2014-11-28 Fri

2009年制作 仏
監督:フィリップ・ファラルドー
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
2013年、パリ郊外のバンリュー13地区。相変わらず犯罪多発地区とされ続けている同区で、警官が射殺される事件が発生。政府ではバンリュー13の一掃計画が持ち上がるが、陰謀のにおいをかぎ取ったレイト(ダヴィッド・ベル)は、麻薬所持の濡れ衣を着せられ、投獄されたダミアン(シリル・ラファエリ)を脱獄させようとする。
≪感想≫
フランス発ヨーロッパコープ作パルクール(移動術)アクションシリーズ第二弾。
前作はその体術と言うかアクションに唸るばかり。
メチャクチャカッコ良かったです。
さて続編となる本作は・・・。
「やっぱり、すげーーーー!!イケてる!!」
まずはストーリー。
前作に引き続き粗挽き感満載。
ツッコミ所が多々あって、呆れ笑いが止まりません。
例えば政府のずさんさ、と言うか政策のずさんさ。
フランス政府は悪の吹き溜まりと化した13地区を壁で囲って隔離している。
そもそもこの政策自体がとてもナンセンス。
これぞマンガ、フィクションの世界です。
例えば、警察警備の甘々感爆発。
いとも簡単に己の肉体だけで脱獄ができる。
ピンチを切り抜けられる。
こりゃもう、なんだかなぁと・・・。
ただね・・・。
この粗挽きなストーリー、設定のおかげで楽しめているのもまた事実。
先に書いた己の肉体だけで様々なピンチを切り抜ける。
これぞパルクールアクション!!
観ていてこんなにも気持ちのいいものはない。
ピョンピョン飛び跳ねて、四方八方飛び回る。
オマケに格闘アクションもカッコイイときたもんだ。
とりあえずパルクールアクションのYou Tube映像を見つけたので貼っときます。
最高にカッコいい!!
本作、ふと思ったんですが「ワイルド・スピード」シリーズに似ているなぁ。
悪たちが手を組んでさらなる悪をぶったおす的な感じとか。
軽いノリとかカーアクションとか。
エンディング後のおまけも少しそんな感じがしたし。
どちらかが影響を受けているんじゃないぁなぁ・・・。
ただ、本作については、それぞれのキャラ立ちが上手くいっていませんでしたね。
クライマックスで仲間になる各ギャングのボスたち。
見た目、異名的にはとてもいい味出していたのに、そこまで活躍しなかったんですよね。
それぞれにもっと活躍の場を与えてほしかったな。
もったいないない。
主役の二人は相変わらずカッコ良かったですよ。
レイト(ダヴィッド・ベル)はパルクールアクション担当。
ダミアン(シリル・ラファエリ)は格闘アクション担当。
二人のPVとして観ても良いですね。
とてもカッコよく映っておりました。
とにもかくにも。
これぞ王道ヨーロッパコープ作品。
スカッとしたいときには持って来いの1作です!!
≪点数≫
7点
(14.10.12鑑賞)

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