2015-08-10 Mon

1981年制作 オーストラリア
監督:ジョージ・ミラー
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
凶悪な暴走族と戦いながら荒野の中で生活を続ける一団に救われたマックスは用心棒として彼らに協力する。
≪感想≫
「マッドマックス」シリーズ第二弾。
前作はイマイチ、ノリきれない部分が多々あって。
想像していたと少し違っていたんですよね。
そんなこんなで本作。
「これこれーーー!!」
想像していた世界観がここにありました。
僕はこの「マッドマックス」シリーズは未見でして。
ただ、名作と謳われる本シリーズの噂は良く聞いていたんです。
メル・ギブソンの出世作だとか、漫画「北斗の拳」が本シリーズの世界観を
そのまま踏襲しているだとか。
そんな印象は本作の事だったんですね!!
本作は期待通り、想像通りの作品に仕上がっていました。
キャラクター、世界観について。
主役のマックスはもろケンシロウですね。
前作でもあの風体(革ジャンスタイル)は少し見せていましたが、本作ではよりワイルドに、
そして性格もより影を背負った空気感を漂わせていましたよ。
敵ボスのヒューマンガスはもろジャギですし。
他にもモヒカン頭のキャラとか、子役の風体、その他諸々の人物の姿恰好は
「北斗の拳」そのまんまでしたよ。
プロペラ飛行機乗りの男も、もろバットだったもん(笑)
世界観も想像していたマッドマックスの世界。
これぞ世紀末と言ったところか。
荒れ果てた大地。
荒んだ人間たち。
私利私欲に走り、本能のままに生き続ける人間。
前作で、その人間のいききった行動は少し描いていましたが、本作でもその人間の
暴走した感情からなる行動は凄まじかったです。
敵のクズっぷりと言うかゲスっぷりと言うか。
やっぱり本シリーズの敵達の行動には良い意味で、嫌気がさしますね。
世界観に通ずるんですが、本作は出てくるメカも良かったです。
改造車や改造バイクのフォルムがこれまた世紀末っぽい感じで◎。
これらのメカが後に書きますが、超絶アクションに繋がる訳です。
そして本シリーズの見所のカーアクションシーン。
相変わらずムチャやっています!!
本作の制作は1981年ですので、CG技術もそこまで発展していなかったはず。
それなら、全て実写、スタントでやっているのか!?
凄過ぎるでしょ!!
色々、調べてみると本作ではスタントマンに死人が出たとの噂が・・・。
本当かどうかは分かりませんが、いくらなんでも・・・。
とにもかくにも。
ストーリーは相変わらずの粗挽き感満載ですが、観たかったマッドマックスがここにありました!!
続編が楽しみです!!
≪点数≫
8点
(15.06.13鑑賞)
こちら「北斗の拳」。
今も新作が発表されているようで。
興味ありますね。

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