2023-04-03 Mon

2021年制作 米
監督:フィル・ティペット
≪キャッチコピー≫
『<裏側の世界>へ扉が開く――』
≪ストーリー≫
人類最後の男の命令により、地底に派遣されたアサシン。そこは荒廃した暗黒世界が広がっており、グロテスクな化け物たちが存在していた。
≪感想≫
伝説のアニメーター、フィル・ティペット監督が
30年間コツコツと作り上げたストップモーションアニメ。
いやぁ凄い。
飽きの来ない世界観の連続。
枯渇しないアイディアの数々。
「どんな思考をしているんだ??」
の連続。
正直、理解できない物語。
理解できないクリーチャーたち。
めちゃくちゃグロくって気持ち悪い演出、ルックの数々。
ただ、観ていてあまり不快にならない。
なんならだんだん慣れてきてもっと観たいと思わせてくれる。
言葉は悪いがこれがトリップというものか・・・。
まさに
「芸術は爆発だ!!!!」
そうそう。
以前観た傑作「JUNK HEAD」
されも一人の監督が長い歳月をかけて作られたストップモーションアニメ。
あれもどんどん深く深く潜っていくお話でしたね。
本作を観ながら鬼才の脳みそってなんとなく同じ思考になるのかなぁと
思っていたら。
本作はさらに才気ばしった世界観。
「どれだけアイディアがあるんだよ!!」
「どんな思考でこんな世界観が考え付くんだよ!!」
観ているこっちはひたすらクラックラしながら鑑賞していました(笑)
そんなこんなで。
巨匠の頭の中を覗いた気分。
ただし、底が見えない・・・。
これを30年間かけて作ったのか・・・。
凄いなぁ。
≪点数≫
9点
(23.01.13鑑賞)

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