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No.2235 『枯れ葉』
No2235 『枯れ葉』
2023年制作 フィンランド/独
監督:アキ・カウリスマキ

≪キャッチコピー≫
『愛を、信じる』

≪ストーリー≫
ある日、理不尽な理由で解雇されたアンサは、ある夜、カラオケバーで工事現場で働く酒に溺れた男ホラッパに出会う。互いの名前も知らないまま、ふたりはひかれあい、徐々に距離を縮めていく。しかし、不運と厳しい現実が重なり、ふたりは幸福を阻まれてしまう。

≪感想≫
フィンランド映画。
アキ・カウリスマキ監督の現場復帰最新作。

同監督の作品は「浮雲」「過去の無い男」「ル・アーヴルの靴みがき」あたりを
鑑賞したことがあります。
いずれも大好きな作品。
演出がとても特徴的で好きなんですよね。

そんな、カウリスマキ監督ですが2017年制作の「希望のかなた」を持って映画監督を引退するとの宣言が。
それから数年、引退を撤回し満を持して帰ってきました。
映画監督あるあるですね(笑)。

評判もとても良かったので、劇場にて鑑賞してまいりました。

さてさて。

めちゃくちゃシンプル。

キャラクター、台詞、音楽、お話、全てにおいてシンプル。
とても慈しみに満ちた世界観。

本作の舞台はまさしく現代。
ラジオの向こうではウクライナ侵攻の様子が淡々と流れる。
映し出さるルックや音楽は昔風でレトロながらも今まさに、どこかの空の下の
生活が映し出される。

そこにはフィンランドの今が映っており労働者の今が描かれる。
淡々と流れる彼らの生活は苦みと痛みが浮かび上がるも、
最後の最後にはシンプルな幸せの種が植わっている。

心が少しだけ豊かになる感じ。

どんな辛さや悲しみももう少し先、なんならすぐ傍には「慈しみ」が
存在していて。
それを見つけたりするのはシンプルな思考。
今を生きるというシンプルな思考なのではないでしょうか。

決して冷たすぎず温か過ぎず、淡々と流れるカウリスマキ監督の
描いた世界はとても豊かで美しかった。

大好き。

≪点数≫
  9点
                                           (24.01.08鑑賞)
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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)