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No.1222 『007 第23作 スカイフォール』
No1222 『007 第23作 スカイフォール』

2012年制作 英/米
監督:サム・メンデス

≪キャッチコピー≫
『 ― 』

≪ストーリー≫
MI6のエージェントのジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、NATOの諜報(ちょうほう)部員の情報が記録されているハードドライブを強奪した敵のアジトを特定し、トルコのイスタンブールに降り立つ。その組織をあと少しのところまで追い詰めるも、同僚のロンソンが傷を負ってしまう。上司のM(ジュディ・デンチ)からは、敵の追跡を最優先にとの指令が入り、後から駆け付けたアシスタントエージェントのイヴ(ナオミ・ハリス)と共に、敵を追跡するボンドだったが……。

≪感想≫
007シリーズ第23弾。

6代目、ジェームズ・ボンドになって3作目。
前々作から、アクション色が強くなって、中身もハードボイルドタッチになったような。
僕的にはまた新たなボンドシリーズの誕生だなんて感じていました。

さて本作。
また毛色が変わったかな。

アクションについて。
本作はアクションは限定的にして、押さえ所だけドン!!と。
それがまたキマッていてカッコ良かったんですよね。
例えば、冒頭のバイクチェイスシーン。
オフロードバイクで住宅街の屋根を爆走。
痺れますねぇ・・・。
例えば、クライマックスのスカイフォールでのバトルシーン。
これでもかというぐらいの爆破、爆破、爆破。
緊張感バッチリ。

演出も素晴らしい。
メリハリがきちっとしているというか。
先に書きました爆破、爆破、爆破、の後はしっとりと着地をする。
中盤もアクションがあまりなかったので中だるみしそうなものなのに、要所要所で見所を
作ってくれていたので問題ないない。

キャラクターも立っていましたね。
本作から登場Q青年。
6代目になってQは登場していなかったのですが、新登場。
これまでのQ老人ではなく、いかにもオタクゆとり青年になっていました。
僕的にはこのQというキャラクターが大好きでして。
本作で再登場、そしてまた新たなQ像を見せつけてくれて最高でしたよ。
彼の発する言葉には、これまでの作品のオマージュもあって、思わずふふふ。
(例えば、「壊さないで返してくれよ」的な。)
今後、彼はどういう活躍をしてくれるんでしょうか。
恐らく、これまでの流れから見ると荒唐無稽なスパイグッズという訳にはいかないですが、
何らかの関わり、活躍はしてくれるでしょう。

そして。
本作のラストで明らかになったマニーペニーの誕生。
彼女がマニーペニーだったんですね。
マニーペニーと言えば、MI6のボスの敏腕秘書という印象。
彼女は彼女で凄腕諜報員だったようで。
ラストその事実が明かされた時、思わず「おぉ!!」って嬉しかったです。

そしてそして。
Mの継承という点でも本作で明らかになりました。
これまでのジョディ・リンチが本作で殉職。
新しいMが誕生します。

上記3名の流れを観ていると、本作はこれまでのボンドシリーズの前日譚のような作りになっていました。
とても嬉しい流れになっていました。

キャラクターについてはこれまでのボンドシリーズを意識した作りになっていましたよ。
そうそう、敵キャラも良かったですね。
本作の敵ボスであるシルヴァ。
演じたのはハビエル・バルデム。
サイコチックなキャラで良い感じ。
欲を言えばもっと天才的でカリスマ性のあるキャラであったら申し分ないのですが、
ただ本作のシルヴァも、QやMI6を手玉に取るほどの知的キャラだったので良しとします。

演出と言えば。
本作、むかぁしの作品のボンドカーが出ていましたね。
ボンドカーに搭載されている武器やメカもそのまんまで、観た瞬間これまた「おぉ!!」って。

やっぱり本作って、過去作にもちゃんと敬意を表しながら新しいシリーズへと変貌を
遂げたいという気概が見受けられますね。

とにもかくにもどんどん変わっていくボンドシリーズ。
今後も楽しみです!!

≪点数≫
  8点
                                           (16.05.13鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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