2015-05-18 Mon

1965年制作 英
監督:テレンス・ヤング
≪キャッチコピー≫
『ジェームズ・ボンド=ショーン・コネリー』
≪ストーリー≫
核を積んだNATO軍の戦闘機が行方不明になった。事件を操っていた国際的陰謀団スペクターは、米英首脳に対して、1億ポンドもの身の代金を支払うことを要求する。期限は一週間。核の所在探索を命じられたボンドは、わずかな手掛かりからバハマへと飛ぶが……。
≪感想≫
007シリーズ第4弾。
まだまだ4作目。
少しずつ色が見えてきたかな。
さて本作。
前作のレビューで書いたかな。
昔の作品だけあって映像もアクションもコントチック。
冒頭、格闘シーンがあったのですが、野暮ったいというか重々しいというか。
現代風のスタイリッシュとは程遠く、文字通り「取っ組み合い」を見ているよう。
まぁ、これはこれでリアリティがあって、すっごい痛そうに感じたんですが。
アクションについて。
クライマックスの水中での集団格闘シーン。
ボンドがバッタバッタと敵をやっつけていく。
ツッコミどころが満載で、全然あり得ないやり取りなんだけど、なんとなく見ていてアガりました。
このアクション風景はあまり見たことないかも。
ここだけでも観れてよかったなって。
前作から登場、ボンドカー。
本作ではあまり活躍しませんでしたね。
冒頭の謎の水攻撃と謎の防弾壁みたいな仕掛けには思わず笑ってしまいました。
水圧で敵をなぎ倒すっていくらなんでも・・・(笑)
あと、これまた冒頭のランドセル型ジェット噴射で空を飛ぶシーンはフレッシュなんだけど、
いかんせん映像がチープだからやっぱりコントチック。
凄い事やっているんだけどなぁ・・・。
キャラクターについて。
2作目から登場した謎のテロ組織スペクター。
No.で呼ばれる彼らはまだまだ謎が多い。
強い弱いは別として掴みはバッチリ。
今後の展開も含めて楽しみな集団です。
主役のジェームズ・ボンドは言わずもがなの男前。
ただし、ジェームズ・ボンドの女好きキャラクターにはまだ慣れないですが。
誰彼かまわず手を出すところに少しイラッとします(苦笑)
とにもかくにも。
まだまだ序盤の007シリーズ。
ストーリーもまだまだ粗挽き。
これからもっともっと彩付けされていくんでしょうね。
願わくば、もっともっと色んなスパイグッズを出してほしいな。
≪点数≫
6点
(15.04.23鑑賞)

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