fc2ブログ
 
■プロフィール

ゆず豆

Author:ゆず豆
映画のレビューをつらつらと・・・。

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック
■月別アーカイブ

■カテゴリ
■カウンター

■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

No.1937 『工作 黒金星と呼ばれた男』
No1937 『工作 黒金星と呼ばれた男』

2018年制作 韓
監督:ユン・ジョンビン

≪キャッチコピー≫
『誰も知らなかった南と北の裏の裏の裏』

≪ストーリー≫
1992年、軍人のパク・ソギョン(ファン・ジョンミン)は北朝鮮の核開発の実態を把握するため、コードネーム「黒金星」という工作員として北に潜入する。3年にわたる慎重な工作活動の末、彼は北朝鮮高官や上層部と確固たる信頼関係を築く。しかし1997年、大統領選挙をめぐる祖国と北側の裏取引によって、命懸けで行ってきた工作活動の意味がなくなってしまう。

≪感想≫
韓国映画。

実話を基に作られたお話。
1990年代の北朝鮮と韓国を舞台に描かれたスパイ映画。

なるほど、こんなお話だったのね。
ハラハラドキドキな展開。
二転三転。
誰が味方で誰が敵なのか。
お国の状況や、個人の想い、思想で物語はゴロゴロと展開していく。

最後はそれぞれの国の信念を持った「漢」二人が、国を変えた。
こりゃぁスパイ映画でもあるんだけど、本質は「漢」たちの
友情物語だ!!

やっぱり、最後のあの再会シーンはグッときました。

しっかし、これが実話なんだからね。
純度何%くらいなんだろう。
鑑賞時や本作の鑑賞だけでは少し良くわからなかったので、色々お勉強。
その史実や背景に驚愕。
大統領選で韓国は自らの保身のために、北朝鮮に韓国に攻撃してもらうよう仕向ける。
すっごいマッチポンプ!!
国を守るべく人たちが国を窮地に陥れようとする。
こんなことが実際に起こっている、恐らく我が国日本でも・・・。
なんだかなぁ・・・。

そうそう。
韓国映画でいつも思う。
登場人物たちの「顔」が良かった。
渋みの効いたおっさん俳優の面々。
何となく観たことのある顔、顔、顔。
僕的にはやっぱり北朝鮮のリ所長が良かったなぁ。
冷静沈着なんだけど、熱き男。
素晴らしかったです。

とにもかくにも。
男臭いおじさん受けしそうな骨太スパイ友情譚。
堪能させていただきました。
もう少し歴史について探ってみよう。

≪点数≫
  8点
                                           (21.08.14鑑賞)

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

スポンサーサイト



映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.1936 『アップグレード』
No1936 『アップグレード』
2018年制作 米
監督:リー・ワネル

≪キャッチコピー≫
『復讐が、<起動>する――。』

≪ストーリー≫
近未来で妻のアシャ(メラニー・ヴァレジョ)と穏やかに生活していたグレイ・トレイス(ローガン・マーシャル=グリーン)は、突如現れた正体不明の組織に襲われる。妻は殺され、グレイは一命を取り留めるが、全身がまひしてしまう。悲しみに沈む中、ある科学者から実験段階にある人工知能チップ“STEM”を肉体に埋め込む手術を提案され、彼は受けることにする。やがて彼は体を動かせるようになったばかりか、驚異的な身体能力を得る。

≪感想≫※大きなネタバレあり
舞台は近未来。
謎の集団に襲われた一組の夫婦。
奥さんは殺されて旦那は半身不随に。
旦那は復讐のため体にAIチップを打ち込み超人的な能力を手に入れることになる・・・。

世界観やらお話やらが楽しかった本作。
この手のお話で思い出されるのがマーヴェル作品の「ヴェノム」。
これは一つの理由は後述するんですが、もう一つの理由として一人の人間の中に二つの人格がある的な。
あと、メカと人間のバディ的なお話で言うと昔、やってたドラマ「ナイトライダー」を思い出したり。
あとは「第9地区」あたりを思い出しました。

本作の世界観で言うと、近未来ということもあって未来感がとっても良い塩梅だったな。
あの車のハイテク感も楽しかったし。
一方で旧式の車も普通に走っている感じもちょっとこうリアリティがあって良かった。
他にも未来感溢れる器具の数々は観ていて楽しかったっす。

演者について。
しっかし、主役グレイを演じたローガン・マーシャル=グリーンがトム・ハーディに
めちゃくちゃ似ているんですよね。
ちょっとお話も相まって、ず〜っとその影がちらついておりました。
これが先に書いた「ヴェノム」を思い出させた一因だったのかも(苦笑)
あと、グレイを追いかける女刑事。
どこかで観たことあるなあと思ったら「ゲット・アウト」に出てた人だ!!
印象強いなぁ・・・。

本作はアクションとゴア描写が凄かった。
人外的なアクションはやっぱり観ていて楽しかったし、無敵感溢れる敵との
バトルには大満足。
グロ・ゴア描写もここまでやるかと思うぐらい。
頭部破裂描写や最初の敵をやっつける時の口を裂くあの描写。
見ごたえたっぷりでこれまた楽しかったです。

お話について。
僕敵にはラストの着地が良かった。
黒幕は誰かわからないまんま進んでいって、二転三転黒幕が変わっていく。
あの中盤のハッカーにたどり着くまでの件はハラハラドキドキさせられて◎。
最後の着地。
ネタバレですが結局黒幕はAIのステムだった訳で。
しかも、バッドエンドな終わり方。
恐らく、今後は地球はAIに乗っ取られていくんだろうなぁと・・・。

そんなこんなで。
アクション、お話、共に一定量の満足感を得られた良作。
監督はリー・ワネルと言うお方。
調べてみると「透明人間」の監督さんだ。
なるほどねぇ・・・。
ちょっと、他の作品もチェックしてみよっと。

≪点数≫
  7点
                                           (21.08.08鑑賞)

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

未分類 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.1935 『ペトルーニャに祝福を』
No1935 『ペトルーニャに祝福を』
2019年制作 北マケドニア/仏/ベルギー/クロアチア/スロヴェニア
監督:テオナ・ストゥルガル・ミテフスカ

≪キャッチコピー≫
『私だけの十字架を探して』

≪ストーリー≫
高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すずは周囲に心を閉ざし、一人で曲を作ることだけが心のよりどころとなっていた。ある日、彼女は全世界で50億人以上が集うインターネット空間の仮想世界「U」と出会い、ベルというアバターで参加する。幼いころに母を亡くして以来、すずは歌うことができなくなっていたが、Uでは自然に歌うことができた。Uで自作の歌を披露し注目を浴びるベルの前に、ある時竜の姿をした謎の存在が現れる。

≪感想≫
北マケドニア映画。
北マケドニア・・・よく分からないなぁ。
ただ、描いていることは世界的に取り扱っても良いような題材で。

冒頭、ぐうたら寝ているペトルーニャの元に、はよ起きろと
母からの督促。
無職のペトルーニャは過保護気味な母親にやれ仕事を探せだの
やれ面接では年のサバ読みをしなさいだとか過度な管理を虐げられている。
ペトルーニャを観ているとちょっと以前観た邦画「もらとりあむタマ子」のタマ子を思い出したり。

本作では色々とメッセージが詰め込まれていて。
親からの抑圧だったり。
女性の生きにくさだったり。
美醜の問題だったり。
伝統の継承についてだったり。

ペトルーニャが地元の伝統的な祭りみたいなもので、男衆だけが参加できる
十字架早取り勝負みたいなもので、女性のペトルーニャがゲット。
そこから色々と問題が出てくるのですが・・・。
むむむ・・・何でしょう。
一昔前に我が国日本でも相撲の土俵に女性が上がれない的な問題が
怒っていたような。
例えば、自分が主催者側であればそこまで思い入れがないから、そんな生きにくい
社会なんてバンバン変えてしまおうって思ったりもするんですが。
いざ、変えるとなるとやっぱりその伝統を重んじる人たちにとっては
とても重く難しいことなんだろうなぁとも思ったり。
ただ、そもそもこういった伝統なんてものは、良き風習、慣習として守られているものなのに
それが様々な人たちを傷つけたり抑圧しているって、なんか違うんじゃないのかなとも思う。
むむむ・・・。

あとさぁ・・・。
あのマスコミ女性もちょっ嫌だったかな。
なんか本質を見極めずに自分の行きたい方へ行きたい方へ持っていく感じ。
ちょっと、時折ネット等で登場する、圧の強いフェミニズムの方々を
思い出しました。
会話ができない感じとか、関わると大怪我しそうなあの感じ。
やっぱり苦手なタイプ。

何でしょう。
今作で出てくる人たちってなんか嫌な人間たちばっかりでしたね。
ペトルーニャを蔑む、面接官だったり。
十字架早取りに参加した他の男衆だったり。
司祭様も最初は良いやつなのかなぁと思ったら、やっぱり保守的な
嫌な奴だったし。
警察の人たちもダメダメ。
強いて言うなら、ペトルーニャの父親は良かった。
あと、一人の警察官。
あいつもなかなか良い奴だったな。

そうそう。
本作の何が良かったってやっぱり結末。
ペトルーニャのケリのつけ方が最高でね。

先に書いた生き辛さや苦しさ。
そんな様々な問題を一蹴するかのごとくあの着地。
ラストの着地が本当に素晴らしかった。
これまでの状況や観ているこっちに対しても痛快な回答を導き出してくれて。
それまでの伝統やら慣習やら関係ないない。
ましてや美醜やら男女云々やら関係ないない。
私は私で良いんです!!

ペトルーニャの最後の選択に覚悟とカッコよさが相まみえる。
とても印象に残る着地でした。

そんな感じで。
北マケドニアという未開の国。
もう少し調べてみようかな。
全世界に共通する問題を取り上げた、とても良い作品でした。

≪点数≫
  7点
                                           (21.08.04鑑賞)
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.1934 『37セカンズ』
No1934 『37セカンズ』
2019年制作 邦/米
監督:HIKARI

≪キャッチコピー≫
『私の「時間」が刻みはじめる。』

≪ストーリー≫
23歳の貴田ユマ(佳山明)は、生まれたときに37秒間呼吸が止まったため、手足を自由に動かすことができない。親友で漫画家のゴーストライターをしているが、自分の作品を出せないことに複雑な気持ちを抱いていた。ユマは、過保護な母・恭子(神野三鈴)のもとで閉ざされた生活を送っている。

≪感想≫
生まれる時に37秒間だけ呼吸が止まったことで、脳性麻痺となった23歳の女性の成長を描いた傑作。

生々しくて痛くて辛いんだけど、
どこか軽やかで微笑ましくもある。
それは、主役ユマを明じた佳山明さんの力強さというか、人間的な魅力が
織りなすものなのでしょう。
ルックもとても素敵で、彼女の表情が繊細な感情を見事に表していて。
冒頭の表情から最後の表情まで。
冒頭の覇気のない声も最後は堂々とした声でその成長をしっかりと表していて。
とんでもなく素晴らしかったです。
応援したくなるというか。

本作は周りの人たちも良かったなぁ。
ユマがラブホテルで出会う風俗嬢のマイさん。
ユマのメンター的な存在となり、心の支え的な存在とまでなる。
介護士のトシヤ君も最高の男でね。
正直、この二人に関しては良すぎるぐらい良い人で、
まぁこれはこれで希望に満ち溢れているし、こんな人もいるよなぁ
と思わせてくれる実在感だったので◎。
他にもアダルト漫画編集長も良い味出していて素敵キャラでした。
歌舞伎町??の人たちも基本、気のいい奴らっぽかったし。

あっ!!
マユの友達の嘘漫画家!!
あいつだけは許せん!!
友達から搾取しやがって・・・。
思い出すだけでもイライラする・・・。
しっかりと制裁を加えて欲しかったです。

お話について。
最初はユマがアダルト漫画家になるために、性への興味を持ち始める。
そこからちょっとだけ生々しいやり取りが繰り広げられるのですが、そこは
僕たちが知らない世界。
障がいを持った人にとっての性生活や、社会での立ち位置にやっぱり
色々考えさせられて。

そのまま続くのかなぁと思いきや!!
そこからまさかの展開に!!
ユマのお父さんが亡くなっているという事実。
ユマには双子の姉が存在しているという事。
彼女は海外(タイ)にまで会いに行くことに。
そこからはちょっと冒険活劇にトランスフォーム。
観ているこっちもわくわくどきどき・・・。
タイでの妹とのやり取り。
お互いが本音でのやり取り。
やっぱり、ぽろぽろ泣かされました。

一人の女性の冒険譚。
これまで箱の中に入っていたユマは自らの意思と力で歩き出す。
障がいを持っているなんて関係ない。
周りを見渡せば助けてくれる人たちもいる。

一人の人間の成長。
やっぱりグッとくる。
彼女の未来はまだまだ生き難い生活が待ち受けているかもしれない。
それでも、最後は笑っているような、凛と立っているような、
そんな彼女の姿が思い浮かびます。

とにかくベタ褒めの本作。
強いて言えば、ユマが家出をしてそのままタイに行く件。
さすがにパスポートは持っていないでしょう・・・なんて些末なツッコミか(笑)

監督はHIKARIさんというお方。
本作が長編デビュー作なんですって!!
要チェックですね。

≪点数≫
  9点
                                           (21.08.01鑑賞)
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.1933 『アメリカン・ユートピア』
No1933 『アメリカン・ユートピア』
2020年制作 米
監督:スパイク・リー

≪キャッチコピー≫
『目も眩むほどの幸福と感動の
     ブロードウェイ・ショーがいま、幕をあける』

≪ストーリー≫
元トーキング・ヘッズのメンバーで、現在はソロ活動をするデヴィッド・バーンが手掛けたアルバムを基にしたブロードウェイの舞台が評判を呼ぶ。これを受けてデヴィッドは映画監督のスパイク・リーに映像化の話を持ち掛け、本作が完成する。冒頭では、プラスティックの脳を手にしたデヴィッドが登場。人間の脳の進化や、現代社会が抱えるさまざまな問題について語り始める。

≪感想≫
ドキュメンタリー映画。
というかライブ映画。
ハイブリットな感じ。
ライブ映像に独自のカメラワークを加えた演出になっていました。

さてさて。
デヴィッド・バーンというお方は、恥ずかしながら知らなくって。
調べてみると、アメリカのロックバンド、トーキング・ヘッズの
ボーカリストだったお方のようで。
うっすら、聞いたことのあるバンドです。

そんな、デビッド・バーンが2018年に出したソロアルバム「アメリカン・ユートピア」を
ブロードウェイにてショーとして発信。
それを、以前観た「ブラック・クランズマン」等々のスパイク・リー監督が映像化したっつー感じ。

アイディア盛りだくさんの舞台演出。
見た目はとてもシンプルなんだけどとてもアイディアたっぷりで
めちゃくちゃエンターテイメントに溢れている。
演者も多種多様で一人一人が歌ったり演奏したり踊ったりと
オールラウンドで舞台を盛り上げる。
すっげぇカッコ良かったっす。

とりあえず、飽きる暇なく最後まで鑑賞。
途中途中、政治的なお話や人種問題等々に触れているのであろうメッセージが
浮かび上がって、色々考えさせられたりもしたんですが、メインとなる
パフォーマンスと熱気に、そんなこと考える暇もなくこっちもノリノリに
なっちゃったり。
やっぱり、自宅じゃなく映画館で観て良かったなぁという安堵と
もっと近くでみんなと盛り上がりたいという悔しさ。

ちょっともう一回観たいかも。。

コロナ過の中、ライブなんてもちろんできないし、みんなと
こうやってワイワイヒューヒューなんてできない中、
こんな作品を映画館で経験できたのは良かったなと。
ただ、やっぱりライブに行って肌で感じたい・・・。

コロナのばっきゃろー!!!!

≪点数≫
  8点
                                           (21.07.31鑑賞)
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.1932 『ファーザー』
No1932 『ファーザー』
2020年制作 英/仏
監督:フロリアン・ゼレール

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
ロンドンで独りで暮らす81歳のアンソニー(アンソニー・ホプキンス)は、少しずつ記憶が曖昧になってきていたが、娘のアン(オリヴィア・コールマン)が頼んだ介護人を断る。そんな折、アンが新しい恋人とパリで暮らすと言い出して彼はぼう然とする。だがさらに、アンと結婚して10年になるという見知らぬ男がアンソニーの自宅に突然現れたことで、彼の混乱は深まる。

≪感想≫
思っていた作品と違ったかも・・・。

認知症を患っている男の人を主観的に描いた作品。
内容やCMを見ていると、周りの人との関わりや繋がりを描いたハートフルな
作品に仕上がっていそうなものなのに。
ちょっとサスペンス的というか。
ミステリ的というか。
もっと言うとホラーテイストにさえ感じました。

さてさて。
先に書きましたが本作は、認知症を患っている男の視点で描かれているので、
何が現実で、何が幻想なのかがわからない。
目の前で起こっていることが次のシーンではいとも簡単にひっくり返される。
認知症になったこともないし、そもそも、その人がどう言う風に感じているのかなんて
わからないわけで。
ただ、そこに映っている人間が体験していることって、めちゃくちゃ不安で怖くって。
さっきまで感じていた自分の考えがいとも簡単に覆される。
自分にとっての当たり前が実は違っていたことだったり。
めくるめく展開に観ているこっちもクラックラさせられる。

バラバラで謎々な展開に混乱させられつつも、やっぱり一つの物語として
成立させているのはやっぱり監督の手腕なんでしょうね。
凄かったです。

演じ手について。
アンソニー・ホプキンス力大爆発。
彼は本作でアカデミー主演男優賞を獲得。
圧巻の演技とはこの事。
クライマックスの心が折れた瞬間、幼児返りするあのシーンは
本当に苦しくてグッときました。
一方、娘役を演じたオリビア・コールマンも素晴らしかったですね。
変わっていく父親と、その父親から受けるど直球の本音。
自分が父親のために何ができるのか、そして自分の人生とは振り返る
あの感じとかこれまたグッときました。

そんなこんなで。
演者の力量も言わずもがなですが、演出や構成も見事。
思っていた作品とは違いましたが、とても素晴らしい作品に出会いました。

≪点数≫
  8点
                                           (21.07.25鑑賞)
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)