2016-02-05 Fri

2015年制作 米
監督:ブラッド・バード
≪キャッチコピー≫
『ウォルト・ディズニー最大の謎にして、最高のプロジェクト』
≪ストーリー≫
17歳のケイシー(ブリット・ロバートソン)が見覚えのないピンバッジに触ると、自分が思い描いた別世界へと入り込んだ。バッテリー切れで現実の世界に戻ってきた彼女の前に、不思議な少女アテナ(ラフィー・キャシディ)が現れる。そしてケイシーにトゥモローランドに戻りたいのなら、フランク(ジョージ・クルーニー)という男性を訪ねるよう助言する。
≪感想≫
ディズニー作品。
ちと脱線から。
僕とディズニーランド。
初めて行ったのは幼稚園生ぐらいの頃。
イマイチ記憶に残っていませんが「カリブの海賊」に乗ったのは覚えているかな。
今思うと、それは1985年くらいのお話で、東京ディズニーランドが開園されたのが
1983年との事なので、できて間もなく行っていたんですね。
親父頑張ったんだなぁと感慨深くもなり・・・。
さてさて。
タイトルのトゥモローランドとは、ディズニーランドにあるエリアのひとつなんだって。
お話的には未来は自分の手で変えようぜ!!ってなお話。
まずは良かった所。
キャストが最高!!
一人目の主人公であるフランク役のジョージ・クルーニーは言わずもがなですが、
フランクの少年時代を演じた子役も良かったですねー。
ジョージ・クルーニーのニヒルな笑顔にそっくりで違和感なく見る事ができましたよ。
二人目の主人公であるケイシー役のブリット・ロバートソン。
快活なキャラクターで何事も絶対あきらめない少女をこれまた違和感なく演じられていました。
そしてそして。
何と言ってもアテナ役のラフィー・キャシディ!!
超絶的な可愛らしさで一気に虜になってしまいましたよ。
キャラクター的にもとっても良かったんですよね。
ロボットの役でアクションもハンパなくってテンションアガリまくり。
「キック・アス」のヒットガールとまではいきませんが、こんなにも可愛らしい子が
ドカドカとアクションをこなしているのを見るのはやっぱり爽快ですね。
とにかくこの3人の主人公がキャラクター的にも役者さん的にも見応えあって◎。
これだけで観たかいがあったなぁって。
次にSF演出がアイディアたっぷりで抜群!!
本作は未来のお話だったりするので、色々なメカや映像が盛りだくさん。
壮大な風景や未来の映像はやっぱりデカいスクリーンで観たかったなって。
ハイテクメカも最高でした。
フランクの家にある的を迎撃する仕掛けの数々には心躍らさせていただきましたよ。
本作って世界観や演出がとにかくワクワクしたんです。
観ていて楽しかったというか。
それこそディズニーで夢を見ているような感覚に。
さて、ここからはムムムな所。
ストーリーが大づかみ過ぎて・・・。
当り前のように進んでいくストーリー。
例えばケイシーはなぜアテナに選ばれたのか・・・。
トゥモロー・ランドの仕組みとは・・・。
フランクが追放されることになった理由や、追放後の行動は・・・。
ピンとこなくって勝手に物語が進んでいっている部分が多くってなんだかなぁと
いった部分もあったり。
子供向けだからしょうがないのかなとも思ったり。
SF作品ってこんなもんか何ても思ったり。
とにかくストーリーに関しては少し物足りなかったです。
敵のロボット達(黒服集団)も個性爆発っぽくて良い感じだったのに
意外に活躍しなかったしね。
とはいえ。
やっぱりそのルックや世界観は抜群!!
特にラフィー・キャシディーちゃんと言うニューヒロインにも出会えましたし。
何だかんだで楽しく鑑賞できた一作です。
≪点数≫
7点
(15. 12.12鑑賞)

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