fc2ブログ
 
■プロフィール

ゆず豆

Author:ゆず豆
映画のレビューをつらつらと・・・。

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック
■月別アーカイブ

■カテゴリ
■カウンター

■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

No.2028 『ハロウィン KILLS』
No2028 『ハロウィン KILLS』
2021年制作 米
監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン

≪キャッチコピー≫
『恐怖は、進化する。』

≪ストーリー≫
殺そうとしていたローリー・ストロード(ジェイミー・リー・カーティス)のトラップにはまり、燃え盛る家に閉じ込められたマイケル・マイヤーズ。だが、彼は炎から抜け出し、自身と深い因縁のある街ハドンフィールドで次々と人々を惨殺していく。住民たちはマイケルを倒そうと決起するが、その一方で恐怖に耐え切れずに暴徒と化してしまう者もいた。街が騒然とする中、ローリーは今度こそマイケルと決着をつけようと準備を進めていた。

≪感想≫
以前観た「ハロウィン(1978年)」「ハロウィン(2018年)」シリーズの最新作。
前作では「ターミネーター」シリーズの最強ヒロイン、サラ・コナーばりの
スーパーヒロインが誕生していてとても楽しい作品だったような。
1作目に関しては、本シリーズの象徴的存在であるマイク・マイヤーズが
初登場ということで、とてもおどろおどろしく、不気味に描かれていて。
カメラワークや演出がとても巧みだったイメージ。
そんな2作品の正当な続編。

さてさて。

あれ?
あれあれ??
なんか思っていたのと違う・・・。

前作はめちゃくちゃスカッとした作品だったような。
親子3代の女性たちが、殺人マシーンであるマイケル・マイヤーズとバトルする
っつーお話だったような。

本作はというと。
確かに前作の直後のお話で、スーパーヒロインたちも健在だったのですが・・・。
なんでしょう・・・。
宗教色??というか人間の業みたいなものが描かれた、不思議な作品に仕上がっていました。
これまでの作品の毛色とはちょっと違って。
みんなの中にも、マイケル・マイヤーズはいるんだよ的な??
みんながマイケル・マイヤーズという存在を作っているんだよ的な??

マイケル・マイヤーズとのバトルと並行して、パニックになった時の
群集心理と言いますか。
自分を守るために、正義を振りかざし、その結果、弱気を守らずに排除していく
どこかの国やどこかの人たちのお話に仕上がっていたように感じましたよ。
終盤の病院のシーンは本当に嫌な感じ。
マイケル・マイヤーズを倒したいがゆえに、間違った行動を起こしていく人たち。
それを扇動しているあいつら。
警察もいるのに、全く機能しないシステム。
いやぁ・・・恐ろしい。

バイオレンス描写はたっぷり。
これでもかというほどの殺戮、殺戮、殺戮。
マイケル・マイヤーズは手当たり次第に住民たちを殺していく。
しかもこの殺し方がグロくってえげつなくってね。
すでに死んでいる爺さんにナイフを立て続けにぶっさしていったり。
両目をえぐるようにぐりぐりと殺していったり。
壁や床に頭をガッツンガッツンぶつけて撲殺したり。
首をぐりんって無理やりへし折ったりと、己の肉体のみを使って
圧倒的に殺人していく。
まぁ、えげつなくって見応えたっぷり。
あと、終盤にあるキャラクターが病院の上階から飛び降りるシーンがあるんですが、
もちろんそいつは即死。
その死体がまたえぐくってね。
脳みそがぶちまけられている映像を映し出されていて、目をそむけたくなっちゃったり。
とにかく映像に関しては、スラッシャームービーが好きな方には
この上ない映像だったんじゃないでしょうか。

そんなこんなで。
何気に観たかった作品とは異なった印象。
終わり方も宙ぶらりんだしなぁ・・・。
もっとマイケル・マイヤーズとのバトルを観たかったです。
あと、主人公のローリーたちの活躍ももっと観たかったな。
むむむ・・・。
ちょっと残念無念。

鑑賞後色々と本作についてお勉強。
なんと!!
本作は3部作なんですって!!
次回作で完結するらしく・・・。
それを考えると確かに、前作はおばあちゃんのお話で。
本作は母親のお話。
それなら次回は娘のお話で完結って訳か・・・。
なるほどねぇ・・・。
俄然楽しみになってきたぞ!!

≪点数≫
  5点
                                           (22.04.29鑑賞)
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

スポンサーサイト



映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)