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No.2132 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
No2132 『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
2022年制作 米
監督:ダニエル・クワン/ダニエル・シャイナート

≪キャッチコピー≫
『ようこそ、最先端のカオスへ。』

≪ストーリー≫
エヴリン(ミシェル・ヨー)は優柔不断な夫ウェイモンド(キー・ホイ・クァン)と反抗期の娘、頑固な父と暮らしながら、破産寸前のコインランドリーを経営している。税金申告の締め切りが迫る中、エヴリンはウェイモンドに並行世界に連れて行かれる。そこでカンフーマスターさながらの能力に目覚めたエヴリンは、全人類の命運を懸けて巨大な悪と闘うべく立ち上がる。

≪感想≫
2023年アカデミー作品賞受賞作。

ナニコレ!?
すっげー楽しいじゃん!!

マルチバースな世界観。
僕はMCUでマルチバースという世界観をある程度、理解しているので
とんでもなく楽しめました。
ただ、やっぱりぐっちゃぐちゃなカオスな世界観は一度観ただけじゃ
理解できない。
これって、初見の人はどれくらい理解できたのかなぁ。

演者さんについて。
本作は家族愛の話でもあってね。
主演のエブリンを演じたミシェル・ヨー。
ポリス・ストーリー3」「グリーン・デスティニー」等々でも活躍の動ける女優さん。
アクション女優のイメージが強いかな。
本作はマルチバースなので色んな世界線のエブリン像があって◎。
素敵だなぁ・・・。
そして僕的MVPはやっぱりエブリンの旦那ウェイモンドを演じた、ジョナサン・キー・クァン。
僕のオールタイムベストの「グーニーズ」のデータじゃん。
おじさんになっちゃって(感涙)。
こちらも色々なウェイモンド像があって◎。
どちらも様々なキャラクターを演じていて役者ってやっぱり凄まじいなぁって。
あとは、二人の娘ジョイ。
彼女は初めて見ましたが、これまた魅力的なキャラクター(ヴィラン)で最高。
彼女がボスとして初めて登場し、バトルするシーンはめちゃくちゃ楽しかった!!
こんなにも自由なんだと思わせる何でもあり展開が最高でしたよ。

笑いの部分。
本作ってなかなかの下ネタというかお下劣なお笑いも多くって。
思わず声を出して笑う所もありつつ、全体的にはニヤリと笑わせていただきました。

お話について。
という壮大な世界観の中、最後はミニマムな世界へと着地する。
クライマルチバースマックスは文字通り「多」幸感溢れる展開。
ここまで自由にやっているのにも関わらず、しっかりと
まとめてくるあたりは流石。

他にも他にも。
細かいところで言うと、色んな世界線があって、次はどんなエブリンの能力が
観れるのか。
どんな世界線があるのか。
想像は無限大。
想像以上の展開にワクワクしたり、もっといけるだろうと物足りなくも
感じたり。
それだけ自由なマルチバースの世界はやっぱり楽しいんですよねぇ。

アクションでいうと、カンフー映画としても楽しかった。
先に書きましたが主演のミシェル・ヨーが動ける女優さんなので見応えもたっぷり。
こちらも大満足のアクションだらけでした。

そんなこんなで。
アカデミー賞最多最多10部門11ノミネートの本作。
正直、一度観ただけじゃあ全てを理解できていない。
勢いもあり自由な世界線はなんでもありのカオスな作品。
こりゃもう一回観なきゃいけないですなぁ・・・。
とりあえず最高に楽しめました!!!!

≪点数≫
  8点
                                           (23.03.04鑑賞)
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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)