。
こりゃツッコミ所満載じゃ。
ただ、何となく綺麗に着地したから良しとしようかなぁといった所。
何でしょう、このマッチポンプ感。
マレフィセントが問題を作って問題を解決する。
マレフィセントがオーロラ姫に呪いをかけたのに、自分で解けないってなんじゃ!?
そもそも、キャラクターの描き込みが薄く感じたんです。
例えば、マレフィセントについて。
あんなにも人間を憎んでいるはずなのに、オーロラへの愛情はどうして??
何だかんだで見守っているのはどうして??
まぁ、あのツンデレっぷりがなんともキュートにも感じて、キャラに彩をつけていたのも
事実なんですが・・・。
なんか、あの感情のブレに対する理由付けが足りなかったようにも感じました。
マレフィセントに恋する青年(王様)もそう。
ナレーションで欲深い的な発言がありましたが、そこまで悪いやつには見えなかったんですよね。
そこもキャラ立ち不足感が。
オーロラ姫に取り巻く妖精3人組も。
鑑賞後に知ったのですが、彼女たちは「眠れる森の美女」では、すっごい貴重な役どころ
なんですってね。
それこそ姫のために一生懸命、マレフィセントに立ち向かう的な。
それが本作の役回りって・・・。
すっごい邪魔なだけの存在に扱われていてちょっと可哀そうでした。
僕は原作を観ていなくて良かったかもね。
全体的に粗挽き感満載のストーリー。
ルックと役者力だけでは埋められない溝がありました!!
残念!!
続編が作られるみたい。
どうなんでしょう・・・。
≪点数≫
6点
(16.06.12鑑賞)
こちら「眠れる森の美女」。
未見です。

満足ならクリック!!
スポンサーサイト