2015-07-06 Mon

2011年制作 台湾
監督:ギデンズ・コー
≪キャッチコピー≫
『青春は
恥と後悔と
初恋で
作られる』
≪ストーリー≫
1994年、コートン(クー・チェンドン)は、台湾の地方都市の彰化で中高一貫の高校に通っていた。彼は同じクラスの親友ボーチ(イエン・ションユー)、アハ(スティーブン・ハオ)、グオション(ジュアン・ハオチュエン)、マタカキ(ツァイ・チャンシエン)らとつるんでふざけてばかり。五人は、クラスのマドンナ・チアイー(ミシェル・チェン)に夢中で……。
≪感想≫
とても涼やかで甘酸っぱい良作。
台湾の高校生の青春初恋グラフィティ。
ひょんなことから惹かれあう二人。
優等生の女子とひょうきん者の男子。
うーーーん、あるある。
既視感バリバリの物語なんだけど、そこはやはり万国共通。
彼ら彼女らを見つつ自分の思い出に浸っておりました。
ただね・・・。
僕は男子高出身なので、こういう思春期の男女の甘酸っぱい経験がないんですよね。
共学にいっておけば、こんな経験もできたのだろうかなんて・・・。
まぁ僕は僕で、男くさーい青々とした春を送ってきたのも事実。
ただ、やっぱり本作のような青春時代もあればまた・・・なんて。
まぁ、それは置いといて。
とにかく作品自体の見た目も爽やかで良い感じ。
台湾の景色、雰囲気もとても親近感がわく。
オープニングを観ただけで、
「あぁ、台湾に行きたいなぁ。」
って。
中盤の灯篭みたいなものを空へ飛ばすイベントもとても素敵だったし。
クライマックスの作りも良かったな。
もしも自分があの時こうしていればどうなったか的な所をフラッシュバックして、
それがまた悲しくもなく、後悔めいた感じでもなく、パラレルな世界を爽やかに
描いていた部分がこれまた爽やか。
あと、主演のミシェル・チェンさんが異常に透明感抜群で可愛らしかったです。
そりゃ、みんなの憧れにもなるよなぁ・・・。
主演のクー・チェンドン君もハンサム君でしたね。
この2人のルックスも含めてこの作品の素晴らしい所。
これぞ王道の青春初恋映画。
そんな事、思った良作でした。
ちょいと不満の点。
それはキャラクターの薄さ。
悪友6人組がいたのですが、彼らのキャラはもう少し活かしても良かったのかなって。
良い奴らなんですけど、もっとこいつらが活きたお話があっても楽しかったかも。
あと、下ネタが多かったのですが、それが結構笑えなくって。
男子たる者、あるあるっちゃあ、あるあるなんですが、別にそれを見ても
面白くはなかったんです。
ちょっと下ネタ描写はしつこいなって感じました。
とにもかくにも。
恋愛映画を進んでは観ないのですが、たまにはこういう作品も悪くない。
本作は恋愛プラス青春と言う普遍のテーマも描かれていたのでそれがまた良し。
台湾にも行きたくなったし。
あぁ、旅に出たいなぁ・・・。
≪点数≫
7点
(15.05.16鑑賞)

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