2015-02-23 Mon

2005年制作 タイ
監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ
≪キャッチコピー≫
『取り戻したい愛がある、取り戻したい象がいる。』
≪ストーリー≫
南半球の国際都市オーストラリアのシドニーに、ひとりのタイ人青年カーム(トニー・ジャー)が降り立った。国際的マフィア組織に祖国の象を密輸され、臨界点を越えた怒りに打ち震えるカームは、鍛え抜かれた己の肉体と超人的なムエタイ技術を武器に、単身、組織の中枢に入り込んで、すべてを破壊する計画を立てる。
≪感想≫
タイ発超絶アクション傑作!!
タイのアクション映画といえば、言わずと知れた「マッハ」シリーズ。
僕も「マッハ!!!!!!!!」「マッハ!弐」「マッハ!参」「七人のマッハ!!!!!!!」と観てきました。
内容は置いといて、その超絶アクションには唸るばかり。
「ウヒョーー!!」
「かっけーーーー!!!」
とテンション上がりまくり。
本作の制作年は2005年。
「マッハ!!!!!!!!」の少し後かな。
そして本作の監督はプラッチャヤー・ピンゲーオ、主演トニー・ジャー。
なんとなんと、「マッハ!!!!!!!!」の名コンビの復活ですよ!!!!
そりゃ期待値が上がらない訳ないでしょう!!
そんなこんなで本作を鑑賞。
やっぱりカッコイイ、超絶アクション!!
正直、今まで観てきた「マッハ」シリーズのアクションより凄かったように感じました。
トニー・ジャーのアクションがとにかく凄い。
以前、「アルティメット」という作品でパルクールアクションというものを紹介しましたが、
本作はそのパルクールアクションを加えつつ格闘を繰り広げるという荒業。
ピョンピョンクルクルとび跳ねまわり、ドッカンバッカン格闘する。
二段蹴り、三段蹴り、回し蹴り、ローリングソバットっぽい蹴り技の数々。
どんだけ回転しているんだってね(笑)
とにかく凄くてカッコいい。
飛び膝蹴りやら関節技やら、恐らくムエタイをベースとした格闘術に惚れ惚れ・・・。
3ヶ所すっごいアクションシーンがあって。
まず一つ目。
序盤くらいの倉庫のようなところでの格闘シーン。
敵はバイクやBMXやローラーブレードを使用した戦い。
これはこれでフレッシュ。
ここでは純粋な格闘ではなく、逃げながらよけながら戦うという、パルクールアクションとの融合。
この一発目で、観ているこっちはテンションあがる訳です!!
そして二つ目。
寺院での格闘シーン。
ここは、敵集団が良かったですねー。
一人目はカポエラ使い。
二人目は刀使い。
三人目は豪力男。
こいつらの戦い方もカッコよくって、トニー・ジャー相手に善戦。
見応えあるバトルシーンに仕上がっていました。
そして三つ目。
それはやっぱりクライマックスの格闘シーン。
ここでは純粋に格闘のみを見せつける!!
まずは関節技つかいまくりの、敵の骨を折りまくり!!
どれだけ「バキバキ!!メキメキ!!」っていう効果音が流れたか(苦笑)
そして最後の巨漢衆や鞭使いとのバトル。
覚醒したトニー・ジャーは無敵なんじゃい!!
ふぃーーー・・・お腹いっぱい。
とにかくアクションに特化した本作。
メチャクチャカッコいい作品でした。
えっ?ストーリーはって??
ストーリーは・・・・どうでもいいでしょ(笑)
察してください・・・。
≪点数≫
9点
(15.01.11鑑賞)

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