2021-11-10 Wed

2021年制作 米
監督:ジェームズ・ガン
≪キャッチコピー≫
『愛すべきクソやばいヤツら。』
≪ストーリー≫
クレイジーなハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)、最強スナイパーのブラッドスポート(イドリス・エルバ)、敵をチーズに変える能力を持つポルカドットマン(デヴィッド・ダストマルチャン)ら凶悪な犯罪者たちを集め、特殊部隊が結成される。彼らは成功すれば刑期短縮、失敗すれば即死、命令に背けば首に埋め込まれた爆弾で殺されるという命懸けのミッションに挑む。
≪感想≫
以前観たDC映画「スーサイド・スクワッド」。
僕的にはとても楽しめた作品なんですが、なかなか巷の評判はよろしくなかったようで。
MCUの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のジェームズ・ガン監督にして新たにリスタートさせた本作。
ガン監督は私生活で何やかんやあって、窮地に立たされるも見事復活。
今後も楽しい作品を作ってくれるのが楽しみです。
さてさて本作。
とにかく最高!!
めちゃくちゃ楽しませていただきました。
演出。
グロ&バイオレンスのオンパレード。
えげつないんだけどスッキリ&スカッと。
冒頭から血みどろブッシャーで脳みそパカッ。
しつこいぐらいのバイオレンスは観ていて気持ちよかったです。
あとねぇ、本作はコメディテイストもたっぷりで多少品がなくても
問題ないない。
観客をとにかく楽しませようという気概が見えてこれも◎。
音楽も素晴らしかった。
ジュームズ・ガン監督と言えば「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」でもそうでしたが、
音楽がとってもスタイリッシュでカッコ良いんですよね。
本作ももれなくそうで、所々で的確な音楽が流れていて
めちゃくちゃシビれました。
サントラが欲しくなりましたもん。
あとねぇ。
これまた所々で出てくるメンバーたちが横並びで出てくるシーン。
ビシッとキマっていて最高。
もれなく心踊りましたよ。
キャラについて。
本作は何と言ってもキャラが豊富。
名前が覚えきれないぐらいたくさんのヒーローたち。
冒頭にチームB的なヒーローたちが登場。
さぁこれからどんな活躍を見せてくれるんだ!?的な展開から
まさかのほぼ全員無残にやられちゃう。
好印象のイタチの「ウィーゼル」なんて上陸する前に溺れ死ぬ始末(笑)
わお!!
何だこの展開!?
最高かよ!!!!
ここからやっとこさ本当のスーサイド・スクワッドの登場。
ハーレイ・クインは相変わらずイカれていてとってもキュート。
ずっと見ていたいキャラクター。
そして新キャラのキングシャークことナナウミ。
こちらもキュートで、もう最高。
余談ですが声はシルベスタ・スタローンがやっていたんですって。
終盤の人間真っ二つシーンは不謹慎ながらめちゃくちゃ
アガりましたよ!!
終盤の水槽の変な生き物との友情譚からの最後の件には笑わせてもらいましたよ。
他にも水玉男だったりラットキャッチャーだったりピースメイカーだったり。
主役級のブラッドスポートも言わずもがな。
もう一回彼らに会いたいよう。
敵キャラのスターロ。
ルックは単調で気持ち悪いだけに感じたんですが、いやいやそんなことはないない。
なんだかんだで最高にアガるキャラクター。
最後のやられ方も良かったです。
そうそう。
ブラッドスポートの武器のルックが最高でした。
あのメカメカしている感じとかアガりまくり。
ここら辺の丁寧さもイカしていてこれぞジェームズ・ガン印。
とまぁ、めちゃくちゃ楽しくってノリノリな本作。
だけどもだけど。
なぜか最後の最後には泣かされたんですよね。
何でしょう。
エンタメ性爆発でグロも満載、下品な笑いやブラックな笑いに満ちた
楽しい作品なはずなのに、最後にはグッとさせられて。
これもジェームズ・ガン印なのでしょうか。
やられました・・・。
そんな感じで。
案の定といいますか、期待通りといいますか、高くしていたハードルを
あっさり越えられた作品。
恐らく今後もこのシリーズは色んな形で派生していくんじゃないでしょうか。
楽しみにしておりますよ!!!!
アメコミ映画はMCUだけじゃないんです!!!!
≪点数≫
9点
(21.08.17鑑賞)

満足ならクリック!!
スポンサーサイト