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No.1206 『泣く男』
No1206 『泣く男』

2014年制作 韓
監督:イ・ジョンボム

≪キャッチコピー≫
『その殺しの報酬は、購(あがな)い。』

≪ストーリー≫
悲しい過去を持つゴン(チャン・ドンゴン)は、中国系マフィアの殺し屋として暗躍していた。すご腕のプロとして名をはせた彼だったが、ある晩、任務遂行中に無関係の幼い少女ユミ(カン・ジウ)の命を奪うという大きなミスを犯す。彼は取り返しのつかないことをしたと行方をくらますが……。

≪感想≫
韓国発良作アクション作品「アジョシ」のイ・ジョンボム監督最新作。

「アジョシ」の主演はウォンビン。
日本では韓流四天王なんて言われていましたね。
本作の主演であるチャン・ドンゴン。
何を書くそう彼も韓流四天王の一人。
(ちなみに残り二人はペ・ヨンジュンとイ・ビョンホンね。)

「アジョシ」ではウォンビンがとにかくカッコよく描かれていましたが、
本作でもチャン・ドンゴンがとにかくシブくカッコ良く描かれていましたよ!!

本作の肝であるアクション。
これがまたすっげーカッコ良かったんですよね。
例えば、格闘術。
総合格闘っぽくて関節技や絞め技、打撃と何でもござれ。
「アジョシ」とまではいきませんでしたが、ナイフアクションもカッコ良かったです。
団地で顔面に飛び膝蹴りするシーンは僕的ベストアクションの一つ。
エグいんですけどテンションはガン上がりしました。
例えばガンアクション。
中盤、団地みたいな所でバッチバチのガンアクションがあったんですが、遠距離戦で
結構見たことない展開だったのでこれまたテンション上がりまくり!!
クライマックスのビル内での戦いも、ちょっと「ダイ・ハード」っぽくて良い感じだったし。
本作って、主役のゴンの無敵感をバシバシと味わう作品ではないかと。
昨年観た傑作「サスペクト 哀しき容疑者」もそうだったんですが、主役がいかに
痺れる演出でピンチを脱していくか、敵をなぎ倒していくかを堪能する。
本作でもそれらがめちゃくちゃたくさんあって、一つ一つの切り抜け方が
イカしていたんです。
とにかくカッコ良かったです。

キャラクターについて。
本作は三つ巴っぽい展開。

まず主役のゴン。
彼のキャラはカッコ良かったんですが、もう少しパンチ力があっても良かったかな。
「アジョシ」のウォンビン力には少し勝りませんでした。
ゴンが自らの手で殺めてしまった子供の母親を助けるという部分に少しだけ納得がいかなかったもので。
確かにゴンは母親に対する愛情みたいなものに飢えていたのかもしれませんが、
そこまでして組織を裏切るという行為にまで至るのが少しピンとこなかったんですよね。
ちょっとそこら辺の動機付けをもう少し濃く色づけしてほしかったなぁと。

中国マフィア軍団。
ゴンの兄弟分みたいな奴。
中東系のコンビ。
この3名の戦闘能力がこれまた高くって。
ゴンとのバトルシーンはもれなくアガりました。

そして、韓国の敵軍団。
こいつらもまたいかにもゲス野郎っぽくて良かったですね。
特に参謀役の面構えがまた◎。
最後のクズ行為からの始末のされ方がスカッとしました。
キャラクターについても相変わらずの韓国クオリティでとても良かったです。

とにもかくにも。
全体的に楽しめた本作。
とくにアクションについては文句なしの良作でした!!

≪点数≫
  7点
                                           (16.04.10鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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