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No.2168 『怪物』
No2168 『怪物』
2023年制作 邦
監督:是枝 裕和

≪キャッチコピー≫
『怪物だーれだ』

≪ストーリー≫
シングルマザーの早織は、息子の湊と大きな湖のある町に暮らしている。湊は同級生の依里と仲が良く、子供たちは自然の中で穏やかな日常を過ごしていたが、ある日学校で喧嘩が起きる。双方の言い分は食い違い、大人やメディアを巻きこむ騒動に発展していき……

≪感想≫
万引き家族」等々の是枝裕和監督最新作。
脚本は「花束みたいな恋をした」の坂元裕二さん。
音楽は坂本龍一さん。
キャストも豪華。
何気に楽しみにしていた作品。
いざ劇場にて鑑賞してまいりました。

さてさて。

物語は3幕構成。
1幕は母親目線。2幕目は先生目線。そして最後は少年目線。
1幕よりも2幕、2幕よりも3幕。
ストーリーテリングは以前観た傑作「最後の決闘裁判」的な作り。
実はあの時はこうでした的な進み方。
徐々に明らかになっていく真実。
タイトルにある怪物の正体は・・・。

なんてことを書きましたが怪物の正体云々というよりかは、
もう少しセンシティブな人間の感情などを描いた作品に感じました。

世界はとても世知辛い。
人間ってとても世知辛い。
人生ってとても世知辛い。

こんなにもボタンの掛け違えがあるのか。
負の連鎖は続き苦く切ないクライマックスへと繋がっていく。

終わり方はとても美しい。
坂本龍一さんの音楽と相まって脊髄反射的に泣かされる。
彼らの未来がとても素晴らしいものであれと。

ただね・・・。
少しだけ気になった部分も。
例えば、本作で悪い人と描かれてしまう保利先生。
全ての真実が明らかになった時、彼の対応は決して悪いことはしていないんですよね。
濡れ衣的に物事が進んでいって、最後は週刊誌にまで追われてしまう。
彼に関しては「救い」が欲しかった。
例えば、校長先生のある事件について。
真実は明かされませんでしたが、彼女は孫の事故の加害者の可能性もあって。
それならしっかりと真実を明かさないと・・・。
まぁ、それを言ってしまうと本作のテーマからずれるのかもしれませんが。
学校の対応も最悪だったなぁ・・・。
いくら何でも、ちょっと極端な対応方法というか。

そんなこと思ったりもしたのですが、実はある視点から見てみると、彼ら彼女たちの
行動も何かの連鎖ゆえの行動だったりするのかも。
なんてことを思っているとさらにもやもやもやと・・・。
多面的に物事を見るのはとても大事だと思うんですが、物事の善悪についてや
社会の危ういバランス、そこに生きていく自分たちの立ち振る舞いについて
これまたもやっと考えさせられました。

共生とは見て聞いて話して受け入れる。
誰の中にも潜む怪物を表に出さないためにも対話は必要不可欠。

演者たちも豊かで恐ろしい。
校長先生を演じた田中裕子さんの怪演。
保利先生を演じた永山瑛太さんの怪演。
あの1幕と2幕で完全に見え方が変わってくる保利先生。
確実に永山瑛太さんの演技力があってこそ。
子役二人も良い「顔」してたなぁ・・・。

そんなこんなで。
恐ろしく緻密な脚本と演出。
一言では言い表せない感想。
思い返すと色々書きたくなる色々話したくなる。

決して楽しい作品ではなかったんですが、とても素晴らしい作品。
この想いが熱いうちにもう一回観たいですな。

≪点数≫
  9点
                                           (23.06.11鑑賞)
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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.2167 『355』
No2167 『355』
2022年制作 英
監督:サイモン・キンバーグ

≪キャッチコピー≫
『敵の敵は味方』

≪ストーリー≫
南米の犯罪組織が、あらゆるネット・セキュリティをくぐり抜け、世界中のシステムを攻撃できるデジタル・デバイスを開発し、世界は第三次世界大戦さえ起きかねない危機に直面する。CIA本部からデバイスの奪取を厳命された女性エージェントのメイスは、ふだんは対立しているドイツのBND、英国MI6、さらにはコロンビアと中国の諜報機関に所属する女性エージェントたちと手を組み、危険で過酷なミッションに挑むのだったが…。

≪感想≫
むむむ・・・。
なんだか、つまんなかったな。
ちょっと怒りさえ覚える内容でした。

まずお話が雑というか適当というか。

序盤から薄っぺらい印象。
後に何となく意味が付けられていくのですが、いきなりメイスとニックの
ラブシーンが始まる。
観ているこっちは、
「あれ??思ってたのと違う!!」
なんて思ったり。

とにかく話運びが雑で嘘くさいというか。
全てのキャラクターの行動や言動に意味を見出せなくって。
クライマックスの彼女たちの大事な人たちが安易に殺されるシーンも
めちゃくちゃ不快。
作り物感が半端ない展開のせいで、このシーンは必要ないだろって
思っちゃって。
ただただ不快な気持ちになりました。

アクションについても既視感バリバリのシーンばっかで。
銃撃戦も特にフレッシュさがなかったし、女性陣のバトルシーンも
そこまで心がアガらなかった。
むむむ・・・。
残念無念。

そんなこんなで。
最後の最後までテンションが上がることがなかった本作。
豪華キャストでプロットは楽しそうだっただけに残念。
とほほほほ・・・。

≪点数≫
  3点
                                           (23.06.10鑑賞)
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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.2166 『ブラックフォン』
No2166 『ブラックフォン』
2021年制作 米
監督:スコット・デリクソン

≪キャッチコピー≫
『密室に鳴り響く、「死者からの電話」』

≪ストーリー≫
子どもの失踪事件が立て続けに起きているとある町。内気な少年フィニーはある日、学校帰りにマジシャンだと名乗る怪しげな男に連れ去られ、狭い地下室に監禁されてしまう。部屋には一台の黒電話があったが、断線していて助けを呼ぶことはできなかった。ところが、その黒電話が突然鳴り出す。恐る恐る受話器を取ったフィニーの耳に少年の声が聞こえてくる。やがてフィニーは、かつて同じように犯人に攫われ、もうこの世にはいない子どもたちが、彼を救おうと黒電話を通じてメッセージを伝えようとしていることに気づくのだったが…。

≪感想≫※大きなネタバレあり
巷で評判だったホラー映画。

町にはびこる連続児童誘拐事件。
主人公のフィニーはある日、同じく誘拐監禁されてしまう。
どうにか逃げ出したいフィニー。
実はフィニーは霊感を持った子供で、過去にさらわれて殺されてしまった
少年たちからのメッセージを受け取りながら逃げる計画を立てるのだった・・・。

いやぁ・・・評判通り面白かった!!

「シックスセンス」的な内容っぽくて見応えたっぷり。

キャラクターたちが良かった。
誘拐犯のグラバーを演じたのはイーサン・ホーク。
ひたすら謎の不気味マスクをかぶっていたので表情はなかなか読めませんでしたが、
それはともかく体形が最高!!
上半身はだかで椅子に座って待ち受けるルック。
ロートルプロレスラー感があって良かったです。
グラバーの弟のアイツも良かったな。
コメディリリーフっぽくて彼の最期はかわいそうすぎるんだけど彼っぽい死に方で◎。
あとはもちろんフィニー兄妹も良かったな。
フィニーがいじめられっ子集団にボコられているところに妹のグウェンが
猛然と現れて有無を言わさず石でいじめっ子の頭をゴチン!!
いじめっ子の頭をカチ割るも、もちろん反撃されてぼー・・・。
ここら辺の流れが良かった。
とにかくこの兄妹のワイワイキャッキャは健やかでとても良かったです。
グウェンも霊感ありで結局、この兄妹は二人とも霊感持ちなんですよね。
設定がフレッシュで面白いですねぇ・・・。

そんなこんなで。
レトロな世界観で時代は1970年代後半。
少年少女の成長譚。
ホラー映画にしてジュブナイル映画。
少し「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」シリーズや
サマー・オブ・84」あたりを思い出しました。
満足。

≪点数≫
  8点
                                           (23.06.09鑑賞)
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No.2165 『クリード 過去の逆襲』
No2165 『クリード 過去の逆襲』
2023年制作 米
監督:マイケル・B・ジョーダン

≪キャッチコピー≫
『血と涙の
ファイナル
ラウンド』

≪ストーリー≫
現役を引退し、愛する妻と娘と穏やかな日々を送るアドニス・クリード。ある日、そんな彼の前に幼馴染のデイムが姿を現す。刑務所から出所したばかりのデイムは、かつては兄弟同然の仲だったアドニスに激しい憎しみを抱いていた。その理由は、アドニスにとっては思い出したくない過去であり、チャンピオンを目指していたデイムが刑務所送りとなってしまったある出来事にあった。やがて、自らの過去と決着をつけるべく、復讐に燃えるデイムとの対戦を決意するアドニスだったが…。

≪感想≫
大好き「ロッキー」シリーズ、「クリード」シリーズ最新作。

お話について。
大人の事情なのか本作ではロッキーの影も形もなくって。
良くとらえればロッキー(シルベスタ・スタローン)からの巣立ち。
クリードの独り立ちが前面に出た作品だったんですが、
僕的にはやっぱり違和感でしかなくって。
いくらなんでもロッキーのことを触れないのはちょっとなぁ・・・。
前作のドラゴJr.も出演していたんですが、お豆的な出演でアツくなれなかったんですよね。
残念無念。
あと、本作のヴィランであるデイム。
結局、彼の最終的なゴールがイマイチわかんなくって。
自分をないがしろにしたクリードへの復讐??ってな感じでもなかったし。
子どもの頃からの夢である世界チャンプ??ってな感じでもなかったように見えたんですよね。
確かにボクシングの試合では反則気味の戦い方をしていたんですが、
悪いところってそれぐらいしか見当たらなくって。
クリード復活のための咬ませ犬にしか見えなかったんですよね。

ただ、そのお話をしっかりとしまったものに見せてくれたのはやっぱり
主演二人の佇まいでしょう。
クリード=マイケル・B・ジョーダン。
デイム=ジョナサン・メイヤーズ。
本作で言うとデイムが凄まじかった。
善すぎず悪すぎず、過去にとらわれて未来へと踏み出す男の擦れた感じが素晴らしかったです。

ロッキーシリーズで好きなシーンはやっぱり特訓シーン。
本作でも盛り込まれていて。
やられてもやられても立ち上がる負け犬の這いあがりシーンは
やっぱり観ていて気持ちが良くって。
本作でも一番好きなシーンでしたよ。

最後の試合シーン。
カタルシスが足りなかったかな。
もちろん主演二人の肉体とボクシングシーンは激アツだったんです。
ただ、ちょっとアニメチックな演出も相まってそこまでアガらなかったんですよね。
生々しさが足りなかったというか。
ちょっととほほ・・・。

う~ん・・・。
全体的に消化不良感が否めない。

とにもかくにも。
本作の監督はマイケル・B・ジョーダンが兼任していて。
どんだけ才能があるんだよ!!
本作はこれまでのロッキーシリーズから独立した印象。
作風もそうだしキャストもそう。
これはこれで良し!!
と言いたいところだが、もったいない部分の方が多かったかな。
続編はもう難しいかもね。
ただ、制作されるならやっぱりロッキーの復活を望む!!

そうそう。
最後のアニメ・・・。
ありゃ何だ・・・。
ちょっとアニメ「グラップラー刃牙」を彷彿とさせる感じ。
サイバーパンクみ溢れるお話はロッキー的な匂いはまったくなく
クリードシリーズの進化版と言ったところか。
Netfrixあたりで制作されそう。
楽しみ・・・・か???

≪点数≫
  6点
                                           (23.06.04鑑賞)
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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.2164 『ちひろさん』
No2164 『ちひろさん』
2022年制作 邦
監督:今泉 力哉

≪キャッチコピー≫
『さみしさも。
   よろこびも。
      心のままに生きていく。』

≪ストーリー≫
風俗嬢を辞めたちひろは海辺の町の弁当屋で働いている。前職を隠さず飄々と生きるちひろは、周囲から色目を使われることもあったが、老若男女、動物に対しても分け隔ることなく接していく。そんなちひろのもとには、やがて孤独や苦しみを抱える人々が集まり……

≪感想≫
Netfrixオリジナル映画。

今回は大好き今泉力哉監督最新作。

さてさて。

う~ん・・・やっぱり今泉監督の作品を観ていると
コミュニケーションについて考えさせられる。

人と人との繋がりと言うか。
その良し悪しについてフラットに描かれていて。

決して説教がましくなく、受け手にすべて任せている感じ。
じんわり泣き笑い・・・。

親子の繋がりだったり。
友達との繋がりだったり。
身内から他人まで、一人と一人との関係まで落とし込む。

あたりまえと思っている形も実は人によっては違う形。
一人の方が楽なのかもと思わせる部分もあれば
やっぱり一人じゃ生きていけないという思いも生まれる。

けして苦しいわけじゃなくなんとも穏やかで温かい気持ちに。
うまく言えないけど。

そんなこんなで。
ちひろさんはまた新しい場所で過ごし始める。
はたしてこれが本当に良き事なのか。
人と人との繋がりをあえて自らの意思でほどいていくちひろさん。
そしてまた彼女に惹かれて誰かが癒され成長していくのでしょうね。

むむむ・・・。
色々考えさせられるなぁ。

≪点数≫
  8点
                                           (23.06.03鑑賞)
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No.2163 『THE WITCH/魔女 -増殖-』
No2163 『THE WITCH/魔女 -増殖-』
2022年制作 韓
監督:パク・フンジョン

≪キャッチコピー≫
『哀しみが、少女を覚醒させる――』

≪ストーリー≫
秘密研究所アークが何者かに襲撃され、壮絶な殺戮の果てに、一人の少女が血まみれで施設を後にする。その少女は、超人的なアサシンをつくり出す“魔女プロジェクト”の実験体だった。やがて、ある姉弟と出会った少女は、彼らとの交流を通して少しずつ人間らしい感情に目覚めていく。しかし、そんな少女の秘められた能力を恐れる“魔女プロジェクト”が、その抹殺へと動き出すのだったが…。

≪感想≫
以前観た韓国映画「The Witch 魔女」の待望の続編。

前作が制作されたのが2018年。
5年ぶりの続編か・・・。
いやぁ・・・待ちました。
前作でエピソード1的な案内を観たときに早く続編を観たかったんですよね。

お話の展開やキャラクターの魅力、そしていききったアクションの数々が
とても楽しめて。

特に主演のジャユンを演じたキム・ダミが素晴らしくって。
彼女はその後ドラマ「梨泰院クラス」で大人気になりました。
そういや「梨泰院クラス」も面白かったなぁ。

さてさて本作について。

前作はすごいどんでん返し的な展開に驚かされた。
お話については今回はそこまで驚くことはなかったかな。

上映時間は2時間ちょっと。
正直、前半部分は長くって重たいなぁと感じていたりもしたんです。
ただ、その我慢の時間が終わってクライマックスの大アクションシーン!!
やっぱり最高かよ!!
アクションシーンについては相変わらずいききった超絶アクション。
ありえないアクションの連続で早すぎて何をやっているのか分かりません・・・。
通常であればここまでやり過ぎると、ありえなさすぎてつまんなくなりそうですが、
本作は最後まで楽しめるアクションで。
見せ方が巧いのかな。
とにかくキマッていてカッコ良かったです。
漫画やアニメの実写を観ている感じ。

キャラクターが立っているのも本作の魅力。
色々な登場人物がでてくるし、対立構造も複雑でバトルロイヤル的な展開。
誰が誰を狙っていて誰が味方なのかよく分かんなくなりそうだけど、
そこは薄皮一枚で何となく把握させる。
僕的MVPは女軍曹と欧米人部下のコンビが最高でしたね。
やっぱ戦う女性はカッコ良いです!!
あとは土偶チームもキャラが立っていて素晴らしかった。
そうそう、チンピラヤクザのヨンドゥも最高にダサくて良かった。
あの、初めて主人公にいなされた時のあのダサフェイスは笑っちゃいましたよ。

そんなこんなで。
とにかくいききったアクションがキレッキレでフレッシュ。
存分に堪能いたしました!!
終わり方もまだまだ続いていく終わり方。
いったい、どこまで続くんだ!?
次は何年待てばいいのでしょうか・・・。
なるべく早めに作ってほしいなぁ。

≪点数≫
  7点
                                           (23.06.02鑑賞)
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No.2162 『最後まで行く』
No2162 『最後まで行く』
2023年制作 邦
監督:藤井 道人

≪キャッチコピー≫
『マズい男 VS ヤバい男』

≪ストーリー≫
危篤の母のもとへ駆けつけるべく車を飛ばしていた刑事の工藤。ただでさえ焦っていたところへ、署の裏金疑惑を週刊誌が嗅ぎつけたらしいとの情報が入り激しく動揺する。そんな時、別居中の妻から母が亡くなったとの知らせを受け、すっかり気が動転した彼は、運悪く目の前に現れた男をひき殺してしまう。狼狽し、思わず遺体をトランクに隠してその場から立ち去ってしまう工藤だったが…。

≪感想≫
大好き岡田准一主演最新作。

今回は以前観た韓国映画の大傑作「最後まで行く」のリメイク作。
僕はこの作品が大好きで。
韓国ドロリな感じとローカル感のある俳優さんたちのバトルに
フレッシュな印象で楽しませていただきました。

今回は岡田准一と綾野剛のダブル主演ってな感じ。
最初、本作のCMを観たとき、配役が逆なんじゃないかなぁと
思ったり。
稀代のアクションスターである岡田君があの無敵感の強いサイコ野郎を
演じた方があっていて、綾野剛もちょっとどうしようもないクズ警官を
演じた方がなんとなくイメージが湧くなと思っていたんですよね。

ただし、いざ鑑賞してみると全然!!
とても良い感じに仕上がっておりました。

岡田君のどうしようもない感じ。
これはこれで良し!!
しっかし、岡田君はめちゃくちゃ良い体してますよね。
佇まいとか最高でしたもん。

リメイクとなる本作について。
韓国版とは違って、ヴィランである矢崎にも物語を与えてくれていて。
韓国版ではサイコ感があって絶対的な悪っぽいキャラに人間味が付いて
これはこれで良かったのかなと。

演出について。
劇中、柄本明演じるヤクザの親分さんがトカゲのお話をしていて。
それが本作でバトルする二人に見事にマッチしていて
クライマックスのバトルシーンはまさに二人とももがくトカゲ!!
ここら辺は巧みだなぁと。

物語の着地について。
原作よりももう一歩、もう一歩と展開が進んでいく。
まさにタイトル通り
「最後まで行く」!!!!
僕的にはこの終わり方にはしつこさを感じてしまいましたが、まぁまぁまぁ。

綾野剛の最後のあの「顔」。
不気味で無敵感のあるあの薄ら笑いの表情はとても醜く、
素晴らしかった。
あの「顔」が観れただけでもあの展開は必要だったのかもね(笑)

ここまでくると寓話的なコメディ作品。

そんなこんなで。
韓国版が大好きな私。
リメイクの本作も悪くない!!
しっかりとエンタメ色も強めにしていたし、日本っぽい物語に
アップグレードしていたし、巧みな作品といったところか。
堪能しました!!

≪点数≫
  8点
                                           (23.05.28鑑賞)
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No.2161 『EO イーオー』
No2161 『EO イーオー』
2022年制作 ポーランド/イタリア
監督:イエジー・スコリモフスキ

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
サーカス団で心優しいカサンドラの相棒として深い愛情で大切に扱われてきたロバのEO。しかし動物愛護を理由にサーカス団から引き離され、カサンドラとも離れ離れに。やがてポーランドからイタリアへと続く過酷で不条理な放浪の旅が始まり、道中で様々な事情を抱えた人々との出会いを重ねていくEOだったが…。

≪感想≫
ポーランド映画。

ロバの目線から描き出す色々な人間のえげつない部分。
とんでもなくフラットなロバの目線で描かれる。
そのピュアな目に映る人間たち。
はぁ・・・なんだかなぁ。

それに加えて森羅万象を映し出す。

正直、僕的には何を観ているのか、何を感じ取っているのか分からなかったり。
ただ、そこに映る不気味さや凄みは確かにあって。
音楽や効果音、映像的演出は凄く尖った印象。

なるほどねぇ・・・。

サーカス団のロバのイーオーが紆余曲折あって色々な人間たちと交差する。
以前観た「異端の島」を思い出しました。
ちょっとしたロードムービーですね。

なんでしょう・・・。
うまく感想は書けないけど、作品の最後に
「この映画は動物と自然への愛から生まれた」
的な字幕に妙に納得させられた感じ。
そのメッセージがめちゃくちゃ落ちました。

最後の着地も結局のところってな感じで唸らされた。
円環のお話的な。

そんな感じで。
むむむ・・・これは何を描いた作品なのか。
どんなメッセージが込められているのか。
難解だ・・・。

監督はイエジー・スコリモフスキというお方。
御年85歳とのこと。

いやはや、巨匠の頭の中はどうなっているのかまるで分らない・・・。

≪点数≫
  5点
                                           (23.05.27鑑賞)
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No.2160 『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』
No2160 『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』
2023年制作 米
監督:ルイ・ルテリエ

≪キャッチコピー≫
『最後への道が始まる――』

≪ストーリー≫
レティと息子ブライアンの3人で穏やかな日々を送っていたドムに、未だかつてない脅威が迫る。12年前、彼と仲間たちがブラジルで倒した麻薬王レイエスの息子ダンテが、ドムへの復讐を果たすために動き出したのだった。ドムが愛するすべてを奪おうとするダンテの陰謀によって散り散りになり、追い詰められていくファミリーたち。ドムはそんな彼らを守るためにローマ、ブラジル、ポルトガルへと飛び、命がけの戦いを繰り広げていくのだったが…。

≪感想≫
大好き「ワイルドスピード」シリーズ最新作。
本作でもう10作目。
スピンオフを含めると11作目。
もちろん全て鑑賞しています。
そろそろ終焉を迎える本シリーズ。
最終章となる本作はなんと3部構成の1作目。
3・・・部???
正直、このようなつくりは苦手だったりもします。
だって、前作のことを忘れちゃうんですもん(苦笑)
それでも観ないという選択肢はないですよね。
いざ劇場にて鑑賞してまいりました!!

さてさて。

少年ジャンプの王道漫画的な本シリーズ。
昨日の敵は今日の友。
数々の敵、数々のスターを引き連れて今日もドミニクファミリーは暴れまわる!!

本作の肝であるアクションについて。
基本的には相変わらずのワイスピ節。
荒唐無稽の勢い重視のありえないアクションの数々。
これがもう、すっげぇ楽しいんですよね。
ワクワクが止まらないし、次はどんなアクションを魅せてくれるんだって前のめりで鑑賞。
ラストはまさに邦題のファイアー・ブースト!!!!
最後の最後で一気にまくってきました。

キャラクターについて。
ファミリー総出演。
ドミニク、レティ、ローマン、テズ、ラムジーにハン等々。
もうねぇ、ずっと観ているこっちは彼らがわちゃわちゃやっているだけで、最高なわけですよ。
本作のヴィランであるダンテ。
演じたのは「アクアマン」ジェイソン・モモア。
「ダークナイト」のジョーカーを彷彿とさせるサイコっぷりにワクワクドキドキ。
いききった悪党でしたよ。
僕的には本作のMVPは前作でヴィランだったジェイコブ・トレット!!
演じたのはプロレスラーのジョン・シナ。
本作では甥っ子のリトル・Bとの珍道中。
ロック様なき本シリーズ。
代わりにワイワイキャッキャと暴れまわっておりましたよ。
他にもシャーリーズ・セロン姉さんも相変わらず美しくカッコ良かったし。
これまたニューキャラのブリー・ラーソンも何気に頑張っていた。
彼女に関してはちょっと浮いていたような気もしますが、まぁこれからってところかな。
他にもジェイソン・ステイサムもいたし、もうねぇ・・・。
オールキャストでファミリー感満載。
あとねあとね。
ネタバレですが、最後にガル・ガドット演じるジゼルが登場。
もう何でもありかよ!!!!
そしてそして。
実は下記記事を読んでいて、ロック様はもう出ないのかぁ・・・。
https://theriver.jp/vin-vs-dwayne/
と思っていたものだから最後のポスクレには本当に驚かされました!!!!
ちょっと泣きそうになっちゃいましたもん。
俄然、続編が楽しみになってきたぞ。
はよはよ!!!!

基本的には観たかったワイスピだったし撮っても楽しめたんです。
ただね・・・。

ここからは少し不満をば。
本作って3部構成なんですよね。
だからか分かりませんが少し消化不良感があって。
お話はまぁしょうがないとして。
アクションもこれまでより少し抑えめだった気も・・・。
ファミリーの面々もバラバラで行動していくもんだから、これまでのファミリー感は
感じられなくって。
・・・しょうがないか。

そんなこんなで。
やっぱり3部作という事もあってお話的には消化不良感が否めない。
これまでのファミリー感はほとんどなく、てんでバラバラ、なんなら死んだと思わせる演出もある。
どうせ全員生きているんでしょ(笑)
なんとなく最後の展開は読めていたりもするんです。
オールスターキャストでみんなファミリーになって大円団てきな。
でもそれでいいんです。
でもそれが観たいんです。
とにかく一刻も早く次回作を作ってくれい!!!!!!

≪点数≫
  5点
                                           (23.05.21鑑賞)
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No.2159 『午前4時にパリの夜は明ける』
No2159 『午前4時にパリの夜は明ける』
2022年制作 仏
監督:ミカエル・アース

≪キャッチコピー≫
『80年代、生まれ変わるパリ――
          もう一度、私は輝き出す。』

≪ストーリー≫
1981年、パリ。夫と別れ、10代の娘と息子をひとりで養うことになったエリザベート。主婦をしていた彼女が見つけた仕事は深夜ラジオの番組スタッフ。ある日、外で寝泊まりしている家出少女のタルラと出会い、放っておけずに自宅に連れ帰る。こうしてタルラを加えた4人での新しい生活が始まり、エリザベートの心にも少しずつ変化が生まれてくるのだったが…。

≪感想≫
1980年代のフランス・パリに住む家族の物語。

なんとも柔らかく穏やかな作品。
シングルマザーのエリザベートには二人の子(娘と息子)。
そこに家出少女のタルラが加わった4名の家族の物語。

それぞれが抱える悲喜こもごもを優しいタッチで描いていく。
派手な演出があるわけでもない。
派手なイベントがあるわけではない。

演者の柔らかな「顔」が良かったのもあるのかな。
僕的には息子であるマチアスが良かったなぁ。
繊細な年ごろに起こる初恋めいたものや将来への不安と憧れ。
ちょっと細めな優男ってなルックも相まってとても素晴らしかったです。
演じたのはキト・レイヨン=リシュテルというお方。
初めて見たかも。
主演のエリザベートを演じたシャルロット・ゲンズブールは言わずもがな。
とても素敵な女優さんですね。
とにかくこの家族一人一人が良くって。
そうだ。
エリザベートのお父さんも良かった。
全体的にとても清んだ家族の形というか。

80年代の古めでノスタルジックな映像と相まって穏やかな気持ちに。

演出で言うと、時々、昔のパリの映像を交えながら、かつ今回撮ったであろうシーンも
昔の映像に合わせた感じ。
じわりと暖かくグッとくる演出は素晴らしい。
マチアスがバイクを乗るシーンはもれなく良かったなぁ。
あと、本作は煙草を吸うシーンが多々あるんですがすべて画になるシーンばかりで
素敵だったなぁ。
過激なラブシーンも美しくって。

良い。

そうそう。
ラジオ局や図書館で働く女性のお話だったので、ラジオ映画としても素敵でした。

そんなこんなで。
1980年代、パリに生きる一人の女性の再生のお話。
そしてその女性を取り巻く家族の成長のお話。
穏やかで柔らかいフランス映画っぽいフランス映画でした。

≪点数≫
  7点
                                           (23.05.14鑑賞)
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No.2158 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』
No2158 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』
2023年制作 米
監督:ジェームズ・ガン

≪キャッチコピー≫
『銀河の落ちこぼれたちよ、
     ラストバトルを、響かせろ。』

≪ストーリー≫
ガーディアンズを率いるピーターは、恋人を失った悲しみから立ち直れずにいた。しかし、宇宙を完璧なものに作り変えようとする強敵が現れ、仲間のロケットが命の危機に晒される。ピーターはロケットと宇宙を救うために、仲間たちと共に最後の戦いに挑むが……

≪感想≫
MCU最新作。
今回は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ最新作にして最終作。

マジで素晴らしい。
マジで最高。
本当に大好きなシリーズで愛おしいシリーズになりました。

愛すべきキャラクター達について。
シリーズ3作目ともなると各キャラが立ちまくっていてね。
本作でも愛すべき面々の魅力がいかんなく大爆発。
何でしょう、本当にバラバラで個性的な奴らなんです。
その個性爆発な面々がチームとなって暴れまくる。
どんなチームよりもチーム感があってずっと見ていたい。
最高、最高、最高!!!!

各キャラについて。
ロケットの生い立ちを描いた本作。
そりゃあ泣かされるよね・・・。
昔の友達とのやりとり、死地でのシーンはその後の展開が分かりながらも泣かされる。
グルートの優しさ。
そして第何形態化というほどの変貌でイカしていました。
ドラックスのおバカさには辟易・・・と言いたいところですが、実は本作の
ドラックスの位置付けってとっても大切で。
空気の読めないおバカなあいつも実は良い奴で純粋なだけなんですよね。
ちょっと自分の性格の悪さにちょっと反省したり(苦笑)
ピーターのカッコ良さは相変わらず。
何でしょう、カッコ良すぎないというか、二枚目過ぎないところ、カッコ悪いところも
カッコ良い感じ。
マジで最高のリーダーです。
マンティスも良い味出してたなぁ。
ドラッグスとの迷コンビっぷりにも笑わせてもらったしね。
そうそう。
本作の僕的MVPはネビュラかな。
ロケットの無事を知った時の彼女のリアクションに号泣しちゃった。
あのやさぐれネビュラがねぇ・・・。
最高のチームですねぇ。
サブキャラのコスモやヨンドゥの後継者であるクラグリンも楽しかった。
あと、本作のヴィランであるアダム・ウォーロック。
彼も少しドラックスっぽいおバカな感じで最高。
今後が楽しみな存在ですね。
キャラに関してはとにかく一人一人が魅力的。
はぁ・・・終わってほしくないなぁ・・・。
寂しいなぁ・・・。

本シリーズの特徴と言えば音楽もその一つ。
レトロな音楽に乗ってガーディアンズたちが暴れまくる。
一曲一曲がノリノリでカッコいいんですよねぇ。
シーンの暗転の時に流れるノリの良い曲たち。
ひたすらテンションがアガリまくり。
ふと思う。
宇宙のお話なのに地球の音楽が愛されているんだぜ!!
最高かよ。
はぁ~・・・サントラが欲しい。

アクション、演出について。
アクションのカッコ良さも言わずもがな。
クライマックスのチームバトルは多幸感溢れるアクションシーン。
個でのバトルではなく、お互いがお互いを支えあう戦い方。
彼らの行動って根底には仲間への想いがあるからグッとくるんですよね。
たとえそれが失敗でも(笑)
演出は一定の軽やかさを持たせていてクールでカッコいい。

そんなこんなで。
もうねぇ・・・最後の方は終わらないでくれよと思いながら鑑賞。
たくさん笑わせてもらってたくさん泣かせていただいた。
チームが揃うカットや写真は一つ一つがイケていてめちゃくちゃカッコいい。
本当に最高のチームです!!!!!

ありがとうジェームズ・ガン監督。
今後はDC作品に関わっていくとの事。
俄然、彼が作る作品が楽しみになってきた。
できればまた、MCUにも戻ってきてほしいなぁ・・・。
また、ガーディアンズを撮ってほしいなぁ。

≪点数≫
  10点
                                           (23.05.07鑑賞)
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No.2157 『タン・ソイ:美しき殺し屋』
No2157 『タン・ソイ:美しき殺し屋』
2023年制作 ベトナム
監督:ヴェロニカ・ンゴー

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
3人の殺し屋たちは激しい怒りを胸に秘め、裏社会を牛耳る邪悪な犯罪組織に裁きを下すべく命懸けの戦いを挑む。… 1990年代のサイゴン。 3人の殺し屋たちは激しい怒りを胸に秘め、裏社会を牛耳る邪悪な犯罪組織に裁きを下すべく命懸けの戦いを挑む。

≪感想≫
Netfrixオリジナル映画。

以前観た「ハイ・フォン: ママは元ギャング」の前日譚となるお話。

前作はとにかくアクションがカッコ良くって最高!!っていう印象。

さて本作やいかに。

お話がとっても痛々しい。
女性や子供が性的搾取されるシーンがちらほら見受けられてとっても
不快な気持ちに。

アクションについて。
やっぱり最高。
本作でも戦う女性たちがバッチバチにキマッたアクションを披露。
クライマックスのガンアクションも弾数のリアリティは置いといて、
しっかりと魅せてくれましたよ。
ジョン・ウィック」シリーズを彷彿とさせるしっかりととどめを刺す。
アクションは観ていてとても気持ちが良かったです。
あとね、本作はカメラワークやカット割りがカッコ良かったです。
既視感はあったんですが古き良きカメラワークを多用している印象。
あの、2つ3つのカットを映すシーンとか、昔の刑事ドラマにありそうな
胸アツカット。
とにかく女性陣がカッコ良かったなぁ。
中盤のバイクアクションも楽しかった。
あからさまな合成CG映像なんだけど、その意気や良し!!
観客を喜ばせたいという気概があって僕的には◎。

キャラクターについて。
本作では前作の主役を演じていたベロニカ・グゥさんが、別役で登場。
これがまた凛々しい顔立ちでこれまたカッコ良かった。
ただなぁ・・・。
なんだかんだで彼女が一番の悪だったのがちょっと残念。
まぁ、女性主体で撮りたいという狙いもあったのでしょう。
後々調べると、このベロニカ・グゥさんが本作の監督も務めているんですよね。
素晴らしいですねぇ。

前作のレビューを読むと彼女はアクションを引退と言っていたっぽくて。
それが、本作ではしっかりと素晴らしいアクションを魅せてくれていたので
良かった良かった。
他の3名のリトル殺し屋たちも魅力的。
アジア版「チャーリーズ・エンジェル」的なね。

先に書いた通り、本作は「ハイ・フォン: ママは元ギャング」の前日譚。
これがどう繋がっていくのかと思っていると。
なんと、主人公は「ハイ・フォン: ママは元ギャング」の女ボスとなるっつーお話だったんですね。

それを考えるとめちゃくちゃ残念。
とほほ。
結局、彼女も業に飲み込まれたというか。
ミイラ取りがミイラになっちゃったパターンじゃんねぇ・・・。
とほほ。

そんなこんなで。
お話はあまり好きじゃないですが、アクションは一級品。
戦う女性たちを観たければ間違いなしの良作アクション映画でした!!!!

≪点数≫
  7点
                                           (23.05.06鑑賞)
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