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No.2184 『リコリス・ピザ』
No2184 『リコリス・ピザ』
2021年制作 米
監督:ポール・トーマス・アンダーソン

≪キャッチコピー≫
『この出会いは運命』

≪ストーリー≫
1973年、ハリウッド近郊。高校生のゲイリーは、ある日、年上の撮影技師アラナに恋をする。ゲイリーは“運命の出会いだ”と告白しても、アラナは相手にせず流してしまう。しかし、反発しながらも共に過ごすうちに、ふたりの距離は少しずつ近づいていく。

≪感想≫
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「ザ・マスター」等々のポール・トーマス・アンダーソン監督作。

15歳の少年と25歳の女性の恋物語を描いた本作。

あらすじだけ見ていると淡い恋物語のように思いましたが、いざ観てみると
とてもフレッシュで瑞々しい作品。

描いていることは単なる恋物語じゃなくって。
というか、恋のお話なんですがじつは主役の二人に巻き起こる様々な
人間模様と事件を描いたお話で。
鑑賞後、いまいち何を描いているのか分かんない作品に感じちゃったり。
ただ、鑑賞後はとても爽やかな気分になっている。
不思議な作品。

15歳のゲイリー少年と25歳のアラナ。
付かず離れずの不思議なバランスの二人。
どちらかが片思いしすぎている感もなくある意味とてもバランスの良い感情の揺れ動き。
年の差の事実はありつつも年の差をまったく感じさせない関係。
フレッシュ。

そうそう。
主役二人のキャラクターにも好感持てましたが、周りのキャラクターの
荒っぽさには笑っちゃいました。
僕的MVPはブラッドリー・クーパー演じるアイツ。
あのゲイリー達を恫喝する感じとか、部下へのパワハラっぷりとか
コミカルでどこか可笑しかったんですよね。
そして、彼の最期のくだりは最高。
本能的なナンパ師っぷりに笑っちゃいました。
あとはショーン・ペン演じる銀幕スターのバイクチェイスのくだり。
あれもちょっと笑っちゃったなぁ。
アラナの家族の件や市長候補の彼のお話。
色んな人たちが登場。
どこか滑稽で楽しかったです。

演出が素敵。
本作はゲイリーとアラナの2人がとにかく走るシーンが多くって。
そのシーンが凄く心地よくって。
特に最初のゲイリーが警察に逮捕されて釈放された後、2人で走り出すシーンは
素敵でしたねぇ。
そうだ。
冒頭のゲイリーとアラナが出会いここから何かが始まる長回しシーン。
最高に良かった。

時代設定も良かった。
音楽も良かった。
全体的にとても好きな世界観。

そんな感じで。
正直、お話については色んなお話が描かれていてとっちらかった印象もあるんです。
色んな人との色んな事件の積み重ね。
ただ、実はとてもまとまっていて凄く観やすかった印象。
アラナとゲイリーの恋の模様を描きつつ二人に関わっていくサブキャラたちとの繋がり。
ドラマというよりかは二人の思い出話を観ているような感じでした。
凄く爽やかで青春感が溢れる作品。
大満足。

≪点数≫
  8点
                                           (23.08.06鑑賞)
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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)