2016-02-15 Mon

2014年制作 米
監督:ドン・ホール, クリス・ウィリアムズ
≪キャッチコピー≫
『"優しさ"で世界を救えるか?』
≪ストーリー≫
西洋と東洋の文化がマッチし、最先端技術分野の先駆者たちが数多く住んでいるサンフランソウキョウ。そこに暮らしている14歳の天才児ヒロは、たった一人の肉親であった兄のタダシを亡くしてしまう。深い悲しみに沈む彼だったが、その前にタダシが開発した風船のように膨らむ柔らかくて白い体のロボット、ベイマックスが現れる。苦しんでいる人々を回復させるためのケアロボット・ベイマックスの優しさに触れて生気がよみがえってきたヒロは、タダシの死に不審なものを感じて真相を追い求めようと動き出す。
≪感想≫
ディズニー作品。
まずはこれだけは言いたい!!
本作のCMを見た時、兄を亡くした弟が、残してくれた人工ロボットとの心温まる交流を
描いた作品かと思ったんです。
ドラえもん的な?
それもあって、甥っ子や姪っ子に勧めたり、子供がいる方達へガンガン
お勧めしたりもしたんですよね。
それが蓋を開けてみると・・・。
「ん・・んん??・・・おもてたのとちがーーーう!!!!」
ごりっごりのヒーローアクション大作でしたよ。
内容はともかくこの宣伝の仕方は本当にズルいよなぁ・・・。
以前、ブラッド・ピット主演の「ワールドウォーZ」という作品がありましたが、あれもゾンビ映画なのに、
ゾンビの匂いを一切させないで宣伝してたっけ。
ゾンビ映画と言ってしまうと客が一気に減るからとの事で、宣伝方法を変えたとか。
まぁ、分からないでもないですけど、このような宣伝方法は嫌いですねぇ・・・。
さてここからは作品について。
とても満足できる作品に仕上がっていましたよ。
正直、僕が見たかったのはこんな作品だったりもするんですよね。
先にも書いたように本作はバリバリのアクションヒーローもの。
それもそのはず、本作はアメコミが原作なんですって。
タイトルも「ビッグ・ヒーロー・シックス」。
文字通り6人のヒーロー達が町のために戦う的な。
本作って、舞台もそうなんですが日本をかなり意識した作りになっていたんです。
例えば、舞台もサンフランソウキョウというサンフランシスコ+東京という架空の都市だし。
町にもカタカナや漢字も溢れかえっているし。
アクションも空手が出てきたりしたし。
そして何よりベイマックスの必殺技が「ロケットパンチ」なんです!!
マジンガーZじゃん!!ってね。
ヒーロー的な所も、日本のゴレンジャー等の戦隊ものを意識しているのかなって。
とにかく嬉しくって気持ちの良い仕上がりになっていましたよ。
キャラクターについて。
ビッグ・ヒーロー・シックスの面々。
欲を言えば、もう少しキャラクターの個性(バトル)をもっと見たかった気もしましたが、
それぞれしっかりと色分けされていましたね。
僕的には女性キャラクターのゴーゴーがカッコ良かったかな。
あの、ローラーブレードみたいなのを駆使してスイスイと動き回るアクションはいけていました。
本作、アクションシーンが結構スピーディーでカッコ良かったです。
とても満足いく仕上がりになっていました。
総括。
ストーリーはスタンダードなヒーローもの。
これはこれで子供も楽しめる作品になっているのにな。
実際にうちの甥っ子姪っ子は大好きになったくらいだもん。
やっぱり不満が残る宣伝の仕方。
ちょっとあざといそのやり方はやっぱり嫌いかな。
あぁーーー良い作品なだけにもったいないない・・・。
-2点!!
≪点数≫
7点
(15. 12.20鑑賞)

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