2023-04-24 Mon

2022年制作 韓
監督:チョン・ビョンギル
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
韓国と北朝鮮の軍事境界線で発生したというウイルスの感染が広がる中、カーター(チュウォン)は目覚めると記憶をなくしていた。さらに、カーターの頭にはデバイスが埋め込まれ、口の中には爆弾が仕掛けられていた。カーターは命令に従い、アメリカのCIAと北朝鮮の反政府勢力に追われながらウイルスの抗体を持つ少女を救出しようとする。
≪感想≫
Netfrixオリジナル映画。
韓国産超絶アクション映画。
とにかくアクションに全振りした本作。
ワンカット風に撮ったり、スローや早送りを多用したり、
CGを多用したりととにかくアクションをビジュアル的に魅せる事に特化した作品。
いやぁ・・・・。
とにかく凄かった・・・。
カメラワークもグラッグラで正直、何が起こっているのか分かんない。
勢いのみで進んで有無を言わさない話運びとビジュアル。
こりゃ映画館で観ていたら確実に酔っていたんじゃないかというぐらい
訳の分からない映像。
ひたすら地続きで進んでいく映像は圧巻の一言。
ただねぇ・・・。
個人的に引っかからなかったんですよね。
確かに、めちゃくちゃカッコいいシーンとかあったりもしたんです。
思わず笑ってしまうほどのありえないアクションシーンもあったんです。
ただ僕的には、ただただ勢いだけを垂れ流しているような気がして、
流れにうまく乗ることができなくって。
「勢い」という点で思い出したのが、「マッドマックス 怒りのデスロード」。
全体的な構図としては本作ととても似ているんですが、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」に
関しては最後の最後まで勢いがあって、しかもその勢いに観ているこっちも
乗ることができたんですよね。
本作に関しては途中途中で勢いが止まっちゃった印象でした。
もひとつ思い出したと言えば「ハードコア」という作品。
あの作品も一人称視点でひたすら続く画期的な作品でしたが、
ちょっとその作品に似ていましたよ。
お話に関してはあってないようなもの。
ゾンビ物で北朝鮮と韓国の分断物。
アクションがあまりにも凄かったため正直、覚えていません(苦笑)
まぁまぁまぁ。
とにもかくにも。
アイディアたっぷりの実験的作品。
とにかく映像酔いしてしまいそうな大バカアクション映画。
個人的には残念無念な作品でした。
≪点数≫
3点
(23.02.01鑑賞)

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