2023-03-17 Fri

2022年制作 英
監督:アレックス・ガーランド
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
夫ジェームズ(パーパ・エッシードゥ)の死を目の当たりにしたハーパー(ジェシー・バックリー)。心に負った傷を癒やそうとイギリスの田舎町を訪れた彼女は、豪華なカントリーハウスの管理人を務めるジェフリー(ロリー・キニア)の出迎えを受ける。町を散策するハーパーは、少年、牧師、警察官など出会う男たちの顔が、皆ジェフリーと全く同じであることに気がつく。さらに廃トンネルからつけてくる謎の影をはじめとする怪現象や、夫の死のフラッシュバックによって、彼女は追い詰められていく。
≪感想≫
映画スタジオ「A24」作品。
旦那を目の前で亡くした女性が、リフレッシュのために
田舎の家を借りてお休みをするっつーお話。
ジャンルはホラー映画。
気持ちの悪い演出やホラー演出。
見事にくらわされました。
演出がしつこくって気持ちが悪い。
中盤ぐらいの全裸男が庭にぼんやり立っているシーン。
めちゃくちゃ気持ちが悪かった!!
ドリフの
「志村うしろ、うしろー!!」
的な展開にひたすら握りこぶしをギュッとしながら鑑賞。
間を大切にしてしつこいくらいにぼんやりと全裸男を映し出す。
良い意味でいやぁな演出でしたよ。
演出で言えばトンネルエコーの件も不気味で美しくって良かった。
ちょっと「千と千尋の神隠し」を思い出したり。
ホラー演出で言うと、タイトルにもある通り、出てくる男どもが
みんな違和感のある顔だったのも良かった。
あの協会の少年?的なキャラの顔の違和感も最高でしたね。
最後の展開。
しつこすぎるほどのグロ展開。
気持ちの悪い男が気持ち悪い男を生み出し、
それがまた気持ち悪い男を生み出し、
また生み出す。
ぬめぬめしたルックとエグくてグロい演出は
不快度マックス!!!!
ただ、これが監督が描きたかったことなんでしょうねぇ。
主人公のハーパーが過去のトラウマから脱却する。
旦那の抑圧からの解放。
クライマックスのハーパーが少しづつ逞しくなって
「またかよ」顔になっていくのがとても楽しかったです。
最後の最後。
ハーパーは憑き物が取れたようなさわやかな表情。
あら、意外に鑑賞後の気持ちはスッキリ。
そんな感じで。
本音を言うとよく分かんなかった不思議な映画といった印象。
気持ちの悪い映像とルックなのに鑑賞後はなんだかスッキリ。
変な映画でした。
≪点数≫
6点
(23.01.03鑑賞)

満足ならクリック!!
スポンサーサイト