2022-07-15 Fri

2021年制作 邦
監督:阪元 裕吾
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
高校の用務員として勤務している深見(福士誠治)。父親が元暴力団員だった深見がそこで働く理由は、父親の兄弟分である真島(山路和弘)の娘・唯(芋生悠)を守るためだった。暴力団の抗争の激化により真島が殺害され、跡目争いが勃発。唯が狙われ、学校が抗争の場と化す中、深見は唯を学校から救出しようと立ち上がる。
≪感想≫
昨年観た、アクション邦画の大傑作「ベイビーわるきゅーれ」の
坂本裕吾監督作品。
本作もたくさんの殺し屋たちがバトルロイヤル的にバトルしていく
っつーお話。
いやぁ・・・やっぱり凄いよこの監督のアクションは。
まずはお話。
お話はまぁ特化することもなく可もなく不可もなく。
序盤、ラッパーの般若さんが演じるサイコなヤクザが出てくるんですが、
過度な台詞回しと、オーバーアクションな演技でなんか白けてしまったり。
あと、そもそも、このサイコなやくざの語り口が癖が強すぎて
何を言っているのか分かんなかったんですよね。
なのでお話は結構、よくわかんなかったっす。
そこはちょっと残念でした。
その流れでキャラクターについて。
本作にも登場。
「ベイビーわるきゅーれ」の女子高生コンビ。
名前は違うので同一人物じゃないのかな。
いやいや。
同一人物じゃないと言ってくれ!!
だって、あの大好きなキャラクターがあっけなく殺られちゃうんだもん・・・。
寂しすぎるよ・・・。
他にも、様々なキャラクターが登場。
けっこう、しっかりとそれぞれのキャラが立っていてね。
欲を言うと、もっと掘り下げて彩を付けてほしかったんですが、
まぁ及第点かな。
僕的にはやっぱりあの女子高生コンビを観れただけでもテンション爆アガり。
あと、キャラでいうとラスボスのあいつも良かった。
アクションは物足りなかったんですが、キャラ的にサイコパスっぷりが
いききっていて、先ほど書いたヤクザ(般若)とは違って、見事に
マッチしていて笑わされたし、驚かされた感じ。
素晴らしかったです。
アクションについて。
めちゃくちゃかっこいいのは間違いないんですが「ベイビーわるきゅーれ」
に比べるとちょっと物足りなかったかな。
演者たちが動けるんですが、やっぱりもっとキレや動きが必要だったのか、
全体的にスローや早回しを中心に映しだされていたので、なんか
満足度がそこまでなかったんですよね。
まぁ、期待しすぎてしまっていたのもあるのですが・・・。
とにかくもっと観たいという気持ちの方が勝っちゃいましたよ。
まぁまぁまぁ。
とにもかくにも。
アクションは一級品。
ただし、先に書いた通り「ベイビーわるきゅーれ」までの助走といった位置づけに感じました。
「ベイビーわるきゅーれ」に比べたらちょっと落ちるかな。
ただ、とんでもなくポテンシャルを感じるし、今後の作品や他の作品も観てみたい
監督さんの一人。
「ベイビーわるきゅーれ」は続編制作も決定したし楽しみに待っていますよ!!
≪点数≫
7点
(22.04.09鑑賞)

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