2021-12-30 Thu

2019年制作 邦
監督:大林 宣彦
≪キャッチコピー≫
『また見つかった。
何がだ?
永遠。』
≪ストーリー≫
広島県尾道の海辺にある映画館・瀬戸内キネマが閉館を迎え、その最終日に日本の戦争映画大特集と題したオールナイト興行が行われる。3人の若者が映画を観ていると劇場に稲妻が走り、閃光が彼らを包むと同時にスクリーンの世界に押し込んでしまう。戊辰戦争、日中戦争、沖縄戦、原爆投下前夜の広島と上映作品の劇中で描かれる戦争をめぐる中で、三人は桜隊という移動劇団の面々と出会い、史実では原爆の犠牲になってしまう劇団員たちを救おうと手を尽くす。
≪感想≫
大林宣彦監督作品。
相変わらず不思議な映画。
個性大爆発の作風は言わずもがな。
本人の思っている事、やりたい事をふんだんに盛り込んでいる。
ただ、これは演出だからなのか、大林監督の人柄が詰め込んであるからなのか
全く違和感なく受け入れられる。
テンポがとても良い。
切り替わりの早いお話。
過去や現代、様々な場所と様々な人物にパンパンと
切り替わりながら物語が描かれる。
しかも前後の繋がりなんて関係ないない。
ひたすら、目の前に訳のわからない状況が描き出される。
これは物語なのか??
何でしょう。
自身の思い出の奥底にあるダイジェストをひたすら流されている感じ。
ただねぇ・・・最初は、何を観せられているんだろうと思っていたんですが、
だんだん、そこに入り込んで、そのテンポも心地よくグッと来させられるというか。
時折、すっごい刺さる場面があったり。
しっかりとしたメッセージが組み込まれて観る者の心に自然に落とし込む。
凄いなぁ・・・。
本作は映画史的な感じもありましたね。
所々に映画の成り立ちとかも組み込まれていて。
ここでも監督のメッセージが描き出される。
とにもかくにも。
これまで観てきた映画とは違った印象。
ころぞ大林印。
中毒性があるというか。
全てを飲み込めていないであろう自分の状況にちょっと苛立ちを感じつつ。
とにかく凄い作品を観たなぁという印象。
大林 宣彦監督は2020年4月に亡くなられて本作が遺作。
合掌。
監督の昔の作品も観ていかなくちゃなぁ。
≪点数≫
5点
(21.09.20鑑賞)

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2021-12-27 Mon

2020年制作 米
監督:ダン・スキャンロン
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
科学や技術の進歩と発展によって、かつては当たり前のように使われていた魔法が忘れ去られた世界。何をやってもうまくいかない少年イアンは、自分が生まれる前に亡くなった父に会いたいと願っていた。イアンは、父が母に託していた魔法の杖と彼を24時間だけよみがえらせる魔法が記した手紙を、16歳の誕生日にもらう。早速魔法を試すが失敗し、父は半身だけよみがえってしまう。魔法オタクの兄バーリーも父に会ってどうしても伝えたいことがあると、兄弟で父を完全復活させる魔法を探す旅に出る。
≪感想≫
大好きピクサーアニメ。
相も変わらず高クオリティのピクサー作品。
終わり方がちょっと捻った着地で好きかな。
何となくですが、普通ならイアンが父親と会って
ハッピーエンド的な終わりになりそうなものなのに、
ここはピクサー印というか。
主人公のイアンはあっさりとお兄ちゃんにその役目を渡して
バトルに立ち向かうわけです。
その行動にもそうですが、これまでの兄貴(バーリー)が
報われた気がしてやっぱりグッときましたよ。
クライマックスのバーリーと父親の最後の会話を描かない
演出も捻りが聞いていて◎。
あくまでも主人公のイアン視点で描かれているからこそ、
イアンの成長がより濃く感じられるし、共感もできる。
それこそ、一緒に成長している感覚に。
流石ですねぇ・・・。
とは言え、ムムムな場面も多々。
例えば、何でイアンだけが魔法が使えるのか分かんないし、
世界観がめちゃくちゃでピンとこなかったし。
魔法が現代文明に飲み込まれたのはわかるんですが、
それでも魔法が廃れるのはいくらなんでも感が否めない。
それこそハイブリット的な世界になるんじゃないのかなとも思ったり。
あとは、全体的に雑にも感じたりしました。
まぁまぁまぁ。
そんな感じで。
ごちゃごちゃ言いましたが、やっぱりピクサー印で
一定量の楽しさや感動を味わうことができました。
今後も期待です。
≪点数≫
7点
(21.09.18鑑賞)

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2021-12-22 Wed

2020年制作 チェコ
監督:バルボラ・ハルポヴァー
≪キャッチコピー≫
『リアルの恐怖とフェイクの快楽』
≪ストーリー≫
2020年。三つの子供部屋が作られた巨大な撮影スタジオで、10日間におよぶリアリティショーが行われる。幼い顔立ちの3人の女優が、18歳以上であることを伏せ、12歳の女子という設定、自分からは連絡しない、12歳であることを明確に告げる、誘惑や挑発はしないといった七つのルールのもと、部屋に置かれたPCを使ってSNSで友人を募集する。彼女たちにコンタクトを取ってきた男性の数は2,458人にも上り、男性たちは全て撮影されているとは知らず性的な欲望をぶつけてくる。
≪感想≫
ドキュメンタリー映画。
どんより・・・というかわなわなと不快な作品。
はぁ・・・何でしょう。
人間の嫌な部分を見せられた感じ。
3人の女優が12歳の少女になりきり、10日間、出会い系サイトに登録し
そこに群がる人間たちを追う内容。
序盤。
登録してすぐに山ほどのコンタクトの数々。
テレビ電話での会話。
男たちは、単刀直入に
「服を脱いでごらん」
だの
「裸の写真を送ってくれ」
だの
「会ってS○Xしよう」
だの、数々の卑猥な言葉の応酬。
そして、最悪なのが自らの自慰行為を見せつけたり、男性器を見せつけたりと
これまた最悪な行為に走る。
それがモザイク越しに生々しく映し出されるものだから、観ているこっちも
とても不快と怒りが入り混じった感情に。
しかもこれは、彼女たちは12歳という設定である事。
これが本当に12歳の少女だったらと考えるととてもゾッとする。
もちろん、こういう事は少女だけでなく少年にもあるだろうし、もっと言うと
女性全般的に多い事柄なんだろうと考えたりすると、また不快感が増してきて。
ほんとこういう奴らには制裁を加えてほしい。
作中でも言っていたが、こういうことをする奴らって、小児性愛者ではなくって
単に、自分より弱い人間を探して征服したいだけなんですよね。
そこに、性的興奮を覚えて自らの欲求を満たしていく。
最悪ですよ、本当に・・・。
そうそう。
演出で良かった点があって。
本作で登場する不埒な男ども。
もれなくモザイクがかかっているんですが、このモザイクのかけ方がとても薄気味悪くって。
目元と口元のみのモザイク演出。
これがまためちゃくちゃ気持ち悪かったんです。
良くも悪くも吐き気が倍増しましたよ(苦笑)
とはいえ、ちょっとだけ不満点も。
まずは、中盤の演出で一人だけめちゃくちゃ良い奴が出てきます。
まぁ、良い奴って言っても、これが普通の感覚なんだよとは思うんですが・・・。
彼に対する演出がなんか胡散臭いんですよねぇ・・・。
ちょっと穿った見方かもしれませんが、少しだけヤラセ臭がしていて。
それを考えると、それまでの最低最悪の男どもも少しだけ演出が
かかっているのかなと・・・。
いやいや、そんな事ないない。
よくよく考えると、この良い奴男も、12歳の少女と暇つぶしに出会い系的な
サイトでお話ししているのも少しだけ「ん??」ってなっちゃいますもんね。
まぁまぁまぁ。
もう一つ。
中盤、演者1名の裸の写真が合成でネットに拡散されることになります。
これって、さすがにまずいんじゃないのか??
本人や周りの人は、合成ってわかっているので屁のカッパなのかは知りませんが、
それを受け取ったり見ている人間にとっては、まさしく彼女の裸体な訳で。
それはそれで、彼女にとってはとても重大な被害だし、
そこらへんに関しては、作り手の不誠実さというか詰めの甘さを感じました。
とにもかくにも。
本作によって、社会も巻き込み良い方向へと変わって言ったみたい。
よしよし。
僕的には、こういう事は国や警察がどんどん動いていって、
どんどん成敗してほしい。
この状況は、習慣も一つの原因だと思うので、こんな簡単に
子供たちとコンタクトを取れて、ある意味洗脳のような形で
抑圧できるような社会はやっぱり正すべきだと思う。
少しでも、そんな社会に制限をかける事で、人間の意識は
変わっていくんじゃないのかなぁと。
少しでも、心が傷つけられる人たちが減ると良いなぁと思ったりしました。
少しずれるかもしれませんが、ネット社会の危うさについて。
僕の甥っ子や姪っ子はネットゲームで簡単にチャットでオンライン対戦をしたりしていて。
そこではやっぱり心無い言葉でのやり取りがなされたりしているんですよね。
そのことについて、話しても彼ら彼女らにとってはあまりピンときていなくって。
その言葉が相手にどういう影響を与えているのかって。
顔が見えないし、深くその人のことを知りもしないし、知りたくもないし、
知ることもないしってな感じでね。
ただ、やっぱりそんな軽いコミュニケーションの中でもくらう事もあるんですよね。
本当に、注意しなければいけない問題ではあるなぁと。
むむむ・・・。
ちょっとズレちゃったか。
しっかし、本当に不快な映像のオンパレード作品だったなぁ・・・。
おぇ〜〜〜・・・。
≪点数≫
6点
(21.09.17鑑賞)
2021-12-16 Thu

2019年制作 米
監督:クリス・バック/ジェニファー・リー
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
凍てついたアレンデール王国を救い、確固たる絆で結ばれたエルサとアナの姉妹は、幸せに暮らしていた。ある日エルサは、自分にしか聞こえない不思議な歌声を耳にする。その歌声に導かれるように姉妹は仲間の山男クリストフ、雪だるまのオラフと一緒に旅に出る。
≪感想≫
ディズニーアニメ。
前作はテーマソングである「レット・イット・ゴー」がとにかく素晴らしくって。
色んなところから山ほど流れていたし、自分でも聴きまくったし、
今でも時々、YouTubede聴いているぐらい。
さてさて、続編となる本作について。
映像がめちゃくちゃ素晴らしかった。
こりゃあ映画館の大スクリーンで観ていたらもっと感動できたんだろうなぁ。
キャラクターの表情とかルックが◎。
僕的にはエルサのルックがツボで見惚れてしまいましたよ。
あと、本作は自然もテーマに描かれていたので、その風景とかが
とにかく美しくって。
エルサが終盤引き連れる透明な馬の美しさたるやもう。
エルサの凛としたルックと相まってとても画になっていましたよ。
お話について。
全体的に既視感はあったものの、やはり子供も楽しめる作品に仕上がっていて。
最後のオラフの復活には涙しちゃいましたよ。
歌は言わずもがな。
本作はミュージカル映画といっても過言ではなくって。
冒頭の国民と一緒に歌うシーンは先に書いた素敵なアニメーションも
相まってめちゃくちゃ楽しかったです。
本作のメイン曲ぽい「イントゥ・ジ・アンノウン」はクオリティも高くこれまた名曲の予感。
使い方も巧みで、物語や演出と見事にマッチしていてました。
全体的に高クオリティな作品に仕上がっておりました。
とにもかくにも。
本シリーズの肝はやっぱり音楽(唄)。
サントラ欲しくなるほどの珠玉の音楽は本当に素敵でした。
アニメーションのクオリティも考えると前作よりも好きな作品かな。
大満足。
≪点数≫
7点
(21.09.05鑑賞)

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2021-12-13 Mon

2021年制作 米
監督:デスティン・ダニエル・クレットン
≪キャッチコピー≫
『最強ゆえに戦いを禁じた新ヒーロー誕生』
≪ストーリー≫
犯罪組織を率いる父親(トニー・レオン)に幼いころから鍛え上げられ、最強の力を持ったシャン・チー(シム・リウ)は、組織の後継者とみなされていた。だが、彼は自らの力を封印し、過去の自分と決別してサンフランシスコでホテルマンとして平凡に暮らそうとする。だが、伝説の腕輪"テン・リングス"を操る父親が世界を恐怖に陥れようとしたため、シャン・チーはついに封印していた力を解き放つ。
≪感想≫
大好きMCU最新作。
このコロナ禍の中、様々な映画が先延ばしにされていて。
MCUシリーズももれなく該当。
やっとこさフェーズ4第1作目となる「ブラック・ウィドウ」が先日、公開。
これからどんどん公開されていくようで。
本作は新キャラクター、シャン・チーの単独主演作品。
新たなるヒーローの誕生を心待ちにしておりましたよ!!
早速、公開初日、もっと言うと最初の上映回で鑑賞してまいりました。
さてさて。
うわぁ・・・すげぇなぁ。
どこまでいくんだMCU・・・。
本作の主人公であるシャン・チーは普通の人間。
物語や世界観は「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」的な
ちょっとミニマムというか狭い世界の中でやりくりするのかと思っていたら大間違い!!
確かに、最初は庶民的な流れでバスジャックされるあたりまでは
何となく平板なイメージで、ある意味期待通りの作品に。
ただ、ここから急展開。
中盤ぐらいから謎の村に行ってそこからは異世界ファンタジーに。
ここからは「マイティ・ソー」的な世界観。
アジア版「ソー」みたいなイメージかな。
ソーは神話的な感じでしたが、本作は魔界的な世界。
こういう空気は今までのMCUにはなかったのでは!?
今後どういう展開になっていくんでしょう。
ワクワクが止まらないっす!!!!
おいおい、マーヴェル映画よ、どこまで世界や可能性を広げてくれるんだいと。
本当に置いて行かれないようついていくのが必死です(笑)
キャラクターや演者について。
シャン・チーを演じるシム・リウさん。
正直、顔も地味で過去作もわかんない俳優さん。
どうしてもオークワフィナやミッセル・ヨー、トニー・レオンあたりに目がいってしまう。
特にケイティを演じたオークワフィナはやっぱり芸達者で素晴らしい。
彼女に関しては、さらに普通の人間なので、いきなり大活躍するのは、いくら何でも感が
ありますが、そこは彼女の魅力で許せちゃうし、「アイアンマン」のペッパー・ポッツを
彷彿とさせる。
ただねぇ・・・。
ここは物語や演出のせいもあって、やっぱりシャン・チーが魅力的に成長していく姿を
観ていると目が離せなくなってね。
「こいつ、最高かよ!!」
に落ち着くわけですよ(笑)
他にも新顔でいえばシャン・チーのお母さん役の方も初めて見ましたが美しくて◎。
シュー・ウェンウー(トニー・レオン)とのアクションも舞踏っぽくて良かった。
妹のシャーリンのルックやアクションも最高。
「ドクター・ストレンジ」に出ていたウォンや「アイアンマン2」のヴィランだった
偽マンダリンのコメディリリーフっぷりもなかなか。
アクションについて。
期待していた、スタンダードなカンフーアクションは少ししか観れませんでしたが
その分、ド派手でフレッシュなエンタメアクションを満喫。
ウェンウーとシャン・チーのバトルシーンや先に書いたウェンウーVS母親(イン・リー)の
格闘アクションはまるで雑技団や舞踏を見ているよう。
カッコいいんですが美しい。
荒々しさがなくって一つのショーとして成り立っている感じ。
もちろん、荒っぽくて男臭いバトルも大好物なんですが、これはこれで素晴らしかったです。
バスでのアクションもちょっと香港映画を匂わせていて好印象。
クライマックスのアクションに関してはこれぞMCU印と言いますか。
とにかくド派手にドッカンバッカンと。
こりゃあやっぱり映画館大スクリーン案件だぞと。
そんなこんなで。
大好きMCUフェーズ4の2作目。
ただ、前作が「ブラックウィドウ」だったので、実質、本作が
1作目と言っても過言ではなくって。
1作目にしてはとんでもなく大きな風呂敷を広げてきたなぁ。
恐らくこれがフェーズ1とかだったらピンとこなかったかも。
これまでの作品が広げてきた世界観をさらに広げてきた。
また新しい扉を開いたMCU。
今後も楽しみです!!!!
そうだ。
最後のおまけではハルクことブルース・バナーとキャプテン・マーベルが登場。
今後の展開はどうなっていくのかな・・・。
ワクワクが止まらない。
さらには、妹のシャーリンがテン・リングスを解体せずに後を継いだようで・・・。
これは敵になるってことなの・・・か???
とにもかくにもシャン・チーは「家族」のお話になりそうですね。
≪点数≫
8点
(21.09.03鑑賞)

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2021-12-08 Wed

2020年制作 米
監督:ジャスティン・リン
≪キャッチコピー≫
『空をブチ抜け。』
≪ストーリー≫
レティ(ミシェル・ロドリゲス)と幼い息子のブライアンと共に穏やかに暮らすドミニク(ヴィン・ディーゼル)の前に、実の弟ジェイコブ(ジョン・シナ)が刺客となって現れ、次々に攻撃を仕掛けてくる。かつての宿敵サイファー(シャーリーズ・セロン)ともつながるジェイコブは、ある恐ろしい計画を実行しようとしていた。彼らの陰謀を阻止するため、ドミニクはファミリーと一丸となって立ち向かう。
≪感想≫
大好き「ワイルドスピード」シリーズ最新作。
本作でもう9作目。
前作のスピンオフを含めると10作目。
もちろん全て鑑賞しています。
作品を追うごとにどんどんバカ映画(ホメ言葉)になっていっている印象。
さてさて。
少年漫画的な展開。
それこそ有名漫画のドラゴンボール的なね。
どんどん味方(家族)が増えていって、昨日の敵は今日の友的な胸熱展開にはやっぱりグッとくる。
バカ映画なんだけど、ずっと追い続けているとやっぱり気持ちも入ってくるもんで。
ファミリーの面々。
ヴィン・ディーゼルのムキムキ粗暴アクションは相変わらず文字通りワイルドだったし。
ミシェル・ロドリゲス姉さんも相変わらずカッコいいし。
バイクアクションはあり得ないんだけど素晴らしかったなぁ。
そうそう。
東京にて死んだはずのハン再登場!!
いくらなんでも、やりすぎだろう感はありますが、そりゃ嬉しいに決まってますよ。
それならガル・ガドット演じるジゼルの再登場もあり!?なのかなぁ・・・。
3作目の面々も登場。
お豆的な役割だったんだけど、何気に好印象。
最後はハン師匠とも再会できて良かった良かった。
新キャラたち。
ドミニクの弟であるジェイコブ。
演じたのはジョン・シナ。
最近観た「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」でも似たような役回りでした。
良い顔してますねぇ。
ドミニクとの肉弾戦は見ごたえたっぷり!!
そしてそして。
本作でも登場、超絶ヴィランのサイファー。
演じているのはシャーリーズ・セロン。
問答無用で大好き!!
キャラクターに関しては、ニューキャラも含め大好き。
肝となるアクションについて。
本作は何と宇宙に行っちゃったよ!!
もうねぇ・・・何でもあり(笑)
これまでも空を飛んだり潜水艦とバトルしたりとありえないバトルの数々。
ツッコミどころは盛りだくさん。
いやいや、そんなの関係ないない。
そこに映っている世界ではあり得るんです!!
最高かよ!!
磁石カーアクションもアガッたなぁ。
これまた、現実ではありえないんだけど、とりあえずド派手で見応えもあって、
観ていてすっごいテンションアガりまくり。
大大大満足。
最高かよ!!
格闘アクションも良かった。
技術云々じゃなくって、単純にパワー勝負的なプロレス的なバトル。
ドミニクとジェイコブの獣兄弟バトル。
最高かよ!!
そんなこんなで。
とりあえず難しいことは考えなくって良い良い。
頭空っぽにしてド派手なエンターテイメントを堪能すれば良いんです!!
ただねぇ・・・。
こちとら1作目から観ている訳で。
この家族、ファミリー感は観ているだけでグッとくるんですよねぇ・・・。
やっぱり最後の打ち上げシーンはねぇ・・・。
そしてラストカットの演出がこれまた粋で。
作品の中ではブライアンは生きていて、ポール・ウォーカーも生きているんだよなぁ・・・。
泣ける。
そうそう。
エンドロール後のオマケではジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウが登場!!
やったぜ!!
僕的にはロック様演じるホブスとスピンオフに行っちゃったから、もう戻ってこないのかなと
思ったら、再登場。
しかも因縁のハンとの再会!!
いやぁ・・・次回作も楽しみ!!
もいっちょそうそう。
噂ですが次回作にはブライアンが登場する!?
演じているポール・ウォーカーが不慮の事故で亡くなってしまっているので、登場はあり得ないと
思っているのですが、CGやら何やらで最新の技術を駆使して復活させる考えがあるとかないとか・・・。
正直なところ、僕的には反対なんだよなぁ・・・。
死者を冒涜とまではいかないですが、ちょっと勝手にやっている感が腑に落ちなくって。
もちろん上映されたら観るに決まっているし、楽しむに決まっているんですが、
ちょっとだけモヤモヤが残るんだよなぁ・・・。
どうなることやら。
≪点数≫
8点
(21.08.31鑑賞)

満足ならクリック!!
2021-12-02 Thu

2019年制作 韓
監督:コ・ジョンウク
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
ある晩、ヨンフン(ソン・セビョク)の妻のユジュンが殺害され、不倫関係にあったという彼の親友ジュンソン(オ・ミンソク)が逮捕される。ヨンフンはそれ以来抜け殻のような生活を送っていたが、事件から半年が過ぎたころ、ジュンソンの妻が夫の無実を晴らしたいと彼を訪ねて来る。彼女の訪問をわずらわしく感じながらも、心を動かされたヨンフンは、自分で事件の真相を明らかにしようとする。
≪感想≫
韓国映画。
奥さんを殺された親友に殺された男が、真犯人を探すっつーお話。
二転三転四転。
むむむ・・・。
結構不快な作品でした。
何でしょう、どのキャラにも肩入れできなくって。
お話の作りもあいまってなのかな。
本作は今と過去を交互に映し出していて。
タイトルの通り真犯人は誰だ的な展開なので、少しずつ少しずつ
明らかになっていく真実。
最後があるから、無理やり引き延ばしたり展開させたりしているような流れは
ちょっと強引にも感じたんですよね。
先に書いたようにどのキャラの行動にも共感できない感じ。
奥さんを殺されたヨンフンの行動も謎だし。
なんで真実を話さないんでしょうか・・・。
無実の罪で捕まっているジュンソンもなんで、洗いざらい
話さないんでしょうか・・・。
単なる調子ノリのような気がして・・・。
ジュンソンの奥さんダヨンもそう。
ヨンフンに拉致される男もそう。
みんながみんな、不可解な行動をしているようにしか思えなくって。
とほほ・・・。
最後のオチも嫌いかも。
もう一つ先の光を観たかった。
誰も救われない感じがねぇ・・・。
そんな感じで。
ただただ後味の悪い作品でしたとさ。
残念無念・・・。
≪点数≫
3点
(21.08.29鑑賞)

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