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No.122 『ブロークン・フラワーズ』
No122 『ブロークン・フラワーズ』

2005年制作 米
監督:ジム・ジャームッシュ

≪キャッチコピー≫
『人生は思いがけない驚きを運んでくる』

≪ストーリー≫
若い頃はブイブイいわしていた元プレイボーイの主人公ドン。
ある日恋人に家を去られ途方に暮れていたら一通の手紙がドンのもとに届けられる。
その内容は自分に19歳になる息子がいるという事であった。
まったく知らなかったドンは20年前に付き合っていた女性をリストアップし一人一人会いに行くことになったのだが・・・。

≪感想≫
ちょっとインテリチックな独特で静かな空気感。
老若男女に好かれるような作品ではないかもしれませんね。
なにしろ主人公ドンは感情の起伏がほとんどなく表情、台詞ともに少ない。
その微妙な変化を観察して心理的なことを読み取っていくのはなかなかね・・・。

終盤にかけて段々とドンの人間性に色づきはじめたかと思えばスパッとエンディング。
観た人にその後を創造させる切り口。
こういう作品は観終わって夜、寝床について静かになった時にじわりじわりと考えさせられますなぁ。

少し気になったのが音楽。
この音楽がとてもいい意味でこの作品を観やすくし、空気をかるーーくしてました。

一人黄昏時にゆるく眺める事のできる作品でした。

≪点数≫
  6点
                                           (08.07.04鑑賞)


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映画 | 22:48:01 | トラックバック(0) | コメント(0)
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