2015-07-16 Thu

1969年制作 英
監督:ピーター・ハント
≪キャッチコピー≫
『 ― 』
≪ストーリー≫
国際的犯罪組織スペクターの首領ブロフェルドの動向を探っていたボンドは、テレサという女性と出会い、大胆な振る舞いをみせる彼女に惹かれていく。また、テレサの父は犯罪組織ユニオン・コルスのボス、ドラコだったが、娘の面倒を懇願されると同時に、彼からブロフェルドの情報を入手することに成功するのだった。こうしてボンドは、情報を元にブロフェルドがいるスイスへ飛ぶ。するとそこで、ブロフェルドが催眠療法をかけた女性たちに世界各地で細菌をばらまかせるという恐るべき人類抹殺計画を企てていると知り、ボンドはその阻止へ奔走するのだが…。
≪感想≫
007シリーズ第6弾。
本作から主演が代わりまして。
初代ショーン・コネリー⇒二代目ジョージ・レーゼンビーへ。
まず、重要なキャスティングについて。
ジェームズ・ボンドと言えばやっぱり初代なんですよね。
スマートな出で立ちで二枚目。
本作のジョージ・レーゼンビーは少しもやしっ子で顔もショーン・コネリーに比べると
落ちるかなと。
ただね・・・・。
この人、アクションは初代に比べると凄かったと感じました。
けっこう動ける人なようで。
・・・という事で、本作はアクションシーンがメチャクチャ多かったように思えます。
それが僕的には好印象で。
本シリーズってお話自体はとっても粗挽きなんですよね。
話に辻褄なんてあって無いようなもんだし、勝手に物事がポンポン進んでいくので、
ストーリーに面白みが無かったりした作品も多くって。
本作ももれなくそんな感じだったんです。
正直、物語の展開や設定が分からない部分も多々あって。
ただ、それを補うようなアクションの多さ。
例えば、ボンドの格闘シーンもたくさんあったし。
例えば、ボンドが雪山での敵との追いかけっこシーンも良かったし。
例えば、クライマックスのボブスレーでの追いかけっこもそう。
結構、見応えがあったんですよね。
スキーで雪山を滑走していく所なんてとっても良かったですもん。
本作の制作年は1969年。
あの時代でこのクオリティは結構すごいのではないでしょうか。
アクションに関しては◎。
あと、本作は敵役がスペクターのボス、ブロフェルド。
前作ではあまり活躍しませんでしたが、本作ではスキーはするわ、ボブスレーはするわと大忙し。
これまた、けっこう見応えがあって。
なかなかの敵役でした。
スペクターとは今後もやりあっていくんでしょうね。
楽しみです。
とにもかくにも。
ストーリーやボンド力に関しては、とりとめて良いとは感じませんでしたが、アクションだけは◎。
これまで観た中で1、2を争う作品でしたよ。
おススメです。
≪点数≫
8点
(15.05.23鑑賞)

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