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No.2062 『潜入』
No2062 『潜入』
2006年制作 韓
監督:チェ・ホ

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
1998年、IMF(国際通貨基金)経済危機により大打撃を受けた韓国・釜山で、麻薬密売人イ・サンド(リュ・スンボム)は莫大(ばくだい)な利益を上げていた。一方、麻薬捜査を担当する刑事ト・ジングァン(ファン・ジョンミン)は、釜山から麻薬を一掃すべく執念を燃やしていた。あるときサンドの弱みを握ったジングァンは、彼を内通者として麻薬組織に潜入させるが、サンドもその状況を利用してさらなるビジネス拡大をもくろむ。そんな中、かつてジングァンの相棒を殺害し、中国に逃亡していた麻薬王チャン・チョルが再び現れる。

≪感想≫
韓国映画。

汚職刑事と麻薬の密売人が大物麻薬王を捕まえるために手を組むっつーお話。

とにかく、悪いやつらばっかり。
主人公的キャラクターが二人いるんですが、どちらにも肩入れできなくって。
何となく観ていくと、誰かを応援したくなっちゃうもんなんですが、
「お!!こいつに肩入れできるかも。」
なんて思い始めると、やっぱりこいつもクズ行為。
結局のところ、みんな嫌なやつなんですよねぇ・・・。

アクションについて。
暴力の生臭い感じとか、いかにも韓国映画っぽくて◎。
そういえば本作って拳銃があまり出てこなかったような。
ほぼほぼ肉弾戦というか。
不細工な飛び蹴りとか最高でしたよ。

演出のせいか設定のせいか、物語序盤に関してはなんだか古臭い印象。
ちょっと日本の人気ドラマ「あぶない刑事」シリーズを思い出したり。
重すぎず軽すぎずな映像とテイストはちょっとだけつまんなく感じました。
ただ、中盤ぐらいからどう転ぶか分からない展開に前のめりで鑑賞。
最後の最後まで主役がどんどん代わっていく感じは観ていてとても楽しかったです。

そんなこんなで。
二転三転、最後の最後までどうなるかわからない。
着地はまぁ想定内でしたが、とても楽しめました。
やっぱり韓国映画は楽しいなぁ。

≪点数≫
  7点
                                           (22.08.13鑑賞)
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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.2061 『ビルとテッドの地獄旅行』
No20611 『ビルとテッドの地獄旅行』
1991年制作 米
監督:ピーター・ヒューイット

≪キャッチコピー≫
『天使も、死神も、ブッ飛んだ!!』

≪ストーリー≫
悪ガキコンビのビルとテッドが今度は地獄めぐりの旅に? ご存知、“おバカ”「ビルとテッドの大冒険」の続編。いきなり冒頭で死んでしまう二人だが、片足突っ込んだ地獄でも忌み嫌われるのは当然で、案内役の死神氏(これがナイス・パーソナリティ)もほうほうのていなのだが、いつしか気持ちも通じ、現世に彼らと共に帰ってポップス界に殴り込みをかけ、一躍人気バンドとなってしまう……。

≪感想≫
先日観た「ビルとテッドの大冒険」の続編。

前作はとってもつまんなかった印象。
最新作が33年ぶりに制作されたっつーことで頑張って追っかけることに。

そんなこんなで2作目。

お?
おお??
おバカっぷりは相変わらず。
つまんなさも相変わらず。
だけど、何でしょう・・・。
嫌いじゃなくなってるかも(笑)

あの二人のいききったおバカなリアクションとあのお決まりのロックンロールポーズが
なんだか癖になってね。
ちょっと真似したくなっちゃって。

本作から登場の死神の件とか、トロール風のキャラクターの件とか
楽しかったなぁ。

エンドロールのビルとテッドのその後のお話も、何気に楽しかったしね。

ふふふ。

ただ、まだまだ物足りないのも事実なわけで。
お話はこれまで同様、あってないようなものだし。
展開も適当で着地も相変わらずな強引な手法。
けど、これが本シリーズの特徴だったりもするんですよね。

小さいことなんて気にするなよ的なね。

そんなこんなで。
1作目よりは十分に楽しめた本作。
これなら新作も楽しみになってきたぞ!!
このテイストをどうアップデートしてくるのか・・・。
わくわく。

≪点数≫
  5点
                                           (22.08.13鑑賞)
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No.2060 『ビルとテッドの大冒険』
No2060 『ビルとテッドの大冒険』
1989年制作 米
監督:スティーヴン・ヘレク

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
歴史で落第しかかった二人はなぜかタイムマシンに乗って原始から未来までかけめぐり、ソクラテス、ナポレオン、ベートーヴェンその他を現在に連れてきて、試験パスを目論むのだが……。

≪感想≫
大好きキアヌ・リーブス主演作品。

最近、本シリーズの最新作が上映されていて。
結構、評判が良かったんですよね。
調べてみると1作目である本作が制作されたのが1989年!!
「マトリックス」シリーズやこれまた最近上映された「トップガン」もそうですが、
こうやって長いスパンで新作を出してくるってなかなかですね。
まずは主演である方々が第一線でバリバリとやっていることが
必須なので、それだけでもすげぇなぁって。

さてさて、そんなこんなで33年前に発表された本作は・・・。

・・・なんだ、この超絶つまんないおバカ映画は!!

お話なんてあってないようなもん。
ざっくりいうと、キアヌ・リーブスとアレックス・ウィンター演じる
ビルとテッドは仲良しおバカコンビ。
そんな二人はおバカなせいで落第しそうな雰囲気。
そんな時、未来からタイムマシンに乗った男が二人を助けに来る。
二人は過去に赴きひたすら歴史上の人物と交流していく・・・的な。

なんでしょう・・・。
色んな偉人さんたちが出てくるんですが、なんでその方たちが選ばれて
出てくるのかわかんない。
なんで、その時代にタイムスリップするのかもわかんない。
一見、ドタバタわちゃわちゃしていて派手目に観えるんですが
実は淡々と進んでいてね。
ある時代に行っては誰かを引き連れて。
またある時代に行っては誰かを引き連れて。
それの繰り返し。

古い映画だからというのもあるのかな。
ルックも内容も成熟していない感じ。
とにかく退屈な印象。

もちろん大好きキアヌ・リーブスのあどけなくフレッシュな佇まいとかは
やっぱり見惚れてしまったんです。
ただ、それだけ・・・みたいな。

見どころが全然なかったんですよね。
残念無念。

ってな感じで。
きっと10分後には忘れてしまいそうな内容。
これがあと2作品続くのか・・・。
どうしよう・・・。
新作は評判良いんだけどなぁ・・・。

≪点数≫
  3点
                                           (22.08.11鑑賞)
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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.2059 『こちらあみ子』
No2059 『こちらあみ子』
2022年制作 邦
監督:森井 勇佑

≪キャッチコピー≫
『「応答せよ、応答せよ」あの頃の私が呼んでいる。』

≪ストーリー≫
広島に暮らす小学5年生のあみ子(大沢一菜)は少し風変わりだが、優しいお父さんの哲郎(井浦新)と赤ちゃんがお腹にいる母親のさゆり(尾野真千子)、一緒に登下校をしてくれるお兄ちゃん(奥村天晴)らに見守られながら自由に過ごしている。しかし、あみ子のあまりにも純真な言動が、周りの人たちに影響を与え始める。

≪感想≫
前情報なく鑑賞。

なんとなく予告編は劇場で観たことがあって。
なんでも思ったことを言葉に発する直球少女の成長譚かと思いきや・・・。

あれ?
あれあれ??
こんなにも苦くて痛いお話なの??

変な作風と相まって最後までぐっとのめり込んだ良作でした。

コミュニケーションが不得意なあみ子。
空気が読めない彼女は恐らく発達障害なのかな。

観ている私たちの小さい頃にも恐らく一人はいたであろうキャラクター。
感情の起伏も激しく、他者との協調、共感もあまりない。
自分勝手に行動し周りに迷惑をかけていく。

それでも彼ら彼女たちの行動には本人なりの理由があるんですよね。
しっかりと生きているんですよね。

周りの大人や友達が付いていけなくなったりあきれ返ったり、
最悪、自らの心を壊されることもやっぱりあって。
その中でどうかかわっていけばいいんだろう・・・なんてことを考えさせられました。

特に中盤のあみ子がとった行動による母親の変化。
そしてそこから崩れていく家族の形。

決して誰も悪くない状況に胸が苦しくなってね。

「応答せよ、応答せよ。」
あみ子は語り掛ける。

コミュニケーションとは何ぞや。
むむむ・・・。

そうそう。
登場人物について。
あの坊主同級生が良かったなぁ。
あみ子に対する言葉遣いとか態度とかけっこう刺さるような言葉を発しているものの、
心底、嫌な奴じゃなくって、ただ、少しだけずれている感じ。
心根はめちゃくちゃ熱い奴なんだろうなぁって。
それも彼なりコミュニケーションの取り方。

あみ子の兄貴も良かったなぁ。
昔の回想シーンでのあみ子とのやり取りはグッときましたよ。
母親のほくろの件ね。
急にグレだしたのには驚きましたが・・・。

あとね。
本作って作風っていうか世界観というか演出も変わっているように感じました。
突然、ファンタジックな世界観になったり。
あみ子のお化け騒動の件とかね。
全然違和感なくって素晴らしかったんですが、少し変わってんなって。
あと、カメラワークというか画作りに関してもそう。
全体図を写しているようで写していないというか。
画面の外側で何かが起こっているかと思いきやすっごい俯瞰で物事を映して
メインどころがボヤっとしている感じとか。
会話に関しても、たまに何をしゃべっているのか分からなかったりもしたんですよね。
それがとてもリアルでこれまたグッとのめり込む要因になったり。

なるほどねぇ・・・。

そんなこんなで。
正直、お話についてはとても苦くってもう一度観ろと言われたら覚悟がいるし、
このストーリーについて考えるのも胆力が必要だったりもするんです。
ただ、映画として、作品としてはとても素晴らしい作品なのもとても
感じていて。
監督は森井 勇佑さんというお方。
これがデビュー作品なんですって。
今後はどういう作品を撮っていくのでしょうか。
楽しみですねぇ・・・。

≪点数≫
  7点
                                           (22.08.10鑑賞)
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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.2058 『キャッシュトラック』
No2058 『キャッシュトラック』
2021年制作 米/英
監督:ガイ・リッチー

≪キャッチコピー≫
『英雄(ヒーロー)か
悪党(ヒール)か』

≪ストーリー≫
現金輸送専門の警備会社フォルティコ・セキュリティ社でキャッシュトラック(現金輸送車)の警備員として雇われた“H”ことパトリック・ヒル(ジェイソン・ステイサム)。彼は選び抜かれた猛者たちの中では地味な存在だったが、強盗に襲われた際に驚異的な戦闘スキルを見せる。その後再び強盗に遭遇した際には、Hの顔を見た襲撃犯たちが金も奪わずに逃げだす。同僚たちが彼の素性をいぶかしむ中、大金が集まる機会を狙った強奪計画が進んでいた。

≪感想≫
大好きジェイソン・ステイサム主演。
これまた大好きガイ・リッチー監督作品。

この二人は「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」や「スナッチ」「リボルバー」でも
コンビを組んでいましたね。

さてさて。

もう少しライトで軽い作風かと思いきや。
以外にこってりとした男受けしそうな作品に仕上がっていました。

良かったところ。
まずは何といっても主演のジェイソン・ステイサム力大爆発!!
この無敵感が何とも言えなくカッコいい。
こいつに狙われたらもうおしまいって感じがね。
本作でもその無敵力は大爆発。
落ち着いた佇まいから淡々と仕事をこなしていく。
敵を少しづつ追い詰めていく流れは◎。
欲を言えばもっと彼の活躍を観たかった気もします。
それは後述。

お話も良かった。
時系列バラバラ演出で、うまくミステリ要素を盛り込んでいてね。
ここら辺はガイ・リッチー節でしたよ。

ここからはダメダメ。
本作はジェイソン・ステイサム主演に据えて描いているのに結構、
脇のキャラクター達にも焦点を当てていて。
もちろんそれはそれでいいんですが、ちょっと中途半端に感じたんですよね。
敵の強盗集団とかもっと掘り下げたらいい味出してくれそうだったのですが。
H(ジェイソン・ステイサム)が働くことになる現金輸送のガードマンたちもそう。
なんか、あっけなかったんですよねぇ。

本作って2時間ぐらいの上映時間だったんですが、めちゃくちゃ長く感じちゃったんです。
同じことをよく言えば丁寧に、悪く言えばしつこく描くもんだから、
ちょっと食傷気味になっちゃって。
Hと息子が襲われる件とか1回で良いよってね・・・。

もっとテンポよく描いてくれたら、キャラの掘り下げ時間にもさけたし、
ジェイソン・ステイサムの描く時間にもあてられたろうに・・・。
もったいないよねぇ。

ハードボイルド感がぷんぷんしていただけにとてももったいなく感じちゃいましたよ。

そんな感じで。
大好きな役者と監督の作品は堪能できたものの、やっぱりもっとできただろうって
思っちゃった。
調べてみると次回作もこのコンビで作品を作っているみたい。
そりゃ、観るけどさぁ・・・。

≪点数≫
  6点
                                           (22.08.07鑑賞)
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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.2057 『パーフェクト・ケア』
No2057 『パーフェクト・ケア』
2020年制作 米
監督:J・ブレイクソン

≪キャッチコピー≫
『あなたの資産、「死ぬまで」守ります――』

≪ストーリー≫
判断力の衰えた高齢者をサポートする法定後見人マーラ・グレイソン(ロザムンド・パイク)は裁判所からの信頼も厚いが、その正体は合法的に高齢者の資産を奪い取る悪徳後見人だった。彼女は新たな獲物として、資産家のジェニファー(ダイアン・ウィースト)に目を付ける。身寄りのない彼女なら難なくだませるはずだったが、その背後にはロシアンマフィア(ピーター・ディンクレイジ)の影が見え隠れしていた。

≪感想≫
おぉ・・・面白い!!
いやぁ、巧いなぁ。
もうねぇ・・・お話が抜群に面白い。

主人公は法定後見人のマーラ。
彼女は法の抜け穴を巧みについて高齢者の資産をむしり取る悪いやつ。
今日もせっせとターゲットを品定めしてある上玉の老女を対応していると・・・。

序盤はマーラの最悪っぷりを見せつけてくる。
これがまた、すっごい狡猾で嫌な感じ。
どうにか、こいつに制裁を!!なんて思っていると、なにやらマーラの周りが不穏な空気に。

マーラがターゲットにした老女はなんとロシアンマフィアのボスの母親でした・・・。
主役級のマーラがまためちゃくちゃ嫌な奴で最悪なだけに、どこかでマフィア側を
応援したくなる気持ちに。
どうにかして彼女の鼻っ柱を折ってくれやしないかと・・・。
そんな僕の気持ちをあざ笑うかの如く彼女はどんな困難やピンチも切り抜けていき
恐れることなく反撃を企てていく・・・。
いやぁ・・・腹が立つ!!!
だけどこいつは凄いやつだと頭が下がるのも事実・・・。
そんな時には、そもそもの彼女の行動を思い出してみる。
法律の穴をかいくぐって弱い者から搾取する・・・。
うん、やっぱりこいつは制裁を受けるべきだ!!!!ってね。

やっぱり勧善懲悪的な作品が好きな僕としては
最後のあの着地は、少しだけ胸がすいた感覚。
スカッとはしなかったんですが、少しだけね。

キャストが良かったなぁ。
主演のマーラを演じたのは「ゴーン・ガール」のロザムンド・パイク。
キャラクターとルックがめちゃくちゃマッチしていて最高でした。
負けん気が強くって、どんな場面に立たされても引かない。
あの「顔」が素晴らしくってね。
マーラのパートナーであるフラン。
彼女もまた良かった。
演じたのはエイザ・ゴンザレスというお方。
初めて見たかな。
この二人が自らの信念の基にロシアン・マフィアに立ち向かっていく姿は
信じられないとあきれながらもワクワクするというかね。
ヴィランであるロシアンマフィアを演じたピーター・ディンクレイジも大好き。
マーラのターゲットである老女、ジェニファーも良かったな。
演じたダイアン・ウィーストの「顔」がまた素晴らしかった。
あのただものじゃない感がね。

そんな感じで。
とても満足いく作品。
とても勇敢で頭脳的な女性。
行く方向さえ間違えていなければとても応援したくなるし、ついていきたくなる人材。
ただ、方向が・・・。
とても胸糞悪くって仲良くなりたくない近づきたくない人間。
いやぁ・・・凄い。

お話がとても楽しかった良作でしたとさ。

≪点数≫
  8点
                                           (22.08.04鑑賞)
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No.2056 『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』
No2056 『GIジョー:漆黒のスネークアイズ』
2021年制作 米
監督:ロベルト・シュヴェンケ

≪キャッチコピー≫
『漆黒の忍、出陣。』

≪ストーリー≫
日本の闇組織から命を狙われていた男を救ったスネークアイズ(ヘンリー・ゴールディング)。それがきっかけで、彼は600年にわたって日本の平和を守ってきた秘密忍者組織“嵐影”への入門を許可される。だが、嵐影は悪の抜け忍集団と国際テロ組織“コブラ”の連合軍による攻撃を受け危機的状況を迎えていた。スネークアイズは真の忍者になるべく、嵐影から下される三つの試練を乗り越えていく。その一方で、世界を揺るがしかねない忍者大戦が勃発しようとしていた。

≪感想≫
先日観た同名作品の最新作。

舞台は日本。
描かれるのは忍者の世界。

これは観たすぎる!!
という事でシリーズ1作目から鑑賞。

全体的にぼちぼちな印象。

さてさて本作はというと・・・。

むむむ・・・やっぱりイマイチだったかなぁ。

1作目はアクションがおバカでいききっていたバカ映画という特徴が。
2作目はキャストが豪華でそこに見どころがあった気が。

さて本作はというと・・・。
あまりこれと言って見どころがなかったかな。

例えばキャストについて。
僕的には大好きイコ・ウワイスが出ていたのはとても嬉しかったんです。
だって彼はインドネシアの超絶格闘アクション映画「ザ・レイド」で主演を張っていて。
すっごいアクションを見せてもらったんですよね。
そんな彼が出演していたのですが・・・。
まさかのちょい役・・・。
ちょっとだけアクションシーンもあったのですが全然見応えがなくって。

楽しみにしていた日本描写や忍者描写について。
一昔前の映画にありそうな、おざなりな日本描写は相変わらず。
キャストに少しだけ日本人も出ていましたが、時折発せられる日本語も
そこまで気を付けているような感じもなかったし。
もったいないなぁ・・・。

アクションシーンについてもなんだかなぁ。
例えば1作目はめちゃくちゃな武器とかを使って超絶アクションを観せてくれたのに。
例えば前作で言うと崖で忍者たちとのバトルシーンは見応えあったのに。
なんだかこれってG.Iジョーじゃなくっても良いよなぁ的なアクションで。
最後のボスもただオレンジの石を持って戦っているだけだし。
最後のやっつけ方も大蛇に飲み込まれるというあっけないものだったし。
なんだかなぁ・・・。

とにもかくにも。
なんだかんだで最終作の本作が一番楽しめなかったかな。
残念無念。
ただ、結局本作って時系列的には一番最初のお話なんですよね。
スネーク・アイズとストーム・シャドウの誕生譚。
続編もあるのでしょうか。
それなら、もっとキャラに魅力付けしてほしいです。

≪点数≫
  5点
                                           (22.08.05鑑賞)
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No.2055 『G.I.ジョー バック2リベンジ』
No2055 『GIジョー バック2リベンジ』
2013年制作 米
監督:ジョン・M・チュウ

≪キャッチコピー≫
『斬られるか。
撃たれるか。』

≪ストーリー≫
国際テロ組織コブラの一員ザルタン(アーノルド・ヴォスルー)がアメリカの大統領(ジョナサン・プライス)に成り済まし、宿敵である機密部隊G.I.ジョーの抹殺命令を下す。パキスタンで任務に就いていたG.I.ジョーの面々は壮絶な襲撃を受け、ロードブロック(ドウェイン・ジョンソン)をはじめとする数名を残して壊滅。彼らが絶体絶命に陥っている中、コブラは世界の主要都市を侵略し、ついには核爆弾をロンドンへと落下させる。コブラと戦いたくとも為すすべのないロードブロックたちは、G.I.ジョー初代長官のジョー(ブルース・ウィリス)の助けを得ることにする。

≪感想≫
先日観た同名作品の続編。

荒唐無稽でいききったバトルシーンの連続に
バカだなぁと思いながら楽しんだ記憶。

キャストは前作に比べとっても豪華。
ロック様ことドウェイン・ジョンソン。
前作に引き続きイ・ビョンホン。
あと、本作ではブルース・ウィリスも出ていたな。

けどなぁ・・・。

全然、それぞれの個性が生きていなかったかなと。
ブルース・ウィリスももっと活躍させてほしかったし。
ロック様ももっと活躍させてほしかった。
前作の主人公を演じたチャニング・テイタムもすぐに退場しちゃうし。
もったいないない。

アクションについて。
前作は結構いききったハチャメチャアクション。
今作は、ちょっとリアル寄りになっていた感じ。
前作のパワードスーツや波動砲みたいな拳銃が本作では出てこなくって。
なんか見応えがなくなって、凡百の作品に落ちちゃった印象。
もったいないない。
忍者たちのシャドウ奪還バトルは楽しかったのですが・・・。
惜しいなぁ。

ってなわけで。
正直、もったいないなぁという感想。
演者やかかっているお金は恐らく一級品なはず。
無駄遣いしているんじゃないかなぁ。
前作とは違った意味で明日には忘れてしまいそうな作品。
もったいないない。

もう1作品出ているんですよね。
しかも次回は我が国日本が舞台っぽくて。
どうなることやら・・・。

≪点数≫
  5点
                                           (22.07.31鑑賞)
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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.2054 『G.I.ジョー』
No2054 『GIジョー』
2009年制作 米
監督:スティーヴン・ソマーズ

≪キャッチコピー≫
『この戦い、かなり刺激的。』

≪ストーリー≫
世界征服を企む悪の組織“コブラ”が、各地で活動を活発化させる1990年代。あらゆるものを破壊する威力を持つ最強兵器ナノマイトがコブラ一味の手に渡ってしまう。パリのエッフェル塔が破壊されるなど、コブラの脅威が世界各地を襲う中、アメリカ政府は世界各地の精鋭を集めた史上最強の国際機密部隊“G.I.ジョー”に願いを託す。

≪感想≫
子どものころに何となく遊んだ記憶のあるG.Iジョーのフィギュア。
知り合いのアメリカ人のじいさんからもらった記憶が。
懐かしき思い出。

それの実写版ということでいざ鑑賞してみました。

さてさて。

あれ?
あれあれ??

なんだこのバカ映画は(褒め言葉)

超絶ド級のエンタメガチャガチャアクション作品に仕上がっておりました。

近未来的な設定。
ハイテク武器やらハイテク乗り物やら盛りだくさん。
これがまたバカっぷり大爆発(笑)
レーザーとも違う拳銃やパワードスーツ的な防具。
街中をパワードスーツで追っかけっこするシーンとかいききっていて
楽しかったなぁ。

お話もあってないようなもん。
気にするこたぁないない。

魅力的なキャラもそんなにいない。
とにかく勢いとバカっぽさが突き抜けてる!!
これはこれで良し!!

短文レビューになるのもやむなし!!

そんなこんなで。
恐らく明日には忘れていそうなお話。
勢いだけは良し!!
頭空っぽポップコーン映画。
こうやって気楽に観れるのも良いですよねぇ。
さぁ続編を観てみるか。

≪点数≫
  6点
                                           (22.07.30鑑賞)
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No.2053 『ニューオーダー』
No2053 『ニューオーダー』
2020年制作 メキシコ/仏
監督:ミシェル・フランコ

≪キャッチコピー≫
『これは悪夢か、無慈悲な現実か――』

≪ストーリー≫
マリアン(ナイアン・ゴンサレス・ノルビンド)が住む豪邸には名士たちが集い、彼女たちの結婚パーティーが開かれていた。一方、そのすぐそばの通りでは広がり続ける貧富の差への抗議行動が行われ、人々が暴徒と化す。ついにパーティー会場にも暴徒が押し寄せ、晴れの舞台は一転して殺りくと略奪の場となる。マリアンは難を逃れたものの悪夢は始まったばかりだった。

≪感想≫
メキシコ映画。

どんよりどよどよ。
いやぁ・・・また気分が悪くなる作品を観てしまいました。

身の毛もよだつヘビーな展開。
納得いかない状況に悲壮感が蔓延する。

ただ、なんでしょう。
めちゃくちゃ胸糞悪くなったかと言えばそうでもなかったり。
演出のせいでしょうか。
確かに嫌なシーンもめちゃくちゃあったし、その向こうで起こっている映像を
イメージするとすっごい嫌な気分になったりもしたんです。
ただ、直接的な映像がそこまでなかったからか、最後までのめりこんで
観ることができた感じ。
これはこれで良し!!
昨今の映画は視覚的に嫌な気分にさせられることも多かったのでね。

とにもかくにも。
これは決してフィクションではないんですよね。
昔だったら、どうせこんなことって起こるはずがないなんて思っていたのですが、
色々と社会の流れや国際的な事情を知ってしまう昨今。
今もどこかでこれは起こっていて、もしかしたら自分も巻き込まれることも
あるんじゃないかなと思わされる現代社会にゾッとしつつ。
今からでもできることは何ぞやとひたすら自問自答を繰り返させられる良作。

負の連鎖というよりか。
悪い人間がどうこうというよりか。
世の中の仕組み自体が間違っているという印象。
本作の中で登場人物たちは決定的に間違ったチョイスをしているわけでもなく。
あのシーンで、あの選択が間違っていたという感じでもなく。
ひたすら打つ手がない状況と、選択すら許されない最悪の状況。

この未来に進まないためにも。

2度と観たくない作品なんだけど、1シーンだけもう一度確認したいシーンがあるんだよなぁ。
それは、冒頭のパーティーシーンで新郎が仲間内でドラッグをしているシーンがあるんですが
そこで、一瞬ですが、庭に暴徒が一人ぼんやり立っているシーンがあるんですよね。
あれは見間違いか??
どうしよう・・・。
もう一回観て確認したいけどしたくないなぁ・・・。

≪点数≫
  7点
                                           (22.07.30鑑賞)
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No.2052 『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』
No2052 『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』
2022年制作 米
監督:コリン・トレヴォロウ

≪キャッチコピー≫
『シリーズの壮大なる終幕』

≪ストーリー≫
メイジー・ロックウッド(イザベラ・サーモン)の決断により、イスラ・ヌブラル島からアメリカ本土へ送られた恐竜たちが世界各地に解き放たれて4年が経過する。恐竜の保護活動に力を注ぐオーウェン(クリス・プラット)とクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は、ロックウッド邸で保護したメイジーを大事に育ててきたが、ある日、メイジーがヴェロキラプトルとともに連れ去られる。

≪感想≫
「ジュラシック・パーク」シリーズ最新作。
シリーズはこれまで5作品発表。
1作目は映画館で鑑賞。
その後の作品もテレビで放送される度に観ておりました。
4作目から新シリーズ的な立ち位置で再出発。
主演を大好きクリス・プラットに据えて新しい
ジュラシック・ワールドを観せてくれています。

さてさて最新作にしてシリーズ最終作と謳われた本作。

あれ?
あれあれ??
ちと思っていた展開とは違ったかも・・・。

なんとなく同じことの繰り返しというか。
恐竜に襲われて殺されそうになるけど大丈夫。
少し進んでまた恐竜に殺されそうになるけど大丈夫。
ピンチからの脱出、ピンチからの脱出の繰り返し。
しかも、この恐竜が何という種類なのかが分かんないものだから
ピンと来なくってね。
単調な流れに感じちゃいました。
ただ、めちゃくちゃ映像のクオリティが高いものだから
見応えは抜群だったんですよねぇ・・・。
観ているだけで満足度は高かったり。

そうそう。
本作では1作目からのキャラが再登場してくれて。
この旧キャスト陣が素晴らしかったんですよね。
本作は同窓会的な側面もあって。
旧キャストたちがちょっとずつ集まって、新キャストとも
スムーズに合流して、クライマックスを迎えるあたりはやっぱり観ていて
気持ち良かったです。

正直お話や展開はめちゃくちゃだったりもするんです。
ただ、恐竜の勢いとともに進んでいく展開と音楽で
突き進んでいく演出は楽しかったりしたんですよね。

ラストの恐竜バトルが素晴らしかった。
T-REXとギガトノサウルス、もう一体の鍵爪サウルスとのバトルは
王道的な演出。
ちょっと蛇足的な演出ですが、これは観客へのサービスとして◎。
締めの演出として良かったです。

そんなこんなで。
色々ほめてはみたものの。
実は思っていた感じとは少し違った最終作。
もっと人間たちと恐竜の共存についてを描いた作品なのかなと
思ったら人間の陰謀に巻き込まれた恐竜のお話。
恐竜をメインに描いた作品なんだけど、主となる化け物は
イナゴだったり。
フィールドも町中を闊歩する恐竜的な感じかと思ったら
どちらかというと、また島の中でわちゃわちゃする感じ。
あと、本シリーズのメインどころだった恐竜ブルーの活躍が
本作ではなかったのはとても寂しかったです。
ブルーを通して人間と恐竜の共存の可能性を示しても面白かったのになぁと。
残念無念。

ちょっと違うかなぁと感じつつも、やっぱりどでかいスクリーンで観た
名も覚えきれぬほどのたくさんの恐竜たちはとても
迫力あって視覚的にはとても楽しめました!!

この手の作品はやっぱり劇場ですよねぇ・・・。

≪点数≫
  7点
                                           (22.07.29鑑賞)
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