2012-06-13 Wed

1974年制作 米
監督:サム・ペキンパー
≪キャッチコピー≫
『百万ドルが 俺を動かしたのか! その首が俺を走らせたのか!
25人の命を血に染めて 愛と暴力に散った ベニーの生きざま』
≪ストーリー≫
メキシコの大地主が愛娘を妊娠させた男、ガルシアの首に賞金を懸けた。
酒場のしがないピアノ弾きベニーは、情婦のエリータからガルシアが
既にこの世にない事を聞かされ、エリータと共にガルシアが葬られた彼の故郷を目指す。
だが、同じく懸賞金を狙う男たちがベニーの後を追っていた。
やがて、墓場に到着したベニーはガルシアの墓を暴こうとするが……。
≪感想≫ ※ネタバレ注意!!
追われる男ガルシアのお話かと思ったら当のガルシアの登場は写真のみ。
本筋は、ガルシア探しに巻き込まれたバーのしがないピアノ弾きベニーの話。
ベニーは欲望のまま突っ走り、それが悪いほうへ悪いほうへ転がっていき
大事なものを失ってしまう。
そしてついには自分の命まで失ってしまいます。
ハードボイルドには程遠いけど、ベニーの姿は何だかダサカッコイイ。
自らの過ちを回収していく展開に思わず見入ってしまいました。
あと、だいぶ昔の映像なので少し粗が見受けられたけど、それが逆にラストにどんでん返しが
あるんじゃないかなんて期待を持たせる演出に見えて何だか得した気分。
親父世代が好きそうなむかぁーしむかしの映画です。
≪点数≫
6点
(08.05.13鑑賞)

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