2014-08-08 Fri

2013年制作 香港
監督:ウォン・カーウァイ
≪キャッチコピー≫
『どれだけ愛を失えば、頂点に立てるのか。』
≪ストーリー≫
20世紀初めの中国。
北の八掛拳の宗師・宝森は、流派統一を任せられる継承者として、弟子の馬三と南の詠春拳の宗師・葉問(トニー・レオン)のどちらから選ぼうとする。
六十四手の達人にしての宝森の娘でもある宮若梅(チャン・ツィイー)も候補者として手を挙げる中、馬三が宝森の命を奪うという謀反を企てる。
それを機に、宝森の敵(かたき)を討つ復讐(ふくしゅう)と後継者の座を奪い合うすさまじい戦いの火ぶたが切って落とされる。
≪感想≫
んんーーーーー??
おもてたのとちがーう!!
かの有名なアクションスター、ブルース・リーの師匠でもあるイップ・マンが主役の本作。
カンフー映画という事でアクションババッチバチの痛快エンタメ作品化と思いきや・・・。
ストーリー、アクション共に、やけに重苦しい作品でしたよ・・・。
まず本作の一番のウリともいえる映像美。
監督のウォン・カーワァイ印なんでしょうか。
とにかくアップとスローモーションを多用していて。
このスローモーションの多用がカンフーアクションに合っていなかったような。
もっとテンポよくポンポンと取ってたらもっとカッコよくなっただろうに。
確かに、美しいとは感じました。
確かに、綺麗だなぁとも感じました。
ただねぇ・・・。
僕が観たかったアクションはカッコいいカンフーアクションだったんですよねぇ・・・。
ちょっと女性向けのアクションだったかなと。
あとスローを多用しているからか、全体的に重く感じて長く感じたんです。
もう少しコンパクトになったんじゃなかろうかと。
ちょっとノリきれなかったかな。
ストーリーに関してもそう。
起承転結があまりなくって。
ボーーーーっと眺めていたらいつの間にか終わっちゃっていて。
実は観ていて数回、眠りに落ちそうになっちゃいました(苦笑)
主役は3人。
イップ・マン(トニー・レオン)、ゴン・ルオメイ(チャン・ツィー)、そしてカミソリ(チャン・チェン)。
この3人がもっと絡みあって何かを起こして欲しかったですね。
本作は史実を基に作られているんでしょうね。
時折、流れる字幕にもイマイチピンとこなかったり。
んんーーー、まぁまぁまぁな作品でした。
好きな所ももちろんありましたよ。
駅のホームでルオメイとマーサンのバトルはちょっとアガりました。
先に書いたスローモーションの多用は飽きは来たけど、最初はちょっと新鮮に感じました。
チャン・ツィーも相変わらず綺麗でしたし、トーニー・レオンも相変わらずカッコ良かったです。
これくらいかな。
本作を観て思い出したのがマンガ「拳児」。
少年が自分のルーツを探しに中国大陸に渡り拳法を覚えていくお話。
色んな拳法の歴史を知ることのできる大傑作。
久しぶりに読みたくなったなぁ・・・。
≪点数≫
4点
(14.07.05鑑賞)
こちら「拳児」。
最高のカンフー作品です。

満足ならクリック!!
スポンサーサイト
まだブログは上げていませんが最近観ました。
私も思っていたのとは違いました。
てっきり最初言っていた試合がメインだと思っていたのですが…あのようなドキュメンタリーのような作りになっているとは…。
確かに戦いのシーンなど美しいですけど…何か違う!(^^;
でも、序盤と駅構内での戦いはよかったです。
…カミソリとは戦わないのかー!!
うー、燃えない! ←そういう映画ではなかった。(T T)
私も思っていたのとは違いました。
てっきり最初言っていた試合がメインだと思っていたのですが…あのようなドキュメンタリーのような作りになっているとは…。
確かに戦いのシーンなど美しいですけど…何か違う!(^^;
でも、序盤と駅構内での戦いはよかったです。
…カミソリとは戦わないのかー!!
うー、燃えない! ←そういう映画ではなかった。(T T)
連続コメントありがとうございます
> まだブログは上げていませんが最近観ました。
> 私も思っていたのとは違いました。
> てっきり最初言っていた試合がメインだと思っていたのですが…あのようなドキュメンタリーのような作りになっているとは…。
そうなんです!!
僕ももっとカンフーアクション満載の作品かと思いきや・・・。
レビューにも書きましたが途中ウトウトっと・・・(苦笑)
> …カミソリとは戦わないのかー!!
> うー、燃えない! ←そういう映画ではなかった。(T T)
いやいや、本当に燃えない!!
観たかった作品とちょっと違いましたね。
良いところももちろんあったのですが、ちょっと拍子抜けの作品でしたよ。

> まだブログは上げていませんが最近観ました。
> 私も思っていたのとは違いました。
> てっきり最初言っていた試合がメインだと思っていたのですが…あのようなドキュメンタリーのような作りになっているとは…。
そうなんです!!
僕ももっとカンフーアクション満載の作品かと思いきや・・・。
レビューにも書きましたが途中ウトウトっと・・・(苦笑)
> …カミソリとは戦わないのかー!!
> うー、燃えない! ←そういう映画ではなかった。(T T)
いやいや、本当に燃えない!!
観たかった作品とちょっと違いましたね。
良いところももちろんあったのですが、ちょっと拍子抜けの作品でしたよ。
2014-08-10 日 18:09:15 |
URL |
ゆず豆
[編集]