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No.990 『スーサイド・ショップ』
No990 『スーサイド・ショップ』

2012年制作 仏/ベルギー/カナダ
監督:パトリス・ルコント

≪キャッチコピー≫
『ようこそ、自殺用品専門店へ。ステキな"人生"をご提供致します。』

≪ストーリー≫
どんよりとした雰囲気が漂い、人々が生きる意欲を持てずにいる大都市。その片隅で、首つりロープ、腹切りセット、毒リンゴといった、自殺するのに便利なアイテムを販売する自殺用品専門店を開いているトゥヴァシュ一家。そんな商売をしているせいか、父ミシマ、母ルクレス、長女マリリン、長男ヴァンサンと、家族の誰もが一度たりともほほ笑んだことがなかった。人生を楽しもうとしない彼らだったが、無邪気な赤ちゃんが生まれたことで家庭内の雰囲気が少しずつ変わり始め……。

≪感想≫
仕立て屋の恋」「列車に乗った男」のパトリス・ルコントの初アニメ作品。

実は本作の予告をYouTubeで観たことがあって、楽しみにしていたんです。
絵のタッチ、デザインが変わった風貌で気持ち良かったんですよね。
しかも仏映画という事で、なお興味が湧いたり。

さていざ鑑賞すると・・・。
うーーーん、予告だけで良かったかなぁ・・・。

ストーリーについて。
自殺専門店の家族の元に飛びっきり明るい息子が誕生する。
自殺を推進する家族とは裏腹に、息子はすくすくと太陽のように成長していくのであった。

まず、ストーリーは良さげなんだけど深みが無い。
先に書いたストーリー以上の事を感じる事ができなかったんです。
「自殺はダメですよー」的なみっせーじもなけりゃあ、自殺をする人の背景も全く描かれない。
自殺用品を売っているミシマ一家の仕事への姿勢もイマイチピンとこない。
物語中盤、ミシマ夫婦が
「こっちも自殺を後押しするのは辛いのよ・・・。」
的な表現をしますが、その突然とした発表に口あんぐり。
「そんなの今更言われてもなぁ・・・。」
それなら最初から止めておけばいいのに・・・。
そもそも自殺は犯罪として扱われている世界で、こういう商売をやっているからには、
それなりの理由がある訳でしょう。
その訳もイマイチ描かれないもんだから、なんだかピンとこなくって。
表面的なメッセージは良かったんですよ。
おそらく「人生は素晴らしい!!」的なね。
ただそれを大きな声で訴えるだけじゃ何も響かんのです!!
うーーん、何だかなぁ・・・。

恐らくですが、本作は子供向けに作られたのではないでしょうか。
物語をすっごい薄く作って、あとは視覚と聴覚で楽しませるみたいな。
時折、ミュージカルになったりもしてたし。
確かにその演出は楽しかったりしたもん。
子供は楽しめる作品に仕上がっています。

なんて苦言をつらつら・・・。
ちょっと残念な作品でした。

ただキャラクターのデザインは◎。
日本のアニメでもなくアメコミでもなくいかにもヨーロッパ。
以前観た「ベルヴィル・ランデブー」もそうでしたが、変わったデザインが多いですねぇ。
オリジナリティ溢れる感じが大好きでしたよ。

それだけにストーリーをもっとしっかりとしてくれれば・・・。
とほほほほ。

≪点数≫
  3点
                                           (14.08.15鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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