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No.1209 『ポイントブランク ~標的にされた男~』
No1209 『ポイントブランク ~標的にされた男~』

2014年制作 韓
監督:チャン

≪キャッチコピー≫
『なぜ、俺を嵌めた――』

≪ストーリー≫
ある晩、ミョンジンビル付近の道路で交通事故が起き、同ビルで起きた殺人事件の容疑者ヨフン(リュ・スンリョン)がテジュン(イ・ジヌク)の勤務する病院に運ばれてくる。ヨフンの治療を終え、テジュンはいったん自宅に戻るが、身重の妻ヒジュ(チョ・ヨジョン)が何者かに拉致されてしまう。さらわれた妻を取り戻すには、病院からヨフンを連れ出すしかなく……。

≪感想≫
とある医者が救急で運ばれた男を助けたばっかりに、奥さんをさらわれる。
犯人は男を病院から解放しろと要求してくるが・・・。

韓国ノワール作品。
いわゆる、巻き込まれ型サスペンスアクション。

前情報も全く入れずに鑑賞。
途中、なんだかどこかで観た事あるなぁなんて思っていると・・・。
本作、「この愛のために撃て」というフランス映画のリメイクらしくって。
・・・どこかで聞いたことあるなぁと思っていると・・・。
僕、2014年に原作を観ていました!!
通りで引っかかるものがあったんですね(苦笑)
レビューを読み返すと、なかなか楽しめた作品だったみたい。
大づかみでしか覚えていないですねぇ・・・。

さてさて本作。
この手の韓国映画はやっぱり一定水準を越えてきますね。
ほんのり泥臭い良作に仕上がっていました。

キャラクターについて。
本作の主役は、妻をさらわれた医者のテジュン。
ではなく、病院に運ばれた元傭兵の男、ヨフン。
このヨフンという男がまた良い感じの野暮ったさで泥臭い感じが好感触。
元傭兵だけあってアクションも最高。
元傭兵テクニックか知りませんが、サッカーボールを使っての車の鍵開けのテクには
あまりにも見事すぎて「おおっ」と思わず感嘆。
格闘術も最高でしたね。
韓国特有のエグみは感じませんでしたが、それでも敵をバッタバッタとなぎ倒す感じは◎。
俳優さんの面構えも最高。
演じたのはリュ・スンリョンという俳優さん。
観たのは初めてかな。
韓国の俳優さんってイケメンも多いんですが、本作のように良い感じのおじさんが
主役を張っていて、それがバッチリキマッている作品が多くって。
チェ・ミンシクしかり。
キム・ユンソクしかり。
ソン・ガンホしかり。
大好きな役者さん達です。
あと、本作では敵役のユ・ジュンサン演じる汚職刑事ソン・ギチョルが良かったですね。
これも韓国映画ならではなんですけど、嫌な奴がきっちり嫌な奴なんです(良い意味で)。
憎たらしさが顔に出ていると言うか。
その言動にすっごい腹が立つし、サイコチックな行動にすっごい恐怖感を覚える。
とても良いキャラクターでした。
脇を固める奴らも好印象。
妻を笑われたテジュンも、なんだかんだで活躍していたし、その妻の精神科医という役どころも
キッチリ活かされていたし。
女性刑事のチョンがあっけなく殺られるも、その部下が仇を討つくだりも、とても良い感じでした。
なんだかんだでキャラクターはたくさん出てくるも一人一人がしっかりと立っていたので、
飽きることなく観る事ができました。

正直なところ、全体的にもっとド派手に行こうぜ!!
なんて事も思ったりもしたのですが、
一定のレベルは超えているので問題なし!!

満足の良作。

僕的には原作よりもこっちの方が好きです!!

≪点数≫
  7点
                                           (16.04.23鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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